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獅子座として生きること。自分として生きること。

1月26日、2024年 初めての満月は獅子座で起こりました。

これからやってくる 水瓶座時代の幕開けを象徴するかのような、(水瓶座の対面にある)獅子座 から始まる 2024年。


獅子座、

それは 12星座のうち最も自分らしくあることを求める、求められる、誇り高き、熱い星座。

個として生きる『私』自身を表す、太陽 そのものの星座。


だけれど、先日 友人と話していたのは、
「獅子座って、獅子座らしく生きている人 少ないよね」 という 事実。本当にそうだと思います。

いや、獅子座に限らず『自分の星座を生きている』人って少ないのですが、獅子座は 特に顕著に少ない気がしています。


私自身 獅子座 として生まれ、獅子座を否定して生きてきました。

獅子座とは
獅子座の誇りとは

獅子座であることを 好ましく誇りに思えたことは 40年以上ありませんでした。


獅子座は、『自己表現』の星座。

自分を外に表現すること
自分自身を人に見てもらうことリーダーシップを発揮して先頭に立つこと

そのどれもが 自分とは遠くかけ離れていて、生まれながらに持っている質とは思えず、対極どころか、存在すらしていない。決して手にすることのないもの。何かの間違いじゃないですか?

そう思って ずっとずっと生きてきました。


今になって分かるのですが、
そもそも自分自身をずっと否定していたからです。

それも 誰よりも、自分自身が。

自分には何一つ 価値がなくて、
どれだけ言葉を重ね、人に訴えかけて、外に自己表現していたとしても、しっくりとくることはひとつもなくて。

私の獅子座としての質は輝くことはずっとありませんでした。40年近く経っても。

だけど 今は違います。
今は 胸を張って言える、自信を持って

私が獅子座だ
私こそが獅子座だ

と。

私は、獅子座であること、
獅子座として生きることの誇りを取り戻したのです。

それは 「ちゃんと 自分を表現することを覚えたから」とか「自分にふさわしい表現をする技術を身に付けられたから」とか
そういうことでは 決してありません。

私は、『自分を表現する』という枠に、
私自身を収めていることに気づいたのです。

自分を表現することって こういうことだよね
言葉とか アートとか、獅子座らしさとか

違う。

獅子座として生きること、
それは自分自身が太陽そのものだとして生きること。

誇り高い存在として、自分たちの人生を全うすること。
何かをするとか うまくいくとか上手に表現するとか、分かりやすく言葉で伝えるとか、そういうことでは決してなく。

今 息を吸い 息を吐き、
まばたきをして 外の風を感じて、
笑い、泣き、お茶を飲んでいて ───

その所作 の一つ一つ、
その体の動き その エネルギーの動きやゆらぎ、 
人と交流するエネルギー、
エネルギーを交流させること。。

その一つひとつは、この世に 他にひとつとして存在していない、唯一無二のもの。

その1つ1つが すべてであり、
ここにある すべての存在が、私だったのだ。

『私』という自己を表現する、ひとつであり
すべてだったのだ。


ライオンキングの言葉がよぎります。

"思い出せ、自分が何者なのか"

シンバの父、先代の王ムファサは 若き王、息子であるシンバに、死してなお 語りかけるのです。


ムファサは一度たりとも「王になれ」とは言いません。シンバに、「よい王とは」の背中を見せてくれますが、「王になるか/ならないか」などの選択肢は皆無。
いつだって「(王になのは当たり前で、そのあと)どう"在る"か?」を問うてくるのです。

『ぼくは お父さんみたいな 立派な王にはなれない』
自信を失い、王である資格などない と自分を責めるシンバ。

だけど、
資格が ある/ない とかの次元ではないのです。なぜなら 生まれたその瞬間から、シンバは王だったから。

私たちが 生まれながらに人間であり、人間であることを止められないのと同じ。
(石仮面があれば人間をやめられますが、それは余談です。笑 ジョジョの奇妙な冒険より)

人間であること、
獅子座であること、
王であること、
『わたし』であること。


「思い出せ」
そして
「忘れるな」


─  I CREATE  ─
(私は 創造する)

獅子座のテーマです。

それは、
『私の人生を創造していくのは、私自身である』
という 人生を切り開こうとする誇りであると同時に、
『私が存在する そのことが、もう創造なのだ』、
という確信。

『もうすでに私は創造している存在である』
『私の存在そのものが、私を表している』

獅子座がその誇りを取り戻せた時、
私たちは輝こうとしなくても、もうすでに輝いていた ということに気づきます。 


太陽として 光を発する必要はない。頑張って発そうとする必要もない。

もうすでにあなたが太陽 そのものなのだから。

『思い出して』ほしい
そして
『忘れないで』ほしい

私もあなたも、誇り高き 唯一無二の光り輝く太陽 そのものだということを。

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