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【読書感想文】人類がもっと遠い宇宙へ行くためのロケット入門

昨日久しぶりに、本屋さんに行きました。欲しい本が決まっているときは、Amazonやhontoで購入するのですが、それとは別に本屋さんをブラブラして本を探すのが好きです。

Amazonやhontoの「おすすめ」では紹介されない出会いがあるからです。あと、結構表紙にひかれて「ジャケ買い」や「帯買い」?するのが楽しいです。

というわけで、そんな時に見つけた一冊。パラパラと見たらすごく面白くて、本屋に併設されているカフェで一気読みしてしまいました。

1 様々なロケット、宇宙機、人工衛星の違いがわかりやすい

イラストや簡潔な文章でわかりやすく説明してあります。宇宙には様々な人工衛星などが飛んでいます。それらをわかりやすく説明してくれています。特に、人工衛星については高度の違いやGPSのしくみなど、丁寧に説明してありました。

2 多段式ロケットについて良くわかる

宇宙にものを運ぶロケット。ロケットのエンジンやしくみ、なぜ多段式なのか、ということがめちゃくちゃわかりやすかったです。多分今までで一番わかりやすく、ぼんやりわかっていたのが、クッキリハッキリ分かりました。

3 宇宙開発の未来がわかる

月を周回する宇宙ステーションを建設する未来の話を興味深く読みました。月から資源を得て物をつくる、という発想があるというのが驚きでした。そこを起点にさらなる新宇宙へ人類が旅立つ未来予想図を、自分なりに想像することができました。

4 この一冊で今の宇宙開発とこれから目指していることがわかる

とにかく、この一冊を読めば宇宙、人工衛星、宇宙ステーション、ロケットなど、今まで行われてきた宇宙開発のことが分かります。ロケットについてはかなり詳しく説明されていて、これを知って打ち上げを見ると、さらに面白いのではないかと思いました。

また、これからの展望も書かれているので、宇宙に関するニュースを聞くのがこれからもっと楽しみになりました。

多分中学生くらいの子供たちが読んでも、分かりやすいのではないかと思います。小学生にはちょっと難しいかな?

久々に私のような物理が苦手で敬遠しがちな人でも、わかりやすく書かれている本に出会えました。

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