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フェルメールから発展したこどもの探求心と自己解決力

フェルメールの真珠の耳飾りの少女から
発展した小6女子の
考える力と自己解決力の話。

ここ数ヶ月、急激にAIが話題になり
文章作成、イラスト生成、あらゆるものが
AIさんが作ってくれるようになった。

私も文章作成に困ったときやなにか調べものをするときはまずはChat gptを頼る。

何て便利なの!

そう思うと同時に、
このままAIに頼りきっていたら
人の考える力はどうなるのだろうと
不安にもなる。

そんな中、ちょっと圧倒された
小6女子の凄まじい勢いの考える力。

きっかけは
こども色彩知育教室で書いた
フェルメールの真珠の耳飾りの少女。

こども色彩知育教室は
季節の素材や名画をテーマに色を分析し
色のテーマの作品を自由に制作するお教室。

その教室のワークで興味を持ったフェルメール。

小6女子の描いた、真珠の耳飾りの少女
反対の色で塗ってるのが面白い


このワークのあと
6/10放送の世界不思議発見の
フェルメール贋作事件をみていて
突然、ちょっと待って、
フェルメールの親戚、
社会の教科書にのってた
と言い出した。

私は
親戚って誰?状態。
いったい彼女、なに言い出したのかと思ったら
小5の社会の教科書を引っ張りだしてきて

ヨハネス・デレーケについて描かれたページを
見せてくれる。

ヨハネス・デレーケは水害をなくすために
治水工事に派遣されたオランダの土木技師らしい。

フェルメールはヨハネス・フェルメール。
同じオランダ人。
人相も似てる(娘の言葉のまま)。
絶対、親戚。

そして、不思議発見をみながら気づく。

ちょっと待って
フェルメールは17世紀、デレーケは明治時代。
17世紀と明治時代ってかぶってる?
かぶってないじゃん。
終了~。

と私が口を挟むまもなく
自己解決していった。

すごいのがこれが今習っている社会の授業のことではなく、小5の時の社会の授業だということ。

よくもまぁ、そんなにメジャーではない
土木技師の名前を覚えていて
フェルメールと同じと思ったなぁと。

こどもの発展して考える力は凄まじい。
一つテーマを与えて
大人が日常にさりげなくちりばめると
すごい吸収力と想像力で発展していく。

100均で見つけた真珠の耳飾りの少女のパズル

あぁ~、AIに頼りすぎてダメになっていくのは
大人の私だと感じた出来事。

私も思考を止めないように
想像力豊かに発展していこう。

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