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【読書感想文】「質問力」ってじつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。

下らない前置き

久々の読書感想文です。もともとは樺沢紫苑さんのアウトプット大全を読んで、学んだことをアウトプットしたくて始めたnoteでしたが、最近はiPadのことや、毎日感じたことなどを記事にしてばかりでした。それもアウトプットといえば、アウトプットなのかもしれませんが。

というわけで、今回は久々の読書アウトプットです!

読んだ本は↓こちらです。

想像と違った「質問力」

購入した時はほとんどジャケ買いだったので、どんな内容かは家でじっくりみて初めてわかりました。私は仕事で研修を受ける機会が多くて、その時に質問したいなって思っていました。質問できるということは、自分の中で研修内容がそれなりに理解できていることなんだろう、と思ったからです。

でも、この本の「質問力」はそういう講義での質問にも応用できますが、基本的にはビジネスでの一対一、もしくは少人数での対話に役に立つものでした。

「質問力」がどうビジネスに生きるか

ビジネス上もっとも大切な「対話」をしながら、自分の仕事を有利に進める力が「質問」にはある。

ただ聞いているだけではなく、質問をしながら対話をすることで、相手のさらなる意見を引き出せたり、自分に有利な立場を確保することができたり、自分に有益な情報を得ることができる、と書かれていました。

受け身ではなく、能動的に話を聞かないと質問できません。もっと知りたいと思う気持ちがなければ質問できません。本書にはそのためにはどうしたら良いか、ということがたくさん書かれていました。

学んだこと1 アイコンタクト

一番印象に残った部分があります。

自分の反応を相手に伝えるために最も大切なのが「アイコンタクト」です。1相手におへそを向ける 2あごをまっすぐ上にあげる 3肩の力を抜く。(中略)そして、大切なところになったら、相手の鼻の頭を見て話すこと。

興味をもって聞いている、と相手に分かってもらえるためにはアイコンタクトが重要。ただ、目を合わせるだけではダメ。あまりじっと目を見すぎると相手が萎縮する、というのはすごく勉強になりました。実は、目をみて話すのが苦手で、どうしたもんか、と思っていたのですごく勉強になりました。

学んだこと2 ポポネポの法則

本書では質問の型など、質問するためのノウハウがたくさん書かれています。ですが、私が自分に生かせるな、と思ったことがポポネポの法則です。

話すとき、ポジティブな話を2回続けた後に、ネガディブな話を一度入れる。そして最後をポジティブでしめる。

これがポポネポの法則です。私は仕事では後輩と話すことが多いので、とても参考になりました。ポジティブなことから話した方がいいというのは分かっていましたが、具体的に教えてもらえて出来そうな気がしてきました。

まとめ まずは「聴く」ことから

話をまずしっかり聴く「傾聴」ということに結構ページを割いて説明していました。やはり聴くことから始まる。それは交渉だけでなく、普段の仕事で同僚や上司、後輩と話すときに十分に役に立つことだと思いました。まずはしっかり聞いてから、自分の意見を言う。私は自分の主張をしてしまうことも多いので、自分を振り返り、まずは聴く姿勢を大切にしていきたいと思いました。

想像した「質問」と違いましたが、本書で学んだ「傾聴」を研修でも行うことで、きっと質問が生まれてくるのだろうと思います。この手の本は読んだことがなかったのですが、自分の仕事での同僚との関わり方などを見直すいい機会になりました。


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