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言葉のシャワー

言葉のシャワーは
絶対
残っている!!


先日
6歳の子どもさんの
体験レッスンをさせていただきました。


きっかけは
お兄さんがレッスンを受けられていたこと。
弟さんもそのときから
存じていました。


彼は、お兄さんと一緒にレッスンに参加しても
「大好きなお兄さんと一緒が嬉しい❤」ようで
日本語はそんなに活動的ではありませんでした。


年齢差もあるので
お兄さんと一緒の活動は
当時は難しかったです。


お家の方のご希望もあり
弟さんは「ご本人が学習したい!」という気持ちになるのを
待つこととなりました。
(私も全く同感でした。)


時を経て、先日
弟さんとだけの
体験活動をすることになりました。


(お家の方との作戦を立て
弟さんだけの体験レッスンがどうなるのか
私たちが様子をみた、という感じです。)


1回〇十分という方法ではなく
10分程度を5日間することにしました。


内容は
・ひらがなの文字(カード取り)
・指書き
・物当てクイズ


初日のレッスンでは
弟さんはやる気がとても感じられました。
(お兄さんはいないから)
「自分1人でがんばる!」という気持ちが伝わりました。


自ら指を動かして文字の形を捉えたり、
自分で答えたい!と前向きな姿勢を見せたり、
積極的な場面がたくさん見られました。


2日目は、昨日の流れが分かっているからか
安心して取り組んでいる様子でした。
知っていることばも積極的に話していました。


3日目は
初日に学んだ「あいうえお」の文字を
全部読めるようになっていました。
文字の書き方も所々私の真似をして
上、下などの言葉を言っていました。


4日目は
お家の方のご要望で
2日分を合同でしました。
(つまり、4日目分と5日目分を1度にしました。)


2倍の量になるので
場合によっては、午前と午後で時間を分けるなど
考えていたのですが
一気にレッスンをすることができました。


途中で体を動かす息抜きをしたり
クイズを挟んだりはしたのですが
飽きることなく30分ほどを過ごしました。


とても嬉しかったのは
私が言うのを繰り返す行動が
単語から文章に変っていました。

・上から下に~
・丸を書いて~
・跳ねます

文字の特徴を伝えているのですが
それをそのまま真似ていました。


先述のお兄さんも
私と初めて出会ったころ(当時6歳)は
日本語は全く話せませんでした。
レッスンが進むについて
徐々に日本語を話す言葉が増えてきました。


でも
弟さんは、お兄さんと比べると
日本語を聞く割合は少ない。


だれもが同じだと思うのですが
第1子は、
お母さんと二人の時間があり、
その間は日本語をお母さんも話されるので
日本語の時間があるでしょう。


でも
第2子以降は、
上にご兄弟がいるから
現地語でのやりとりがお母さんも増えるのは当然です。
姉妹・兄弟間でも現地語でのやりとりが触れるから
日本語時間の割合がどうしても少なくなってしまう。。。


多くのお家の方も悩んでいらっしゃると思います。



浴びたシャワーは必ず覚えています❣


でも
弟・妹さんも
日本語シャワーは必ず浴びています。

(例え、ご本人は話さなくても。)



シャワーをたくさん浴びているから
たった10分のレッスンを3回しただけで
日本語【文】もマネできる。



今回の体験レッスンで
そう、確信しました。



初回や2日目の体験活動とちがい
最終日は無意識に
「日本語学習」と
私は言っていました。



弟さんのこれからが楽しみです♪



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