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ほっこりの言い訳。
描いているものの紹介というより、言い訳なのですが(笑)
目を伏せている天使を描くことが多いのは。
命をまるっと見守っている、包み込むようで干渉しない。
そんな存在を絵にするのに、天使の姿にしているところがあって。
なので、伏し目ですが、何もかも見られている。
![](https://assets.st-note.com/img/1682139998043-ce9VTdOfEu.jpg?width=800)
例えば、小さな子供が、何がそんなに嬉しいのか、
笑いながら、クルクルと走り回っている時に。
その存在のことを感じます。
あ、私あの存在とかに、
「生かされてるなぁ」「描かされてるなぁ」
みたいな感覚。
もちろん、普段はそんなこと忘れて人間やってるわけで、
クライアントさんのご意見とか、
周りからの目を意識しているわけですが。
そして、円形の抽象画が多いのは
(納品物ではなく、インスタなどに気分でアップしているラフ)
若い頃は西洋美術史を学んだりもしたけれど、
なんだかんだ、幼い頃から自然に触れて感じ取っていた
「神羅万象」とか、「八百万の神」
といった思想に馴染みがあって、
時々、無性にそういうものが描きたくなるのかもしれません。
![](https://assets.st-note.com/img/1682140998237-NringvHYM7.jpg?width=800)
子供の頃、お寺さんの曼荼羅は物語の絵として、お経は音楽みたいに聞いていた影響もあると思います。
大人になって「曼荼羅」のことを忘れていた頃。
ギメ美術館(仏・パリ)に行って、
曼荼羅に再会(?)。ハッとしたことを覚えています。
専門的なことはわかりませんが
あれを見ていると・・・
うまくいく日も、いかない日も。
全部、宇宙システム・プログラムの通り、
正常に運用されております。
みたいなイメージがあります(どんなだよ?と自分でも思う、笑)
・・・
今日のクライアントさんの
「もうお手上げです」状態のお話を聞いて、
「あー、私もあったわぁ・・・」と思い出し。。
過ぎてしまえば、あの「もう無理・・・」も、
なんだか、宇宙の計画通りだった気がするのですが。
渦中は、たまったものじゃないですよね。
「すべては祝福」だと言われても、しんどいものはしんどい。
これでも若い頃は、前衛的なものとか、超絶リアルとか描いていたのですが
今はもう・・・
せめて、心が少しでもほっこりする色で、
一息ついていただけたらと、描いています。
・・・
読んでくださって、ありがとうございました。
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