18.🦒ずっと行きたかった場所
久しぶりの投稿になってしまいました。
5月も半ばに差し掛かって参りましたが、みなさん体調はいかがでしょうか?
無理せず、5月を乗り切っていきましょう!😊
私は先々週と先週に、ずっと行きたかった場所に行ってきました!
長崎に来られた方はぜひ足を運んで頂きたいおすすめスポットなので、今回はそのことについて書こうと思います!
①バイオパーク
一つ目は、バイオパークです。
バイオパークは長崎県の西海市にあるたくさんの動物たちと間近で触れ合える動物園です。
カピバラの露天風呂や「泳げなかったカバのモモ」が有名です。
ここでは飼育している動物のほとんどに餌やりをすることが出来ます。
マーラ、クロキツネザル、フラミンゴ、カピバラ、リスザル、カンガルー、ヤギ、ミーアキャット、アライグマなどなど。
他にもたくさんの動物たちと触れ合えます!
動物園といえば、檻に入った動物達を檻の外から眺めるのが一般的ですが、ここは違います。
檻がほとんどなく、野生のように伸び伸びと生きている動物達を見ることができます。
崖の上にラマの群れを見た時は、その景色が日本のものではないようにも思えました。
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私は今まで動物達に触れる機会があまり無かったので、どう触れ合えばいいか最初は戸惑いました。
ですが、餌を持っていると動物達の方から近づいてきてくれて、すぐに動物達の可愛さとあざとさに集中することができました笑。
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バイオパーク出入り口の隣にはPOW(ペットアニマルワールド)という建物があり、そこでも犬、猫、オウム、フクロウ、ウサギ、モルモット、亀など多くの動物と触れ合うことができます!
動物達の自由気ままな姿を見たい方、至近距離で動物たちと触れ合いたい方。
ぜひバイオパークに遊びに行ってみてください!
②如己堂
如己堂は、原爆投下後の長崎市浦上の人々の命を守る為に奔走した医学博士「永井隆」の終の住いです。
第二次世界大戦当時、彼は、長崎医科大学の放射線学の助教授として、診療、医学研究、軍医としての従軍など医学的観点から勢力的に地域に貢献していました。(後に教授に就任しています)
しかし彼は職業柄多くの被爆をしていたことが原因となり、白血病を患い余命3年と宣告されてしまいました。
その2ヶ月後にアメリカが投下した「ファットマン」により長崎は被災し、自身も大怪我を負いながらも長崎医科大学での救護活動に尽力しました。
このように自己を犠牲にしながら、人命救助に励んだ永井博士のために、浦上の人々とカトリック信者仲間によって作られた建物が如己堂です。
如己堂という名前は、永井博士が「己の如く隣人を愛せよ」という意味を込めたことに由来します。
彼はこの2畳一間の一室で、闘病生活を送りながら執筆活動に励み、「ロザリオの鎖」「この子を残して」「生命(せいめい)の河」「長崎の鐘」などの作品を遺しています。
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当時の人々は窓の奥で闘病生活を送る永井博士を見て、
何を思ったのだろうか。
https://www.at-nagasaki.jp/spot/127
私は、如己堂を窓から眺め、2畳という狭さに驚きました。
人が一人、横になるのもギリギリなほどの一室で、時には床に臥し、時には机に向かい、時には子供達との時間を過ごしたのだろうかと思いを馳せました。
ここで私は、重大なミスを犯したことに気づきました。
隣の永井隆記念館に立ち寄ろうと思ったのですが、財布を忘れていたのです。
入館券の購入は、現金のみだったため、今回は入館することを断念しました。🥺
しかし、とても珍しい桜を見ることができました。
如己堂のすぐ側に生えていた一本の大きな桜の木。
小さな看板が建ててあり、見てみると「永井博士の出身地、三重県三刀屋町から送られた珍しい緑の桜」とのこと。
私は、緑の桜を一目見たかったなぁと、5月半ばの陽気の中青々と茂る桜の木を見上げました。
すると、たった一輪だけ、奇跡的にまだ咲いているのを発見しました。
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貴族の着物のように美しい色の花を咲かすことから「御衣黄(ぎょいこう)」とも呼ばれたこの木の奇跡の一輪を見つけることができ、私は先ほどのしょげた気持ちを一瞬で忘れることができました。
永井隆記念館にはまた伺うとしよう。
一期一会の今日この日に、美しい桜に出会えて良かった。
そう思い、私は如己堂を後にしました。
長崎の街には至る所に、さりげなく看板が建ててあります。
その一つ一つに「ここは過去に坂本龍馬が訪れた場所です」とか「この山の斜面に多くの防空壕が作られていました」など、その場所に纏わる豆知識が書かれています。
長崎に来られる際には、ぜひ道端の看板にも目を向けてみてください!
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