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全ツに参戦する皆さんへの「お願い」

乃木坂の、夏が来ます。

全ツ、つまり「乃木坂46 真夏の全国ツアー2021」のチケットをお持ちの、参戦予定の皆さんにお願いです。

いつもの1000倍、楽しんでこいよ!! 約束だぞ!!

今年の全ツは、めでたく2年ぶりの開催ですがしかし、憎き感染症のせいでいまだ限られたキャパ、限られた入場者数での実施となります。それでもファンとともに(「有観客」っていう言葉は嫌いです)ライブを実施する決断をした乃木坂運営チームの皆さんは賞賛すべきですが、それでも、声を出せないことと合わせて、キャパが小さいことはやっぱりとっても残念です。

さすがにそのキャパでは、今の乃木坂ちゃんの人気には全く追いついておらず、どうやら多くの皆さんがチケット落選通知を受け取っているようです。例に漏れず私も1枚たりとも取れませんでした。(今のところ。名古屋福岡、そして東京ドームはまだあきらめてへんで!)

表題につけた画像は、2017年の大阪公演の時のもの。2017年の会場は、ちょうど明日から始まろうとしている大阪城ホールでした。つまり、今年の開催規模は、あの東京ドーム公演前の、乃木坂46人気爆発前夜の気配漂う2017年の全国ツアーと同じ規模なんです。

あれから4年。乃木坂ちゃんはどこまでも大きな存在になりました。常にテレビで見るようになりました。レコ大も2回取りました。嵐に次ぐ2位の動員力を誇り、国民的アイドルと呼ばれるようにもなりました。たくさんのメンバーが卒業もしました。けれど、素晴らしい新メンバーとも出会いました。4年前とは比べ物にならないくらい、たくさんのファンを幸せにしています。

あなたの手元にあるそのチケットは、そんな乃木坂ちゃんの、超プレミアライブへの参戦チケットなのです。

チケットを持っている皆さんは、必死の思いでチケットを申し込んだが手に出来なかった我々と、何らかの都合で参戦は出来ないが乃木坂ちゃんたちを愛してやまない皆さんと、ライブは好みじゃないけどやはり乃木坂ちゃんたちを愛する気持ちは負けない皆さんと、ついでに、オタ卒して「そういうえば○○ちゃん、今でも元気にやってるかなぁ」と思っているくらいの皆さんの分も足してもいい、そんなみんなの、乃木坂ちゃんへの愛、情熱、心意気、思いやり、そして参戦できる皆さんへの妬みもちょっぴり添えて、それを全部、余すところなく、乃木坂ちゃんたちに届けてきてください。会場が溢れてしまうぐらいいっぱいの愛で、乃木坂ちゃんたちを包み込んであげてください。約束です。


乃木坂の、夏。それはただ、夏にライブが開催されるということではなく。

ライブに向けて毎年の思い出に残るTシャツを買って。ペンライトのための単4電池を調達して、ライブの途中では絶対に電池切れしたくないので全部新品に入れ替えて。久しぶりに引っ張り出したチケットホルダーに残る、前回のライブに思い出を馳せながら、どんな曲にも対応できるように推しメン以外のペンライトカラーも復習して。明日はどんな素敵なステージに立ち会えるんだろうか、推しメンとは目が合うだろうかとか考えて、遠足前夜の小学生みたいに寝付けなくなって。当日、一張羅を着るような心持ちで新品のライブTシャツに袖を通して、でもちょっと恥ずかしくなってカーデガンを羽織って。電車に乗って、だんだん会場に近づくにつれて、若い人が話していると乃木坂の話してるんじゃないかと思ってみたり、気づいたらライブTシャツの人たちがちらほら居たりして。最寄りから会場に向けて、高ぶる感情を抑えながら、生写真交換の人たちを横目に歩みを進めて。まだ開場すらしてないけど、抑えきれなくて事前に買ったはずのグッズ販売の列に並んでグッズを買い増してたりして。照り付ける日差しに大汗をかきながら、それでも「俺たちの夏が来たぜ」感が勝って爽快でたまらなくて。開場して真っ先に入場して自分の席に向かったら、まあまあ悪くはないけどやっぱり広いから今回もステージは遠いな、と乃木坂ちゃんの人気の大きさがちょっと恨めしくなったりして。席についてみたものの、そわそわが抑えきれず宛てもなく席を立ってスタンドを一周してみたり、売店でジュースを買ってみたり、でもあんまり飲むとトイレ近くなるからとセーブしてみたり。場内で流れるoff vocalに合わせてバレないようにステップを刻んでみたり、1時間半前に何か映像が始まったので「おぉ!」と思ったけどモバメの宣伝だったり。そうこうしてるうちに隣の人が来て、同い年ぐらいっぽかったので話しかけようかどうしようか迷ったりして。とかモジモジしてたら自分と同じ推しタオルを鞄から出してきたから、思わず話しかけてみたら意気投合しちゃったりして。話し込んでたらあっという間に10分前になって、席がだいたい埋まって、独特の興奮がうずまくライブ会場に鳥肌が立って。何か言うわけじゃないけど「じゃあやりますか」みたいな感じを一人で演出しながら羽織っていたカーデガンを脱ぎ、推しタオルを首に巻いて。影ナレに耳を澄ませて、注意事項に合わせてあわせて最高の「はーい!」を叫んで。会場中がこれから始まる最高のお祭りに期待が充満して。気づけば開演時間が来て、それでも始まらなくて、もうソワソワが最高潮に達して、いてもたってもいられなくなって、ドキドキ、わくわく、そして、ついに会場が暗転!

乃木坂の、夏が来ます。

最後に、飛鳥ちゃんの、8thYearBirtdayLiveにおける最高の口上を添えて本稿を終わります。

 こうしてみんなのバースデーを、ここにいる皆さんと、映画館の皆さんと、そして会場に来られなかった皆さんとも、気持ちは一緒なので、みんなでお祝い出来て本当にすごく幸せです。ありがとうございます。
 これからも、どんどん乃木坂46は、変化を強みに、みんなで一つになって頑張りたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!

乃木坂ちゃんを愛する全てのファンの皆さま、全力でこの夏を盛り上げましょう!