【読書感想文】Think clearly
読んだ目的
帯の「この複雑な世界を生き抜くための、鮮明なる指針」という言葉に惹かれました。より良い人生、よりよく生きるとはどういうことなのか。自分の生活に漠然とした不満を抱えていたので、自分の生活で改善するべきことを見つけたくて読むことにしました。
印象に残ったこと1 自分がどうしたいか
全体を通して「自分」をしっかりもち、「自分」を大切にする、ということが伝えられているように思いました。
例えば
「人が幸せを感じるかどうかは目標を達成できたかどうかで決まる」
「ありのままの自分を見つめるために日記をつけ、時々読み返す」
「自分の信条にそった行動をする」
「周りがどう思うかは自分で思うよりずっとどうでもいいこと」
など、自分自身の人生に集中して、自分の見つめ、自分で思うように行動するべきだ、というメッセージが本全体を通して書かれているように思いました。
印象に残ったこと2 能力の輪
次に、印象に残ったのは「能力の輪」。自分に不足している能力に不満を感じるのをやめる。
自分の能力の輪を意識しながらキャリアを築くことはいい人生を送るコツの1つ、とも書かれています。それは、無闇に広げなくてもいい、輪の境目を越えないように仕事をする。
輪の内側でなら思い込みや考え違いに対しても適切な対応措置がとれる。一つの分野で抜きん出ていればいい。あれもこれもはできない。だから自分に不足している能力に不満を感じるのをやめるべきだ、ということだそう。
この能力の輪の中で、自分の専門分野をさらに深く追求する必要がある、専門性は欠かせない、ともありました。
一つに特化すること、というのは武器になるということを学びました。
自分の生活に生かすこと3つ
①自分の信条をはっきりさせること。すぐにはできないけれど、人生の大きな目標をもつこと。落ち着いて考えてみたい。
②周りの評価を気にしすぎないこと。私はすぐ人にどう思われているかを気にしてしまうので、そこから少しずつ脱却すること。
③専門性を深めること。自分の能力の輪を意識し、その中でもっと深めていくこと。そして、輪の外側のことは周りと連携して行うこと。
まとめ
この本は
「自分がどう生きていきたいかをまず考える」
ということ、それをどう考えるかを教えてくれた。と思う。52章の中にはきっとそれぞれの人に新しい考えをもたらしてくれる章があるはず。
それにしても、読書したことをアウトプットするのは難しいーーー!!!
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