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色との出会い

前回の記事 ▶「化粧品・洗剤への疑問」


色との出会いは今から20年ほど前、ふと誘われた色の講座がキッカケでした。

色は好きだったし、幼い頃から母に連れられ美術館にも行ってました。中学校の美術の教科書に載っていた”ボッティチェリのビーナス”の良さも、イタリアで本物を見た時に納得。色の使い方がボッティチェリ以前と以後が全く違うのです。

色の講座を受けはじめて、絵画や建築、商品パッケージ、インテリア、ファッション、標識や看板、ウェブサイトに至るまで、様々なものに配色が施され、それによる効果があると知ったのです。

当時の私の第一印象は「怖そう・話しかけにくい」と言われ、それが大きな悩みでしたが、色を学ぶことになり、色の効果によって一瞬で人に与える印象が変わる!という経験をします。

さっきまでの私と同じなのに、少しメイクや服の色を変えるだけで、人に与える印象が180度変わる!色の効果はすごい!と、

色の世界にのめり込みます。最初はファッションからスタートして、同時進行でIllustratorを使ったグラフィックカラーデザイン、企業や官公庁でセミナーをカラー講師などをし、その後はウェブカラーデザインや、当初の目標だった建築カラーのインテリアコーディネートなど、色材の色(CMY)の世界で、いろんなジャンルの色の仕事を15年やってきまました。

毎回相手が違う、「色」という共通項はあるけれど、使うツールも違う。飽きずに続けられるのはバラエティに富んでるからですが、それに加え、色の世界は広くて深く、色は目で見られる(実際は脳で見てますが)色だけでなく、見えない色(光)の世界はもっと広くて深いので、まだまだ学ぶことが多く、今世では学び終わらないと感じるからです。

そして科学的には解明されていないことも多い上、色彩学の色彩理論もまだまだ発展途上にあるんだということです。

色と一言で言っても本当に様々なものがあります。染料や顔料は古代から使われていた事が分かっていますが、未だに知られていないことも多いです。

例えば、藍染(インディゴ)は昔から、防虫効果や殺菌効果があると重宝されてきた染料ですが、いまだにどの成分がどのように効果があるかは判明していないですが、おそらく他の植物のもつエネルギーや効果もまだまだ未知の部分が多いと考えています。

この時代、色を学ぶと同時に、プライベートではゆる~いオーガニック生活を続けていて、気づけば、全く風邪をひかないことや、洗顔後になにも使わないでも肌トラブルがおきないこと、白髪がないこと、体温が高いことなどを、日々実感していました。

5.夫の身体で人体実験!! へ続く

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