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壮大な勘違い(に気づいて転職したクライアントさんのお話と神動画)

カラーセラピーのクライアントさんが、セッション終盤に、拍子抜けしたように、笑い混じりにおっしゃった。

「あら、私、勘違いしてたわ。しかも、壮大に。」

・・・

カラーセラピーを受ける目的に多いものの一つに、
「なんとなく違和感があるのだけれど、それがはっきりしていない」
「このもやもやが何かを自分で見つけ出したい」
と言ったものがあります。

クライアントさんは、いわゆるホワイトカラー。
ハイキャリアの女性。
都心に住まわれていて、週末の小旅行ついでに
私のセッションを楽しんでくださっていた(感謝)

・・・

セッションの結果を簡単にまとめると、
週末のセッションで、今週の出来事で気になるものをピックアップし、
カラーセラピーで深掘り(内観)

「あの人は〇〇だけど、〇〇。」

という思考パターンがある事がわかり、
その観念を俯瞰するアートワークを行っていただき、
「違和感」の正体を発見(発掘?)

そのタイミングでの

「あら、私、勘違いしてたわ。しかも、壮大に。」
「あ、なんだ、そうか、すっきりした〜」

と、両腕を大きく上げた(伸び)
両手は拳ではなく、
のびやかに開いていたのが印象的でした。

・・・

「あの人は〇〇だけど、〇〇。」

という他者へのジャッジ。
つまりは自分へのジャッジ。

そのクライアントさんに類似した事が
私の身にも覚えがあるので雑談続けます。

デザインの仕事で素敵なオフィスの某大手企業さんに
定期的にお邪魔していた頃のお話(パンデミック前)

ノートパソコンで作業をしていると視界に、
向こうから部下に指示を出しながら歩いてくる
社内でも有名(成績良し、メディア露出も多し)な社員さんの姿。

「(おぉ、あの人だ。オーラ違うよね〜)」
と思った、次の瞬間。

「がしゃん」

歩きながら飲んでいた、アイスコーヒーを、
燃えるゴミ用のゴミ箱に、投げ込んだ。

「ナイスシュート」とか言いながら、
足早に、会議室に向かって行く。

・・・

分別ゴミを徹底している会社さんで、
すぐ隣には、プラスチックゴミ用。
別のコーナーに、缶・びん・ペットボトル・・・
など、わかりやすく整理されている。

ので、そのアイスコーヒーは、「ナイスシュート」でななく
すぐ隣のプラスチックゴミ用のはず、
いや、半分以上中身入ってるんだからそもそも、
ゴミ箱に投げ込むってどうよ?
って、突っ込みどころ満載なんだけど(笑)

投げ込まれたゴミ箱のすぐ隣には、
静かに仕事しているエンジニアさんたちがいて、
その音に一瞬反応はしたけれど、
キーボードを叩く音を止めることはない。

・・・

私は、次の打ち合わせ前にトイレに行くついでがあったので
しれっと、そのアイスコーヒーをゴミ箱から取り出し、
給湯室で中身を捨てる。

当時「映え」ると話題になっていたカフェのテイクアウトだったので、
パッケージに興味があって(笑)

私も、分別間違ってしまうことあるし(気を付けます!)

・・・

例えばそんなような人を見た時に、
何を思うかは人それぞれ。

私の場合、その社内の有名人がマナー違反で幻滅したとかではなく。

デザインの仕事をしていたせいか、
以下のようなことを思いました。

半分以上コーヒー残っていたし、氷が解けたら、
紙ゴミのビニール袋、ちょっとした惨事だよ。
深夜か早朝に、これを回収して綺麗にしてくれるのは
清掃業の方(感謝)

半分以上飲み残した、そのアイスコーヒーのお値段。
彼らが1時間近く、オフィスを綺麗にするために
歩き回ってくれる時給だ・・・

という事実。

ブランディングに関わる仕事をしているから、
そのアイスコーヒーの価格の内訳(内幕)は知っている。

ブランディングも何も、
人間が都市で生活(仕事含め)する以上、
絶対に不可欠なインフラ。

この土台が揺らげば、
まったく機能しないものをデザインしていることが
個人的に嫌になってしまい・・・
その後、少しずつ受注するデザイン案件を変えていきます。

・・・

クライアントさんのお話に戻ります。

「あの人は〇〇だけど、〇〇。」

例えば
「あの人は仕事はできるけれど、服のセンスがイマイチ。」
と言ったことをよく考えていることから、

自身のファッションセンスへのこだわりやコンプレックスが気づきのキーワードになる・・・と言った単純なものではなく。

自分自身のセルフイメージが、
実は勘違いだったことに気づきます。

しばらくして彼女はこの動画に出会います。

そして、
「あ、違った。私、こっちだった!」
とピンと来て、転職されました。

実は私の中で、こちら「神動画」です。
(Lilladagさま、ありがとうございます)

他のクライアントさんからも
「この動画がヒントになった」
というお話を伺う事がよくあるのです。

「あ、違った、子供向けの商品開発したかったんだ!」
と、気づくとか。

「絵本描きたかったんだった」とか(楽しみにしています^^)

「子連れのミーティングありじゃん!」とか(私もそう思う)

「こういうワークショップやってみたい!」とか(いいですね〜)

「自分でデザインしてもいいよね」とか(みんなデザイナーさ)

そもそも、北欧の暮らしからは、
人生の時間の使い方を根本的に見直したくなる。。

というのもありますよね。

・・・

世の中は三連休ですね。
良い週末を!








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