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娘が言いました

今週小学校の卒業式を迎える、我が家の末っ子。得意なことはダンスとメイク、おしゃれが大好きで見た目はちょっと派手な女の子。ちなみに修学旅行のパジャマはドンペン。
「校則は闘うもの」
と言いながら髪を染めていたことは、彼女を象徴する姿だなあ、とは思います。

でもね、母の私は知ってるんです。
とても感受性が高く、心根の優しいことを。

ふとした時に彼女の口から出てくる言葉が、私の胸をあたためてくれることが多々あるのです。

11月ころ、そろそろコタツを準備しても良いかなあという朝、私が洗濯物をベランダに出すために窓を開けたとき。
「わぁ〜冬の匂いがする〜」と。

昨日は、出かけるための洋服を選ぶために窓を開けて外気温をたしかめながら、
「外の空気は気持ちが良いねぇ〜🌸」と。


こないだはショッピングに出かけてとある電車のターミナル駅まで乗ったとき、
窓からごちゃごちゃと線路がいっぱいあって、鉄道検車区というのかな?客車ではない車体とかも色々見えてきたら、

「こういうの見ると旅行に来たみたいだね。」
と、ウキウキしながら色々思いを巡らせてる様子。
「そうだね、いつもとは違う気分だね。」と返事をしたら今度は、
「あれー?旅行ってなんだったっけ?」と娘

(おや、どうした、それはどゆこと?)と私は思いながら
「旅だよ」って答えたら、

「あれ、それなら毎日してるよね。」と娘

(なんてステキなこと言うの)
「ホントだね毎日が旅だよね〜」

「そうだね。」とすっきり顔の娘(^_^)

なんて可愛いんだろうなあ、でもこういうところなかなか学校の先生や友だちには見てもらえない姿なんだよね、

ま、しょうがないか。私のほっこりした気持ちをみんなにも分けてあげたいけど、まだもう少し独り占めしておこう。

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