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グレイヘア、50代着こなし、柄物の選び方

50代、しかもグレイヘアの着こなしとなると、パーソナルカラー、骨格診断、と共に、柄の選び方も重要になってくると思う。

連続模様の似合う人でも、模様が水玉のような丸なのか、幾何学なのか、ストライプなのか。花柄、ボタニカルか… 柄が小さいか、大きいか。

また、模様がリズミカルな連続ではなく、大小ミックスの流れるような配置なのか、動きの激しいドラマティックな配置なのか。

柄に求めるイメージが、自分の求めるシーンにおいて、イメージとぴったりくるのか。

顔診断では、自分の顔のパーツに丸っこい部分が多ければ、円形に近い模様、顔パーツに線を感じる部分が多ければ幾何学模様が似合う、と言われる。

ただし、このセオリーがすべての人に当てはまるか、そうではないこともある。

色でも、形でも、「似ているモノを」というのは、ソレを助長させてしまうので、敢えて反対のモノを持ってきて、ソレをより際立てたたせる効果を狙ったり、ギャップの変化を楽しむ場合もある。

たとえば、ごま塩のグレイヘアで、服に灰色や濁色系の色柄が入っていると、頭だけでなく全体がグレイっぽく、ぼやけた感じ、締まりのない感じになってしまう。ちょっと派手に見えるくらいの、はっきりした清色系や、大き目の柄の方が格好良く見せてくれることもあるのだ。

中高年になると、水分、筋肉量が保てなくなりすべてが下がってくる。メイクで何とか隠せていたシミやシワが主張してくる。なので、柄の色味や形で、落ちてきたものを引き上げる!ハリや艶を足す!方にポイントを置いた方がよいと思う。

若い時は何を着ても違和感がなく似合っていた、のに。お洒落な人ほど路頭に迷いがち。

迷ったら、とにかく試着してみるしかない。店員さんのアドバイスを聞くときも、一枚着て聞くのではなく、必ず、複数比べて、どちらが、どのように似合うのか、NGなのか、プロのアドバイスを伺ってみよう。

可能なら、許可をとり写真を撮って、自分でも他人でも、客観的な目で見直すのも効果的である。

ちなみに、ほんの3センチ、丈を変えるだけでバランスよく見える場合もある、本当に気に入った服は、躊躇なくお直しに出して、ベストバランスの服をあつらえよう。

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