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【エクソシスターを救いたい】圧倒的墓地メタ!1枚初動から3妨害!?可愛いだけじゃないエクソシスター解説!

はじめに

こんにちは、からふるです!

今回紹介するのは、8月28日に発売されたデッキビルドパック・グランドクリエイターズにて新規テーマとして参入した「エクソシスター」の解説記事となります!

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最近では、OCSで準優勝の結果が出ていたりと、CSでも人数は少ないながら見かけるテーマとなりました!


私も現在エクソシスターの調整を行っており、思っていた以上にポテンシャルを秘めているテーマだと感じました!
今回はそんなエクソシスターをご紹介したいと思います!!

【追記】新たにエクソシスターの新規カードがディメンションフォースにて収録される事になりました!

なおこちらの記事は2021.9月の環境における記事となりますので、よろしくお願いします!

エクソシスターってどんなテーマ?

エクソシスターは墓地へのメタをテーマとしたデッキで、エクシーズのエクソシスターを主体としたデッキです。

相手が墓地のカードを移動させる効果を使うと、その効果に反応してエクシーズモンスターを特殊召喚する効果を共通して持っています。相手の墓地へのメタを行いながら、エクシーズモンスターでビートダウンを行うといったテーマなのがエクソシスターです!

また、シスターなのでテーマ内のモンスターは全て女の子で統一されており、近代遊戯王らしく可愛い子が多いテーマでもあり、公式でも細かな設定がなされたイラストが公開されているあたり、今後も強化や新規カードが期待されるテーマでもあります!

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エクソシスター カード紹介

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ステラは起動効果で手札のエクソシスターモンスターを特殊召喚する効果を持っています。
基本的にエクソシスターのエクシーズモンスターを作るためには、レベル4×2が必要となる為、ステラからもう一体のエクソシスターを特殊召喚しエクシーズを行って行く事になります。

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エリスは自分フィールドにエクソシスターがいれば特殊召喚できる効果を持っています。
ステラと同様に引いていればエクシーズモンスターへと繋げることができます。

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ソフィアは他にエクソシスターモンスターがいれば1ドローできる効果を持っています。
下級エクソシスターモンスターの中では純粋に1アドバンテージを獲得できる貴重なモンスターです。

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イレーヌは手札のエクソシスターカードを戻し1ドローできる効果を持っています。
ソフィアとは違いアドバンテージを獲得できるモンスターではありませんが、後述するバディスでソフィアと共に特殊召喚する事で計2枚のドローを狙う事が出来ます。

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エクソシスターのエースモンスターのミカエリスです。
①の効果ではフリーチェーンで相手のフィールドか墓地のカードを除外する事が出来ます。
そして③の効果では、素材を1つ取り除く事でエクソシスター魔法罠をサーチ出来ます。
どちらの効果も非常に優秀でエクソシスターで1番活躍するモンスターと言えます!

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エクソシスターのメスガキ枠のアソフィールです。
特殊召喚するとターン中墓地の効果を発動出来ないと言ったエクソシスター版の深淵に潜む者です。
そして素材を取り除く事で、相手フィールドのモンスターをバウンスする事が出来るので、相手ターンで特殊召喚し墓地メタした後は除去を行える、メスガキに恥じない性能になっています。

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エクソシスターのお姉さん枠ジブリーヌです。
①の効果では、フリーチェーンで相手モンスターの効果を無効化する事が出来ます。
そして③の素材を取り除く効果では、自分のエクシーズモンスター全てが攻撃力800上昇する効果を持っています。この効果はエクソシスターモンスターを並べワンキルするパターンでよく使用するので、選択肢としてきちんと覚えておきましょう!

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僕の1番の推しのカスピテルちゃんです!
このモンスターをX召喚すると、ターン中墓地からモンスターを特殊召喚出来なくする効果を持っています。これにより、墓地から何度も特殊召喚を繰り返すテーマに対して動きをほぼ止める事が出来ます。
そして素材を外す事でエクソシスターモンスターをデッキからサーチする事が出来ます。

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エクソシスターの万能サーチ魔法です。
手札にステラやエリスがいる場合には、ソフィアをサーチする事で1ドローしながらエクシーズモンスターへ繋げることが出来たり、LLバードコールのように条件付きではありますが、サーチ後に特殊召喚を行う事も出来ます。

このカードは速攻魔法の為、特殊召喚する効果を使用すれば相手ターンに展開を行う事も可能です!

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エクソシスターモンスターをエクシーズのエクソシスターに変換する事が出来る効果です。
基本的にエクソシスターは相手が墓地に触らないと動きにくい受動的なテーマですが、このカードがあれば好きなタイミングで妨害を行えるようになります。
エクソシスターの弱みを補填してくれる非常に優秀なカードです!

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エクソシスターの永続魔法で、①は墓地から蘇生したモンスターの効果対象にならない効果、②はX召喚した際宣言したカード効果が無効になる効果、③はエクソシスターが戦闘を行う宣言時に魔法罠を破壊する効果と豊富な効果を持ってはいますが、現状ではあまり使われる選択肢には入らないカードです。

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エクソシスター最強のパワーカードです。
特殊召喚したエクソシスター2体が効果を発動すれば2妨害、ターンが帰ってくれば特殊召喚したモンスターによってはさらに2アド取る事が出来ます!
相手ターンに発動しなかった場合には、デッキからソフィアとイレーヌを特殊召喚すれば2ドローする事も出来たりと、エクソシスターの強みであるカードです。

エクソシスター相性の良いカード

ここではエクソシスターと相性の良いカードをいくつか紹介していきたいと思います。

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まず1つ目に相性よ良いカードとして挙げられのはアーゼウスです。
エクソシスターがエクシーズモンスターの為、相手ターンに出したエクシーズモンスターが戻ってくれば返しのターンでアーゼウスを作る事が出来たり、レベル4×2でミカエリス等のエクシーズモンスターを出した後、アドを取りながらアーゼウスへ繋ぐことが出来ます。

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次にご紹介するのは天獄の王です。
あまりぱっと強いシナジーを想像するのがしにくいかもしれませんが、エクソシスターというテーマが罠を使用しながらビートダウンを行うテーマの為、妨害罠を破壊から守ることが出来たり、妨害後はデッキからセットする効果で「エクソシスター・バディス」をセットすれば次のターンの攻め手と妨害を用意する事が出来ます!

また、エクソシスターの弱みであるライフカット能力が低い点も天獄の王を採用する事で補填する事が出来るのも魅力です!

エクソシスターの構築と問題点

現在エクソシスターで主流な構築では
・純構築(罠型)
・マギストス型
・デストロイ型

あたりが主流な構築となっています。

それぞれの構築と利点を簡単に説明していきたいと思います。

・純罠型

名前の通り罠型です。
エクソシスターソフィア等のドロー効果を使用しながら罠を引き込み、罠を使用し妨害しながらビートダウンを行う型です。
利点としては、デッキ内に不純なゴミが入りにくい点です。
また、同胞の絆を採用した型もあり、エクソシスター下級モンスターは光属性・レベル4・魔法使いで統一されているので非常に相性が良いです。
さらには「教導の聖女エクレシア」がエクソシスターと同じ光属性・レベル4・魔法使いである為、特殊召喚の候補で入れている型もあります。
欠点としては、先行時の強さは高いですが後攻時のゲームの苦しさが大きい点だと思います。

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・マギストス型

エクソシスターの他に「マギストス」を出張させた型です。
主に出張パーツとして使用されるのは「絶火の大賢者ゾロア」で、動き方について説明したいと思います。

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まずは「絶火の大賢者ゾロア」(以下ゾロア)を召喚。
①の効果でEXデッキから「聖魔の乙女アルテミス」(以下アルテミス)を装備、その後②の効果で手札のレベル4魔法使いを特殊召喚します。

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その後、装備されているアルテミスの②効果を発動し、デッキからゾロアをサーチ。

フィールドのゾロアとレベル4モンスターで「エクソシスター・ミカエリス」をX召喚、効果でエクソシスター魔法罠をサーチ。

このように展開する事で手札にサーチしたゾロアで次の攻め手を確保し、ミカエリスで妨害を用意する事が出来ます。

マギストス型の優秀な点として、展開を行った上で後続と妨害を確保できる点であります。
しかしながら同胞の絆やデストロイ程のパワーは無く、増殖するGを発動されるとゾロアの特殊召喚先モンスターは効果無効である為、動くためには2枚目以降のドローを相手にさせてしまう欠点があります。

・デストロイ型

最近流行りの「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を取り入れた型です。
デストロイによる妨害の他、デストロイの相手フィールドのモンスターの攻撃力を下げる効果によって、ステータスが低い下級エクソシスターを守る事が出来るのが利点です。
デメリットとしては、やはり融合素材のモンスターが入るため、手札に引いてしまった時にマイナスになってしまう事です。

エクソシスターの課題

これまでエクソシスターの魅力について説明してきましたが、エクソシスターの欠点や弱点についてここでは説明したいと思います。

・エクソシスターの効果起動が相手に依存している
まず初めの問題点として、下級エクソシスターの発動条件が相手に依存している点です。
エクソシスターの効果から出てくるエクシーズモンスター自体は非常に強力なのですが、それには相手に墓地を触ってもらう必要があります。
殆どのデッキで墓地に触れる事はありますが、墓地に触れなくても手札にリソースがあれば触らずとも多少の展開は可能な事が多いです。その為、エクソシスターの効果を使用するには、他のカードで妨害したりする事で相手に墓地に触らないといけない状態を作り出す事が必要となります。

・エクソシスターのステータスが低い
下級エクソシスターのステータスは非常に低く守備力は全員が800、攻撃力もエリスの500が最大です。その為、対鉄獣などではケラスやキットに効果の発動前に戦闘破壊されてしまう可能性があるのが大きな問題点となっています。

・先手での1枚初動が無い
基本的に相手に依存せず1枚で初動を作るにはバディスのみとなってしまいます。バディスは罠カードである為、タイムラグが存在するので1枚スタートとしても初動としては不満点があります。
上記の問題点の為、現状では「同胞の絆」や「マギストス」「デストロイ」等のパーツと組み合わせるのが主流となっています。
しかしながら、どの構築でも1枚で展開を行うのは難しいのが課題点となっています。

新型エクソシスターの構築について

今までの項目でエクソシスターの弱みについて説明してきましたが、やはり1枚初動で強力な動きが無い点が大きい問題点だと思います。

しかし現在自分が現在使っている構築では、1枚初動から最大で3妨害と2ドローできる構築を使用しています。この後の記事では、この構築についてやエクソシスターのプレイについて解説していきたいと思います。

なおこちらの記事は2021.9月環境における記事となり、構築やプレイも2021.9の物となりますのでよろしくお願いします。

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