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フルフレックス・フルリモートってどんな制度?を詳しく紹介します。

この記事は、2020年2月4日に執筆し、加筆・修正を加えたものです

みなさんこんにちは!
記念すべき1記事目をたくさんの方に読んでいただけて嬉しい佐々木です。

もう2月。
はやいですねー(いつも言ってる気がしますがw)

さてさて今回は、ColorfulWorksでワークスタイルを語る上で欠かすことのできない制度、フルフレックス・フルリモートのお話をしていこうかなと。

フルフレックス・フルリモートってどんな制度?

弊社が2019年7月、昨年の7月より全社展開したフルフックス・フルリモートについて、そもそもどんな制度なの?
今回はそれについて書いていこうと思います。

フルフレックスとは・・・
労働開始時刻、終了時刻を個人の裁量で自由に決めることが可能(コアタイムなし)

<実際の利用例>
・朝早く出社し、夕方早めに退社
・私用で役所に行ってから出勤
・子供の登園で時間がかかって遅れて出社/子供の急な発熱で早めにお迎え
・夕方の商談後、オフィスに戻るのではなく、一度帰宅してから家で残作業を行う(リモートワークとの組み合わせ)
・深夜のサービスメンテナンス翌日の昼から稼働

フルリモートとは・・・
就業場所を自由に設定し、オンラインでの勤務が可能(日数制限なし)

<実際の利用例>
・朝の満員電車を避けて午前中は自宅勤務し、午後から出社
・電話面談やオンライン面談がメインの日はリモートで作業
・休日と休日の間の平日稼働を実家から行う
・コワーキングスペースで稼働
・地方カンファレンスに参加し、地方から稼働

制度の呼び方
この2つを、略して「フルフレ・フルリモ」と社内では呼んでいますw
呼びやすいですね。

多くの社員がこの制度を活用しています。
フルフレ・フルリモがあるからこそ、クラウドワークで仕事ができている!という人も多いです。
ColorfulWorks内で実際の活用例をお伝えしていく予定。
お楽しみに!

フルフレックス・フルリモート 運用ガイドライン

それでは運用ガイドラインを。

考え方
・ルールを極力廃し、各チームで運用する自己組織化した働き方とする
・上長は性善説に基づきチームへ本制度の運用を託し、チーム自身によってチェックと改善ができるように導く
・制度は働き方の選択肢を提供することであり、福利厚生や権利ではない

ポイントは、フルフレ・フルリモは「福利厚生」「権利」ではないということ。
あくまで仕事をするための手段・手法、という考え方。

効率的に業務をする為の手段の提供、それがフルフレ・フルリモなのです。

だから「フルフレ・フルリモの働き方があるからラクでいいな」というのは少し違って、業務を遂行する上で最適な時間や場所は、オフィスに縛らなくても、就業時間(コアタイム)に縛られなくてもいいよね、という考え方なんです。

出社するよ
リモートするよ

これは「同じ手段」ということになります。

でもチームで動いているのでチームMTGは決まった時間にある。
当たり前のことですが、原則参加が必要なMTGには出席する。
その結果、こんなことになります!

会議室で、出社しているメンバーとリモートのメンバーが、当たり前のようにコミュニケーションをとる。
クラウドワークスではよくある光景です。

リモート環境でも快適にコミュニケーションをとるために、プロジェクトが動いてたり、実際に取り入れて運用している例もたくさん。
このことは次回お伝えしようと思います。
お楽しみに!

制度開始までのフロー

1.ルールの確認(勤務規程・勤務ガイドライン・情報セキュリティガイドライン)
2.ルール理解度テストを受験(満点が必須)
3.勤怠システムにて、打刻時の位置情報取得を有効にする
4.テスト結果の申告と、主なリモート場所の登録申請を行う
5.所属部門長、関係部署(情報システム、労務、人事)の承認
6.利用開始

リモートを始める前に、全メンバーが制度を使うためのルールを理解するようにしています。
原則運用ルールは各チームごとに任されていて、日々アップデートされています。

利用開始後も積極的に利用

実際の利用状況はどうなのか。
「制度はあるけれどあまり使われていない」のではなく、「制度を全社で積極的に利用している」というのが現状です。
(制度はあるけど、あまり利用されていないケース、ありますよねw)

それゆえ、天災や有事の際も、前日に全社連絡で「リモートを推奨します」ということができる。
2019年9月、関東に大きな被害をもたらした台風の際の対応の様子を、私のnoteに綴っていますので是非ご覧ください。

日頃から積極的にフルフレ・フルリモを利用しているからこそ、この日はほぼ通常と変わりなく業務ができ、MTGもオンラインで実施できました。
(一部面接や来訪いただく方にはリスケいただきました)

全社展開する前のお話

こうしてカタチになってきたフルフレ・フルリモ。

最初はエンジニア、デザイナー、プロダクトオーナー、マーケティング担当などが在籍する、クラウドワークスのサービスを作っている事業部で3か月間かけて検証が行われました。

チームごとに運営ルールを考え、ルールの見直しを定期的に行ってきました。
その詳細を、以下記事にて書いていますので是非ご覧ください。

そしてこの取り組みを通じて
・社員が採用候補者を紹介する「リファラル採用」に参加する社員が導入前の18倍に
・スキルの高い子育て中のエンジニアや、海外在住デザイナーの採用に成功
と確実な成果を得られました。

進化

この記事を見ると、当時「課題に思っていること」が1年の時を経て解決しているものも多くて進化を感じてますw

我らHSでも積極的にフルフレ・フルリモを活用する中で・・・
・付箋を行っていた振り返りやアイディア出しを、Google Jamboardを使用するようになって、リモートメンバーと社内メンバーが同じ情報をタイムリーに共有できるように。
・社内常時接続のテレビ電話会議を設置することでリモート環境と社内の温度差が軽減。気軽に話しかけたり、簡単なbabubabuができるので、リモートする人も社内にいる感覚に。コミュニケーションコスト削減にもつながっている。
他にも工夫を色々しております。

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リモートと社内でMTGしている様子

そもそもなんでフルフレ・フルリモを取り入れているの?

クラウドワークスはビジョンに「働き方革命」を掲げています。
“働く”を考える企業として、クラウドワークス自体が新しい働き方を実践すべく、また、多様な働き方を私たち自ら実践することで、自社サービスの改善・新規事業創出に繋げることを目的にスタートしました。

リスクがあるんじゃないの?
本当に個人のパフォーマンスが上がるの?
本当に仕事しているか分からないし・・・
生産性上がる?

こういう声はたくさん聞きます。
でも「リスクや課題があるからやらない」ということではなく、「働き方改革」を進めるために「どうすれば課題を解決できるのか、実現できるのか」を考えていく。
これが私たちの役割なのではと^^

「こんな取り組みをして、これだけの成果が出たんです」ということを体現していく。

ColorfulWorksでは、フルフレ・フルリモの「リアル」を発信していきます。
実際に使っているメンバーの例は勿論のこと、仕組を作っている労務側の目線でも記事を発信予定です。
ご期待ください!

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