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【スケアクロー】第2の@イグニスター登場!?1枚初動多数、隠れた強デッキ!スケアクロー徹底解説!!

みなさん、こんにちは!からふるです!
いつもnoteをご覧頂き、ありがとうございます!
今回ご紹介するのは、最近私が使用している【スケアクロー】の解説記事となります!

このデッキを一言で言い表すならば、今まで私が使っていた【@イグニスター】の要素と【スプライト】の要素を掛け合わせた様なデッキと言えるでしょう!

多数の1枚初動や高い安定感、そして盤面の制圧能力や手札誘発に対する強さ等が非常に魅力のデッキとなっています。

・スケアクローについて知りたい!
・スケアクローを使ってみたい!
・以前からスケアクローを使っている!
・どのような動きをするのか気になる!
・新しいテーマを使ってみたい!

等、様々な人にお勧めできる記事となっていますので、是非とも最後までご覧下さい!

【スケアクロー】とはどのようなテーマか

まず初めに、【スケアクロー】とはどのようなテーマであるのかご紹介して行きたいと思います。

【スケアクロー】は”DIMENTION FORCE”にて登場したテーマで、【ティアラメンツ】【クシャトリラ】等と並ぶ《ヴィサス・スタフロスト》が登場する”世壊”ストーリーに関係するテーマとなっています。

また、11期テーマストーリーに関係するテーマの為、10月に発売される最新弾の”PHOTONE HYPERNOVA”でも新規カードが収録されるので、今後の強化も楽しみであるテーマだと言えます。

肝心の【スケアクロー】の紹介となりますが、基本的には【スケアクロー】のエースモンスターである《スケアクロー・トライヒハート》をシステムモンスターとしながら、そのモンスターの補助を行いながら攻めるデッキとなります。

《スケアクロー・トライヒハート》は、《No41.泥眠魔獣バグースカ》の様な効果を保有しており、自身の効果によってフィールドのモンスターの効果を無力化しつつ、蘇生効果とサーチ効果によりアドバンテージを稼ぐ事が出来るシステムモンスターです。

【スケアクロー】は全ての【スケアクロー】モンスター1枚からこの《スケアクロー・トライヒハート》に繋がり、同時に《スケアクロー・ライヒハート》の効果によって妨害カードをサーチしたり、更なる展開を行う事で盤面を制圧して行きます。

特にサーチできる妨害の中で非常に優秀なカードが《肆世壊の双牙》となります。
このカードは①効果で《相剣暗転》の様な妨害性能を持ちつつ、②効果ではターン中リンクモンスターの効果を封じ込める効果を持っています。

基本的に《スケアクロー・トライヒハート》によってフィールドのリンクモンスター以外には倒されない上、《肆世壊の双牙》によって相手フィールドのリンクモンスターを封じ込める事により、非常に突破が難しい鉄壁となる事が可能です。

言ってしまえば、簡易的な《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》を出しつつ、妨害を構える事が可能なのが【スケアクロー】というテーマだと言えます。

また、《スケアクロー・トライヒハート》には墓地の【スケアクロー】を特殊召喚しつつサーチを行える効果を持っている為、《肆世壊の双牙》のコストを用意しつつ後続モンスターを確保でき、返しのターンでは後続モンスター及び2度目の蘇生&サーチ効果によって盤面を整えワンキルを狙う事も可能となっています。

基本的には、《スケアクロー・トライヒハート》+妨害+後続を立てて攻めると言うのが純スケアクローの基本的な展開パターンとなります。


【スケアクロー】の強み

先程までの章では【スケアクロー】の動きについて簡単な解説を行いましたが、それでは【スケアクロー】の強みについて、この章では触れていきたいと思います。

①1枚初動の豊富さ

まず最初に挙げられる強みとしては、1枚初動の豊富さとなります。
基本的にこのデッキは【スケアクロー】モンスター1枚を引くだけで《スケアクロー・トライヒハート》を狙う事が可能です。

【スケアクロー】下級モンスターは現在までに登場されているだけでも4種類存在し、それらを全て入れるだけでも初動枚数が12枚とかなりの枚数をデッキに投入できる事となります。

また、《スケアクロー・ライヒハート》を除く【スケアクロー】下級モンスターはレベル3獣族である事により、レスキューキャットの恩恵を受ける事もでき、こういったカードも含めますと非常に高い安定率を持つことが可能です。

②エースモンスターの制圧能力

次に【スケアクロー】が持つ優秀なポイントは、冒頭でも触れましたが《スケアクロー・トライヒハート》による盤面の制圧です。

基本的に現代の遊戯王では、モンスターによる攻めや守りが一般的となり、それらによって処理されず盤面に居座る事が可能な《スケアクロー・トライヒハート》は非常に高い制圧能力を持っていると言えます。

また純【スケアクロー】では、制圧モンスターは《スケアクロー・トライヒハート》のみですが、後述する【鉄獣戦線】を組み合わせたデッキでは、【スケアクロー】+【鉄獣戦線】と言った手札において2枚から
盤面:《スプライト・エルフ》+《戦華盟将ー双龍》+《スケアクロー・トライヒハート》
後続:《肆世壊=ライフォビア》+《鉄獣の抗戦》+【鉄獣戦線】モンスター

と構える事が可能となりますので、より強力な制圧を行う事が可能となっています。

③手札誘発に対する耐性

続いての強みとしては、手札誘発に対する耐性が挙げられます。
各種手札誘発についてそれぞれ考えていきましょう。

まず《エフェクト・ヴェーラー》や《灰流うらら》ですが、主に受ける箇所として挙げられるのが《スケアクロー・ライトハート》や《スケアクロー・ライヒハート》のサーチ効果等でしょう。
これらに手札誘発による妨害を受けた場合でも、展開の為に1か所に効果を依存している訳ではない為、他の手札で余っている【スケアクロー】を場に出す事によって《スケアクロー・トライヒハート》へと繋げる事が可能です。

そして《増殖するG》についてですが、まず【スケアクロー】の特殊召喚効果は【スプライト】等と同様、チェーンブロックを作らないルール効果となっています。

その為、【スケアクロー】自身の特殊召喚効果にチェーンされ《増殖するG》を発動されると言った事が無いので、相手の《増殖するG》を発動された場合にはその場で動きを止め、《肆世壊の双牙》等を構えターンを返す事が可能となっています。

そして上記の《肆世壊の双牙》自体が《スケアクロー・ライヒハート》によってサーチが可能な為、《増殖するG》を止める事が出来ない手札では、初動の《スケアクロー・ライヒハート》の効果から《肆世壊の双牙》をサーチしておく事によって《増殖するG》の受けを良くする事等が魅力と言えるでしょう。

また、一応はチェーンブロックを作る特殊召喚として《肆世壊の新星》がありますが、仮に貰ったとしても2ドローのみで《スケアクロー・トライヒハート》の成立まで狙えるので、大量のドローをさせず済むのも魅力だと言えるでしょう。

④種族サポートの手厚さ

続いての【スケアクロー】の強みとして挙げられるのは、獣族や獣戦士族と言った種族によるサポートを厚く受けられる点でしょう。

例えばですが、《スケアクロー・ライヒハート》を除く【スケアクロー】モンスターのレベル及び種族はレベル3・獣族となっています。
これによって《レスキューキャット》のリクルート範囲に対応している事から、こういった種族のサポートカードを組み込みやすいのも強さの1つとして挙げられるでしょう。

先程までの章で少し触れた【鉄獣戦線】を交えた動きに関しても、《レスキューキャット》から【スケアクロー】モンスター及び《鉄獣戦線キット》をリクルートする事によって大幅な展開を狙う事が出来る為、非常に大きな恩恵を受けれると言って良いでしょう。

また単純に獣族と言った事を活かし、【鉄獣戦線】や【メルフィー】と言った別テーマの出張パーツを取り入れやすいのも恩恵を受けられる1つの要素となっています。

デッキレシピについて

この章では、私が使用している【スケアクロー】のデッキレシピについて触れていきたいと思います。

現在は多少デッキ内容は異なりますが、大まかな部分に関しては上記の様な形をベースとして構築を行っています。

やはりその中で大きく気になる部分については、【鉄獣戦線】が組み合わされている事が挙げられると思われます。そちらについて、次の章から解説を行っていきたいと思います。

【鉄獣戦線】を組み込むメリット

この章では、【スケアクロー】において【鉄獣戦線】を組み込むメリットや相性の良さについて解説を行いたいと思います。

①盤面制圧力の向上

まず始めに挙げられる点としては、《スケアクロー・トライヒハート》を立てつつ、同時に他のリンクモンスターを盤面に並べられる事による盤面制圧力の向上が挙げられます。

リンクモンスター以外に関して無類の強さを誇る《スケアクロー・トライヒハート》ですが、やはり《肆世壊の双牙》の②効果を除くとどうしてもリンクモンスターによる攻めに弱いと言った部分があるのがこのデッキの弱点と言えます。
例えば《スケアクロー・ライヒハート》のサーチ効果に無効を貰ってしまった場合、【スケアクロー】ギミックのみで展開を行った場合には、どうしてもリンクモンスターに対する攻めに弱いと言った部分が露呈しやすくなります。

上記の様な場合、【鉄獣戦線】ギミックを取り入れる事により《肆世壊の双牙》に頼らずともリンクモンスターに対する妨害札を取り入れる事が可能となる為、こういった部分からも【鉄獣戦線】との相性は良いと思われます。

②盤面解決能力の向上

次の利点として挙げられるのは、盤面解決能力の向上です。
【スケアクロー】自体、高い制圧能力を持っているのは確かなのですが、どうしても相手の盤面を大きく処理しようと考えた場合には、他のデッキに比べ労力が大きいと言うのが今現在の状況となっています。

そういった場合、【鉄獣戦線】ギミックを組み合わせる事により《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》や【鉄獣戦線】ギミックでリンク3を用意し《アクセスコード・トーカー》に繋げる事により、盤面の解決能力を挙げられるのが大きな利点となっています。

また、元々【スケアクロー】自体が獣戦士族や獣族が多い事から、【鉄獣戦線】の効果コストを用意しやすいのも相性の良い点と言えるでしょう。

③召喚権に依存せずとも攻め手を用意できる

次に【鉄獣戦線】と組み合わせるメリットとしては《鉄獣戦線ケラス》を用いる事により、召喚権に依存せずに攻め手を用意できる事となります。

例えばですが、初動を《鉄獣戦線ケラス》の特殊召喚から入った場合、《鉄獣戦線ケラス》の効果によってコストにしたモンスターを除外し効果を発動する事で、《スケアクロー・ライトハート》を特殊召喚する事が出来ます。
その後、下級【スケアクロー】モンスターの自身の効果によって特殊召喚を行い展開する事で、召喚権を使用せずとも展開を行う事が可能となっています。

やはり純【スケアクロー】の弱みとして挙げられるのは、召喚権に依存しやすい点と思われます。召喚したモンスターをその場で除去されてしまった場合には、その後の展開に繋げにくいと言った弱点が存在するので、そういった点を補助してくれる事を考えると《鉄獣戦線ケラス》との相性は非常に良いと言えるでしょう。

④《スプライト・エルフ》による対象耐性

次に【鉄獣戦線】を組み込む利点としては、展開に《スプライト・エルフ》を組み込む事により、《スケアクロー・トライヒハート》等のモンスターに対象耐性を付属させる事が出来る点です。

非常に強力な効果を持つ《スケアクロー・トライヒハート》ですが、《サンダーボルト》等に対しては《肆世壊の新星》によりケア出来たりしますが、純【スケアクロー】では、どうしても後打ちされた場合の《無限泡影》に弱くなりやすいと言ったネックポイントが存在します。

しかしながら、EXモンスターゾーンに《スプライト・エルフ》を立てつつリンク先に《スケアクロー・トライヒハート》や《戦華盟将ー双龍》を展開する事で、後打ちの《無限泡影》による無効をさせなくしたりする事が非常に強力と言えます。

また、《スプライト・エルフ》と相性の良い点として《スケアクロー・トライヒハート》の①効果により、フィールドのモンスターを守備表示に変える事で《スプライト・エルフ》を戦闘破壊から守りやすいと言うのも利点として挙げられます。
これにより、《スプライト・エルフ》を処理する為のリンクモンスターを《戦華盟将ー双龍》により守り、次ターンに《スプライト・エルフ》からモンスターを供給する事によりワンキルを狙っていく等、非常に強力な構えを持つ事等も可能となっています。

【スケアクロー】カード解説

さて、ここまでの章で【スケアクロー】の強みや【鉄獣戦線】を組み込むメリット等について解説を行ってきましたが、ここからは今一度【スケアクロー】の各種カードの解説を行った上で、展開方法等について解説を行っていきたいと思います。

①モンスターカード(EX)

始めに紹介するカードは《スケアクロー・ライトハート》となります。
このカードはいわば【@イグニスター】で言う所の《ダークインファント@イグニスター》の様なモンスターで、リンク召喚時にデッキから《肆世壊=ライフォビア》をサーチする事により、展開へ繋げる役割を持っています。

これによって、例えば《スケアクロー・ライヒハート》からスタートした場合、《スケアクロー・ライヒハート》の効果で《肆世壊の新星》をサーチ、そのままリンク召喚を行い《スケアクロー・ライトハート》を特殊召喚する事で《肆世壊=ライフォビア》をサーチし、《肆世壊=ライフォビア》の効果によって他の【スケアクロー】モンスターを供給する事で《スケアクロー・トライヒハート》の成立を狙う事が可能となっています。

また、《肆世壊=ライフォビア》は《ヴィサス=スタフロスト》もサーチ範囲に含まれている為、《スケアクロー・ライヒハート》からスタートした場合に《肆世壊=ライフォビア》から《ヴィサス=スタフロスト》をサーチする事で《フルール・ド・バロネス》の成立を狙っていく事も可能となっています。

上記のパターンを利用すれば、サイド戦以降において投入される可能性がある《原始生命態ニビル》をケアできる事に繋がる為、サイドチェンジにて先行用の展開として《ヴィサス=スタフロスト》を採用するのも1つの手段と言えるでしょう。

そして②効果では、《ヴィサス・スタフロスト》が存在する場合に自身を墓地から特殊召喚出来る効果を持っています。
《ヴィサス=スタフロスト》の自身効果によって特殊召喚を行う場合、自分の《スケアクロー・ライトハート》を破壊しつつ特殊召喚を行えば、その後《スケアクロー・ライトハート》の効果を発動し特殊召喚を行える為、損失無く展開を行う事が可能となっています。

また、上記の展開において優秀なのが《スケアクロー・ライトハート》を素材に《スケアクロー・ライトハート》をリンク召喚する事が可能だと言う点でしょう。

一見すると意味の無さそうなリンク召喚に見えますが、実は《スケアクロー・ライトハート》の①効果の《肆世壊=ライフォビア》をサーチする効果は”1ターンに1度の制約”が付いていない為に、2枚目の《肆世壊=ライフォビア》をサーチする事が可能となっています。

《肆世壊=ライフォビア》自体の発動は1ターンに1度ですが、2枚目の《肆世壊=ライフォビア》をサーチする事で、【鉄獣戦線】ギミックが絡んだ時に《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》の②効果にて手札から戻す候補を作る事や、《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》の手札コストに繋げる事が可能となっています。

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