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温泉と福の神【リラックスすること】

2017年の始まりは、鹿児島で過ごしました。

今もなお活動を続ける活火山、桜島の噴煙たなびく下、いたるところに温泉があり、銭湯のような気軽さで温泉を楽しむことができます。

温泉は土地によって泉質が違い、効果効能なども異なるとされています。

日本温泉協会によると、温泉の泉質は、温泉に含まれている化学成分の種類とその含有量によって決められ、10種類に分類することができるそうです。

それぞれ泉質の好みはあれど、入ったときの気持ちよさ、上がったあとのゆったりとしたリラックス感、そして、いつまでも続くからだの芯からの温かさが、私たちを虜にします。

日本に生まれてよかったなぁと思う瞬間でもありますね。

先日、小さな温泉で、私と小さな子供のいるお母さんとの貸切りのような時がありました。

一人でちょこんとお座りができる八ヶ月の女の子。
むちむちとした可愛い女の子でしたが、大きな声で泣いていました。

子供のからだを洗ったはいいけれど、ベビーバスのようなものがあるわけもなく、お座りをさせてみたものの泣き続けるため、お母さんは落ち着いてシャワーをあびることもできません。

小さな子供を一人でお風呂にいれるというのは大変なことなのですね。世のお母さん方、本当に尊敬します。

先に洗い終わっていた私は、声をかけ、その女の子を抱っこしてあげました。
足や手が冷たくなっていたので、シャワーをかけてあげました。

お母さんの準備が整い、抱っこされて温泉に浸かると、はじめは熱さにびっくりしたのかさらに大きな声で泣きましたが、だんだんとほっぺたが赤くなり気持ち良さそうな顔になっていきました。

私が先にあがり、洋服に着替えていると、ほどなくして赤ちゃんたちがあがってきました。

お母さんが着替える間、また抱っこしてあげると、最初の頃とは大違い。

おとなしく、じっとしてニコニコしています。

こんなに温かくて可愛いものを抱いたのは初めてでした。

そういえば、私も温泉に入る前よりリラックスしています。
温泉の成分がからだに作用したということもあるでしょうし、温まって血流がよくなったということもあるでしょう。

いや、福の神のようなむちむちとしたあかちゃんを抱っこして、癒されたことが一番かな。

温まるということはとても大事ですね。

シャワーしか浴びないという方も多いかもしれませんが、出来るだけ湯船につかって汗を出し、筋肉をほぐして、心身共にリラックスする時間をぜひ作ってくださいね。


COLORdrops/自分研究所

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