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【ヌメロン】CS連続入賞!新規カードで超強化!ワンキル&制圧!?Dフォースヌメロン解説!〜2021年7月9日追記〜

はじめに

こんにちは、からふるです!

今回は6月12日に新たに発売されました「ANIMATION CHRONICLE 2021」にて大幅な強化を受けました、「ヌメロン」デッキの解説となります!
ちなみにこちらのパック発売後、2週に渡りCSに参加し、連続入賞する事が出来ました!

ー6月13日使用ー

ー6月20日使用ー

どちらの構築にも新たにアニメーションクロニクルで追加されたカードを使用しており、これにより今までよりも大幅に強化され、連続し結果を残すことが出来ました!

今回の記事では、新規カードを交えた新型ヌメロンについて紹介や、新たな環境におけるヌメロンの構築・プレイ・プランについてお話したいと思いますので、是非ご覧下さい!

ヌメロンの利点

このデッキの利点として、まずやる事が明確化されている為、プレイが非常に簡単である事が挙げられます。
基本的には後手からのワンキルを目指しプレイする為、相手の動きを見てから後手で捲るカードが多く、手札誘発もガンマのみとなるので、他デッキで見られる複数の誘発を抱えた際に、どこにどの順番で当てるか等難しいシチュエーションも少ないです。その為、初心者の方や復帰したての方から扱いやすく、練習を重ねれば今回のようにCSにて結果を残すことも可能なパワーも秘めています!

そして構築面では自由枠の多さから環境によって選択するカードによって様々な環境に対応する事が出来ます。
今回は純構築ですが、他のテーマと混ぜたりして自分なりの構築やアレンジをする事も可能です。
今回の解説ではCSや大会環境を軸に考えた記事となりますが、ヌメロンならではのプレイや構築なども様々記載していますので、是非最後までご覧いただけますと嬉しいです!

今環境における構築の考え方

前環境までは、鉄獣十二獣が非常に強力かつトップシェア率を誇っていましたが、今回の制限改定にて十二獣の主役とも言える「十二獣ドランシア」が禁止カードとなり、それに伴う形で鉄獣十二獣は大幅な弱体化を受けることになりました。
構築においては、十二獣が弱体化を受けた事により、鉄獣戦線の構築は「純鉄獣」「LL鉄獣」と言った形が主流となりました。
そして弱体化した鉄獣とはうって変わり、規制を免れ前環境から変わらずデッキパワーを持った「電脳界」「コードトーカー」「ドラゴンメイド」と言ったデッキが今環境ではシェア率を伸ばす傾向がありました。その為、新制限後の構築ではこれらを意識に構築に着手しました。

個人的には構築の主軸を鉄獣対面の意識から、電脳界とドラゴンメイドを中心に意識した事により、今までよりもこれらのデッキに対して有利を取りやすくなった事。VFD&朱雀の上からでもワンキルがしやすくなった事など、大きな変化を遂げていると思います。

使用デッキレシピ

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こちらが朝霞杯にて使用し個人6-0-2だった新制限後の構築となります。
デッキの括りとしては、純ヌメロンとなり、後手からワンキルを目指す構築になっています。しかしながら、以前紹介した構築から規制後の環境の変化によりメタを貼る部分が変化した為、採用カード等も変更されました。

次章では今回新たに採用したカード、使用したカードの採用理由や、使用ポイントについて述べていきます。

ピリ・レイスの地図について


アニメーションクロニクル発売以前の構築から新たにメインデッキにて採用しているカードとして、「ピリ・レイスの地図」があります。

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「ピリ・レイスの地図」はデッキから攻撃力0のモンスターをサーチし、そのモンスターを召喚する事で効果を使用出来ると言ったカードとなりますが、これが「ヌメロンウォール」と非常に相性が良く、今回採用しました。

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「ヌメロンウォール」
は基本的に使われる場合、手札から発動しネットワークにアクセスする為あまり認知されていませんが、フィールドから墓地へ送っても効果が発動されます。
これを利用し、「ピリ・レイスの地図」にてサーチした「ヌメロンウォール」を召喚する事で、召喚を行わなければサーチしたモンスターの効果を使う事が出来ない地図の使用条件をクリアし、「ヌメロンネットワーク」へアクセスします。

さらに優秀なポイントとして、この効果が相手のターンでも使用できる誘発即時効果である事が挙げられます。

召喚し墓地へ送ることで「ヌメロンネットワーク」にアクセスする、似た手段としてデッキには「惑星探査車」と言ったモンスターが存在します。
よく似たモンスターかつ、持ってこれる範囲もフィールド魔法と広く、「ヌメロンネットワーク」の他、「チキンレース」「魔鍾洞」と状況に適したカードを持ってこれるので、「ピリ・レイスの地図」からサーチした「ヌメロンウォール」と比較されがちなカードだと思います。

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たまに見かける意見の1つとして、元々多く「ヌメロンネットワーク」にアクセスする手段を持っていて、「惑星探査車」と召喚権も重なり、地図のデメリット効果でライフも半分になるので「ピリ・レイスの地図」って必要なのか?と言った意見を見かけます。

私が考えるに、「惑星探査車」以上に「ピリ・レイスの地図」は強力なカードである為、採用していると言うのが1つ理由にあります。

その理由が、上記にて説明しました「ヌメロンウォール」が誘発即時効果であるからです。
「惑星探査車」は起動効果の為、モンスターの召喚成功時に「エフェクトヴェーラー」「無限泡影」等の妨害を当てられる可能性があります。しかしながら、「ヌメロンウォール」の場合、誘発即時効果である為、上記にて挙げた妨害を貰うこと無くネットワークへアクセスする事が出来ます。

そして今環境で「ピリレイスの地図」が優秀であるポイントとして、相手の「真竜皇VFD」が「PSYフレームギア・γ」をケアして効果を使用するタイミングを無くす事が出来ると言うポイントも大きく評価を上げています。

相手のフィールドに「真竜皇VFD」が存在する状態で「惑星探査車」を召喚した場合、探査車のサーチ効果を使用する前にVFD効果を使用され、モンスターゾーンに探査車が存在する為にガンマの使用条件を満たせず腐ってしまいます。
しかしながら「ピリ・レイスの地図」でスタートした場合、「ヌメロンウォール」を召喚した際ターンプレイヤーの優先権で先にウォールをコストで墓地へ送り、ガンマの発動条件を満たしたままネットワークへとアクセスする事が出来ます。

もちろん電脳界における基本展開は「真竜皇VFD」+「電脳界門ー朱雀」の為、それだけでは突破出来ませんが電脳界を意識しメインデッキから構築を行っているので、朱雀に対する回答は「コズミックサイクロン」「ツインツイスター」等をはじめ、かなりの枚数を搭載しているので高い確率で対処する事が出来ます。

魔法罠除去カードの選択理由

ここでは、今回の構築にて魔法罠除去の役割として採用したカードの採用理由などについて、記述して行きます。

ハーピィの羽根帚
言わずと知れた魔法罠除去筆頭カードです。このカード1枚から多数の魔法罠を除去する事が出来る為、罠デッキに強く出られる事から採用しています。
ライトニングストーム
魔法罠だけで無く、相手の攻撃表示モンスター全てを破壊する事も出来る万能カードです。
特にリンクモンスターは守備力を持たない関係で、守備表示が存在しないのでリンクモンスターを妨害として構えるデッキには特に強く出ることが出来ます。
第2の羽根帚の役割、妨害モンスターの除去、どちらを取っても大きなアドバンテージとなるカードなので3枚投入しています。
ツインツイスター
手札コストを必要とはしますが、速攻魔法で自分の好きなタイミングで相手の魔法罠を2枚除去出来ます。
ヌメロンにおいて手札コストはダブついネットワークをはじめ、キルに関係ない不必要なカードが出てくるのでコストには困りにくいです。
コズミックサイクロン
速攻魔法である点と、除去が破壊ではなく除外である2点を評価し採用しました。
速攻魔法である点から、電脳界戦では朱雀に対して除去を行えたり、電脳界の特殊召喚効果に対して、対象にしている電脳魔法罠を除去し特殊召喚を止められる点がかなり評価を上げています。
それに加え、ドラゴンメイド戦では「ドラゴンメイドのお片付け」を除外できる事により、ワンキルへ向かう際墓地からの特殊召喚効果によりワンキル防止してくる流れを事前に止めることが出来ます。
同様にエルドリッチ戦では、「黄金郷」「エルドリクシル」の循環する魔法罠に対して当てることでループを止めながら相手の妨害を止めることが出来るのも評価が高いです。

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局所的ハリケーン
1枚から多数枚の罠を除去出来る為採用しています。
入れる仮想敵としては罠を搭載するドラゴンメイド、罠型コードトーカー、エルドリッチ等をはじめとしたデッキへサイドから投入します。
特にドラゴンメイド戦ではコズミック同様、除去した際に「ドラゴンメイドのお片付け」が墓地へ行かないため、その点も評価ポイントです。
フィールドの全てのセットされている魔法罠を持ち主の手札へと戻す為、「盆回し」に相手に送り付けたフィールド魔法も回収する事が出来るので、自身に「ヌメロンネットワーク」相手へ「魔鍾洞」を送り付けたりすると、ターン中のワンキルに失敗しても「魔鍾洞」を構え再度攻め手が揃うまで時間を稼ぐ事も出来たりします。

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ポルターガイスト
あまり見かけないカードですが、今回魔法罠除去として新たに採用しました。
バウンスである事から「局所的ハリケーン」と同様ドラゴンメイド戦では「ドラゴンメイドのお片付け」を墓地へ送らないことも評価点です。
また、発動も効果が無効にされない為、確実にバウンスを行えるのも重要です。

今回ピックアップするカードは、先程紹介しました「ポルターガイスト」です。
一見、単純な魔法罠のバウンスだけの効果に思えますが、実はヌメロンにおいては非常に強力なカードとなります。

実はこのカード、発動と効果を無効化されない効果を保有しているので、王宮の勅命が発動されていても効果を使用する事が出来ます。

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ヌメロンの負け筋として多く存在するのが「王宮の勅命」により、デッキの殆どのカードが無効化されてしまいゲームを落とすことです。
運良く同時にフリーチェーンの「コズミックサイクロン」「ツインツイスター」等でチェーンして除去出来れば問題無いですが、1度勅命が効果適用されてしまうと、これらのカードを後引きしても回答にならず、魔法以外の方法で除去しなくてはなりません。
しかし他デッキと異なり、純ヌメロンではメインギミックのヌメロンの特殊召喚でさえ魔法に依存しているので、実質的に回答は「黄金郷エルドリッチ」「ダイナレスラー・パンクラトプス」のようなカードを素引きするしかありません。
エルドリッチを多く搭載すると手札でのダブりが気になりますし、パンクラトプスについては枚数規制されているカードの為、デッキに多く搭載する事が出来ません。その為、今回勅命が発動されてからでも回答となるポルターガイストを採用しました。
本当は複数枚投入する予定でしたが、収録されているパックもかなり昔の物で、マイナーカードである為集まらず1枚のみの採用となりました。

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