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【ラビュリンス】CS入賞!新カードで超強化、新たなる環境罠デッキ!”ラビュリンス”デッキ徹底解説!!

みなさん、こんにちは!からふるです!
いつもnoteをご覧頂きありがとうございます!

今回ご紹介するのは、先日発売された”PHOTON HYPERNOVA”にて強化を受けた影響から、環境デッキとなった【ラビュリンス】デッキの解説記事となります!

また、今回ご紹介する【ラビュリンス】ですが、先日開催されたCSにおいて6勝1敗1分にて3位の戦績を残すことができ、使い始めにも関わらず好成績を出す事が出来ました!

【ラビュリンス】は罠デッキと言う事もあり、展開テーマの様な難しい動きを覚える必要も無く、比較的扱いやすいテーマとなりますので初心者の方から上級者まで扱いやすいのも特徴と言えるでしょう!
更に今後開催されるYCSJにおけるシングル戦においても、非常に強力なデッキの為、使用するデッキに迷っている方にもオススメできるテーマです!

今回紹介するnoteを読めば、環境デッキに対する戦い方を学べ、実践レベルのプレイを身に付けられますので、是非とも最後までご覧ください!!

1.【ラビュリンス】とはどのようなデッキか

まず始めの章では、今回ご紹介する【ラビュリンス】について基本的な解説を行って行きます。

【ラビュリンス】の初出は”デッキビルドパック タクティカル・マスターズ”にて登場したテーマとなります。

デッキのコンセプトとしては、闇属性・悪魔族で統一されたモンスターのテーマで、その中でも《白銀の城のラビュリンス》を軸に通常罠カードを駆使しながら戦うデッキです。

・《白銀の城のラビュリンス》

【ラビュリンス】モンスターは、自分の通常罠の効果でモンスターがフィールドから離れた場合、効果を発動するモンスターが多く存在します。

例えば、上記で紹介した《白銀の城のラビュリンス》は、通常罠の効果でモンスターが離れた場合に「相手フィールドもしくは手札のカードを選んで破壊出来る。」と言った効果を持っています。

これによって、通常罠で相手の妨害を行いながら相手のカードを更に破壊しアドバンテージ差を付けていく事が可能となります。

そしてもう1つの効果は、1ターンに1度墓地の通常罠をフィールドにセットする事が可能となっています。
これによって再度罠をセットする事で、妨害となるカードを補充しつつ、更にそのカードを使用する事で、再び場や手札を破壊する事を狙う事が出来るでしょう!

また《白銀の城のラビュリンス》以外にも、通常罠によってフィールドからモンスターが離れた場合にドローすると言った効果を持つモンスター等、アドバンテージを獲得する事が出来るモンスターが多い為、ペースを握ると一気に勝ちに近づく事が出来ます!

また、元々デッキビルドパックにて登場した際から、ある程度の強さがあった【ラビュリンス】デッキではありますが、登場後に《DARKWING BLAST》や《PHOTON HYPERNOVA》にて新規カードが登場した事によって、一気に環境デッキへと躍り出る事が出来ました!

2.新弾強化後の【ラビュリンス】

まず最初の強化点として”DARKWING BLAST”にて《迷宮城の白銀姫》が登場しました。

このカードによって、今までは罠カードによる妨害を自分で引き込む必要性がありましたが、罠カードを発動した際に同名以外の通常罠をデッキからセット出来るおかげで、状況に応じ必要な罠を用意する事が可能となりました。
この効果が非常に優秀で、罠を起動しこの効果が全て通る前提であれば1枚の罠からターンを跨ぐとは言え、半永久的に妨害を用意する事も可能です。

またステータス面においても優秀で、攻撃力が3000ある事からライフカットを行う状況においても非常に役立ち、テンポ良くライフを詰める事が可能となりました。

更にこのカードの強みとして、耐性効果も付いているのが非常に優秀です。
カード効果で破壊されず、尚且つ対象にもならない効果は一昔前に暴れていた《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を彷彿とさせる耐性効果を持っています。

このカードを思い浮かべると耐性効果が非常に優秀かつ、相手視点では処理に困りやすくなりやすいモンスターだと言えるでしょう…!


そしてもう1枚の強化が、先日発売された”PHOTON HYPERNOVA”にて収録された《ビッグウェルカム・ラビュリンス》です。

このカードの登場によって、これまで【ラビュリンス】の問題点であった安定感や、《ウェルカム・ラビュリンス》に対して《灰流うらら》を受けた際に重くなりやすい点を解消してくれました。

《ウェルカム・ラビュリンス》と異なりリクルート後に自分のモンスターを戻す必要性がありますが、先程紹介した《迷宮城の白銀姫》をリクルートしバウンスすれば、自身の効果で特殊召喚を行う事が出来る為、隙がありません。
更にこのバウンス効果は一見デメリットの様にも見えますが、自分フィールドにモンスターがいる状況下にて《白銀の城のラビュリンス》を特殊召喚し別なモンスターを戻した場合には、《白銀の城のラビュリンス》の場・手札を破壊出来る効果を誘発させる事が出来る為、メリットとして使用する事が可能です。

例えばですが、自分のフィールドに《迷宮城の白銀姫》がいる状況下にて、《ビッグウェルカム・ラビュリンス》を発動した場合には、以下の様な事が起きます。

《ビッグウェルカム・ラビュリンス》を発動、更に通常罠が発動された為《迷宮城の白銀姫》効果を発動、効果でデッキから好きな通常罠を1枚セットし、更に《ビッグウェルカム・ラビュリンス》の効果で《白銀の城のラビュリンス》を特殊召喚、《迷宮城の白銀姫》を手札にバウンス。
処理後に、通常罠(ビッグウェルカム・ラビュリンス)の効果でモンスターが戻った為、《白銀の城のラビュリンス》の効果を発動。

以上の様に展開を行う事が可能となっています。

この様に場を整えた【ラビュリンス】は非常に強力で、次ターン以降には《白銀の城のラビュリンス》と《迷宮城の白銀姫》がフィールドに並ぶ事で1~2妨害が毎ターン追加される他、墓地に落ちた《ビッグウェルカム・ラビュリンス》の効果を使用すれば、更なる妨害を構える事が可能です。

これらの動きが可能になった事等から、デッキパワーも以前に比べると別物と言える程上昇し、環境デッキと渡り合う事が出来る様になりました!


3.デッキレシピについて

この章では、【ラビュリンス】のデッキレシピについて触れていきたいと思います。
今回のデッキレシピは、冒頭で触れた”朝霞杯”にて入賞した際のデッキレシピとなります。

今回の構築において重要となった部分は、モンスターの配分です。

最近多く見られるオーソドックスなデッキレシピでは、《白銀の城の召使い アリアンナ》《迷宮城の白銀姫》がそれぞれ3枚採用される他、《白銀の城の竜飾灯》や《白銀の城の狂時計》等も採用されるレシピが多く見られます。

しかしながら、今回の構築を見るとモンスターを極端に少なく採用しており、それぞれの枚数も抑え気味となっています。
この理由としては主に2つあり、最近の環境を考えた際にはモンスターを少なくする方がメリットに繋がると考えています。

次の章では、上記の理由について順番に解説を行いたいと思います。

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