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文学フリマ京都に行ってきました

切り替えてすぐに書くことといえば、自己紹介的なものになる気がします。
しかし、そんな定石をまるっと無視して、文学フリマ京都に行ってきたよという報告です。
 
文学フリマ京都7
 
実のところ、私の1人サークル「COLOR DROP」は第1回から参加しているサークルです。
過去の参加結果については、以前使用していたブログに書いておりますので、直近のものをひっそりと。(第3回参加時の色々
コロナ禍によって職場からも外出自粛やイベント参加の自粛の御達しもあり、昨年は参加を見合わせています。
現在のタスク状況が苛烈すぎるので、体調が良ければ一般で行きたいと思っていました。
(何故か週6日労働者)
(アシスタントの作業依頼も入ってた)
(自分の本の制作作業?何それ美味しいの?:無垢な微笑)
 
<当日前の状況>
正月休み返上で働いていた結果、異様に鼻水だけが出る状態に。
喉は痛くないが咳は出る。そして熱はない。
一応、用心のために耳鼻科へ受診していました。

「気の早いアレルギー症状だねー。スギ花粉もまだ飛んでないのに、何で?」

担当医にも不思議がられましたが、私も私の体の事が全く分かりません。何でや?(自問自答
 
<当日>
実は文学フリマ京都の一般参加は初めてです。
第1回から参加したのもあってか、いい思い出が詰まっています。
過去のログを読み返すと大したことは書いていませんが、今のところ楽しかったオフラインでのスペース参加イベントが

文学フリマ京都 > 文学フリマ大阪 >> 関西コミティア

となっています。どこに行っても自分の作品カテゴライズや居心地が中途半端で、安心できない。更に会場の雰囲気や動員数が関係していると思います。
昨年9月に開催された文学フリマ大阪にも一般参加で行きましたが、スペースの数も多ければ人も多い。そして謎の売り込みも多かった。
傍で聞いていると、まるで頑張って作ったであろう小説や論説がバナナの様に思えてきます。新聞の号外配っている訳でもあるまいし、貴方の本はそんなに消費期限が早いのですか。
私は家族から未だに言われます。落ち着け。
一般入場者としては、穏やかに見本誌やスペースでサンプルを見ることができたり、サークルの方と談笑できるのが一番ありがたいです。

なので文学フリマ京都の穏やかな雰囲気が一番心地良かったです。
(ここ重要)
 
当日巡ったサークルさんはTwitterにて、買った本の事と一緒にツイートしています。
昨日書ききれなかったおまけを少しばかり。

《生きててよかった》

めっきりオフラインイベントに行っていなかったこともあり、疲労で参加確認をしていなかったのもあり、会場で知っていると分かっていても、あと一歩が踏み出せませんでした……本当にすみません。
ただ、知っているサークルさんのスペースに立ち寄った時、大体は上記の台詞を連呼していました。
名札とか全然持っていっていなかったので、顔を覚えいて下さったり、何でもない話ができたのが、1番嬉しかったです。
スペース準備や搬入で思考の吹っ飛んだ状況で、特定の人間の情報を思い出のは凄いことです。
自分は顔を覚えているのかというと、とても胡散臭い。
ただ、作品読んだりフリーペーパーで広告掲載した方はきちんと情報を整理するよう頑張っていますので、お声掛けの際は名乗って頂きますようお願いします。私も頑張って名乗りますので!ので!
ちなみに1人サークルさんへの思い入れは一際強いです。
1人でスペース準備して、搬入して、会計処理して、会場散策が楽しくできると思う人………いないよね?ね?(不安の塊
なので、1人スペースの方、ほぼ歴戦の勇者だと思ってます。私はいつもまともに立っている気がしません。
だから、美味しいもんとか、地元の差し入れとか、持っていくのさ‼︎
……今回も持って行ってました。昨年や一昨年の年賀状の余部等ですが。
今回も一番最初に向かった『ひとひら、さらり』の新島みのるさんは文学フリマ広島へ向けての新刊作業しながらのスペース参加だったので、本当に元気な姿を見れて良かったです。命だいじに。身体と精神が保たれての、ベストコンディションですから。
『青猫のすみか』の神谷アユムさんに会えたのは奇跡でした。綺麗な袴姿で
『これ、既視感しかねぇよ……ガチ?ガチ?』
と思っていた状態が、一昔前のドラマシーンの様でした。どんな奇跡だ。
その瞬間、あの日あの時あの場所で会ったよな……っぽいBGM(?)が流れた気がしました。まさかのお声掛けで泣くところでした。
生活環境の変化があった中でのサークル参加、本当にお疲れ様でした。

《同人活動とSNS》

私はサークルとして参加していませんでしたが、私が参加していたイラストや小説がアンソロジー本として出ていて、その本が幾つかのスペースに委託で参加していました。
SNSがきっかけで参加できた企画が殆どだし、絵も小説もやる人間で良かった……と、思ったものの。
スペースを取る事も無ければ、SNS等のリリース情報も出さなければ、自分の作品に対して反応を貰うことは本当に少ないです。
既にリリース情報量の飽和状態を痛感したのが、14日夜です。労働過多であっても、自分のやりたい事を何も完遂していない気持ちに追い詰められ、作業に引きこもってました。
繋がりを求めて反応していくのがSNSですが、精神疲労の激しい時に見ると、摩耗度が半端ないです。
そのお陰で、ほぼスペース参加者基礎情報がありませんでした。
多分、20年ぐらい前の初期の即売会参加者と同じ状態です。
前情報がない分、自分の趣味思考のままに良い作品に出会いましたし、その時の事や作家さんとのお話もしっかり覚えています。
SNS、あったらとても便利ですが、現在の私には心理的負担が大きかったようです。
好きな作家さんのRTやふぁぼは大事ですが、新しい作品を求める時はリアルな本を手に取って見る事と、読後すぐの感想を伝えるのが大事だと再確認です。
ちなみに財政問題により買えなかった本はたくさんあります。全ては給料日とキャッシュカードの引き落とし日の後に解決です。それが社会人のリアルだ⭐️
頂いたフリーペーパーや名刺を頼りに、SNSで繋がる術があります。財布と詰み本のゆとりをみて、本は手に入れたいと思います。

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