3分間スピーチを聞いて【6/8】

「第三印象」を聞いて

本日は、話者が人と付き合っていくうえで意識しているという三つの印象…「第一印象」、「第二印象」、「第三印象」と、そのうちの「第三印象」のポイントについて話してくれた。

話者曰く、「第三印象」とは、長い付き合いの中での行動と結果が、他人への印象となることをいう。第三印象のポイントは、欠点をさらけ出したうえでそれを補う姿勢を見せたり、小さなことでも良い習慣を心掛けて行動したりすることで、長く継続して付き合う人へ良い印象を与え、その後もよい関係性を保ち続けられることだという。

更に、ある人と関係を築くにあたり、一番最初の一方的な印象である第一印象、会話や受け答えなどのしぐさから与える第二印象、そして第三印象と、徐々に自分が相手に与える印象に変化をもたせることで、より仲良くなれるのだという。

長期間にわたって関係を維持しようとなると、思ったように自分を出せない場面もある。しかし話者は、あえて欠点を開示することがポイントだといい、理由としては、自分の本質を出せずに相手と関係を続けようとすると、相手へ逆に不信感を持たせたり、自分自身がそのことに苦しむことになる、ということを挙げていた。

私は、第一印象や第二印象を普段から心がけているので、第三印象はあまり気にしたことが無かった。だが、確かに自分で思っている自分像と、他者から見られるときの自分像は、異なることは、多々ある。

自分と相手の印象のギャップを埋める、というと、就活の時にしばしば自己分析で行う「ジョハリの窓」を思い出す。

話者は、第一印象から第三印象まですべて大事で、優劣があるわけではないと言っていた。しかし、自分の本質をどう開示し、受け止めてもらえるかについては、今後も意識すべきだなと感じた。

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