見出し画像

コロナ禍でのイベント(イベント後編)

前編(準備編)はこちら↓
https://note.com/colonarc/n/n8831af4d5cc1

さてさて、2020年12月19日に開催した(開催できた)ボドゲフリマについて、開催後、結局どうだったかを書いていきたいと思います。年末、結構バタついてて、書くのが遅れたんで抜けは大量にあると思うけれど、そこんとこ、よろしくお願いします。(すみません)

1.開催当日レポート

当日どうだったかを時系列的に書いていきます。寄り道たくさんするかも。反省会込みだからしかたないね。

09:00 施設開場前

事前に先方に伝えていたんですが、今回は待機列を野外に作る予定だったので、その部分の案内板の設置をしてました。警備員さんに先にお伝えしてうろうろ。
事前にどこに何を張るか、どうやるかは決めておいたので迷いもなく、別の考え事をしながらやってましたね。人は来るんだろうか、雨は大丈夫だろうかとか(この時は晴れてました。昼頃には雨が降ってきて夕方には晴れましたね。タイミングわっるぅ。)

一通りA4のラミネートしたカードを置いた後に施設の正面玄関に回り込んで、開場を待ちます。

で、今回1つ目で一番大きかったトラブルがありました。
施設の前の駐車場が紐で封鎖されていました。時間貸しのパーキングでこんなこと、いきなり起こるの!?

速攻でいろいろ確認した結果、翌日(当日は土曜日だったので日曜日)にホールを使ったイベントがあるらしく、それのために停車しないように紐をは張っていたとか。会場側には私たちも使うってお伝えしたはずなんだけどな……

ということで、開場時にその旨を伝えて、「あ、そうですねぇ」という感じの反応だったので、多分「日曜日のイベントの人に押し切られて、もしくは会場の担当がすっとばされて、封鎖されてしまった」のだと思います。
もしくは、断れない事情があり、当日にトラブルを装ったか(ぇ
それ以外も考えられますが、推測なので思考終了。

まー、仕事していると誰でも(全員ではないけど)経験することなので、そこは先方に任せて、結果使わせてもらえることに。その対応に待機列止めたり、別の場所に停めた出展者がいたり、車の列を作ったり色々ありましたけれど…… 駐車場がちょっと特殊仕様でしたが、それを来場者にお伝えする手段はありませんでした。スタッフいないんです。(割と切実)

実際、これは色々重なった結果と思います。他のイベントも含めてみたことないトラブルだしね。


09:30 開場後

さて、9時半に準備のための開場です。30分で設営が必要です。
何せ、10時から試遊イベントのスタッフは私1人という、普通に考えて「大丈夫かいな」って大体の人に言われそうなやつです。だってスタッフ募集してもいないんだもの、指示できる人が。
実際はコロナ禍の影響もあって、事前にお話ししていた人やら、手伝ってくれそうな人が来れないとか、来れなくなったとかあったんですよね。この時期、仕方ないです。あ、一緒にあれこれ考えてくれるスタッフは常時募集してるので、面識のある友達の友達ぐらいまでならご連絡ください。

さて、設営は、
1.会場を開けて
2.不要なものをベランダに出して
3.椅子を出して
4.机を出して
5.それらをあらかじめ決めたマップ通りに並べて
完了です。

以前からの教訓として、私は実際に机や椅子を出すより、指示に集中した方が全体的にいい、ということは分かっていたので、早めに来ていただいた出展者の方々に手伝ってもらいつつ完成。
15~20分ぐらいで終わったと思います。机60脚ぐらいあったんですが、ありがたい限りです。本当に助かりました。
設営しながら、自分の準備をします。こちらは出店者受付、および試遊イベントに来た人用の受付準備です。今回からコロナ禍の対策で受付ができました。やるステップが飛躍的に増えたんですよねー。

さて、設営が終わったら次に出展者受付です。
これが思った以上に結構時間がかかってしまい、20サークル程度、結局30分ほどかかりました。

こちらも手順は、
1.QRコードの読み取り
2.検温(非接触)
3.出展者確認と出展費用の受け取り
4.名札と予約専用チケット、パンフレットの受け渡し
となります。

こちらが不慣れだった、というのもありますが、ちょっと時間がかかりすぎですね。
反省点とかありますが、どうしよう。最後にまとめた方がいいと思うので、そちらで書きたいと思います。(後で読み返すときもその方が楽ですし)

後、今回は試遊イベントへの出展希望をぎりぎりまで受け付けたのもあって、各サークルスペースの固定をせず、早い者勝ちにしました。
一番奥が大変だったとか、見ていて、手前が意外と人が少ないとかいろいろありました。
その辺りのアンケートもいただいています。
ちょろっと方向性だけ書きますが、今後は当日作業を極力減らす方向に動くので、やり方が多少変わります。


10:00 試遊イベント

そんな訳で、順次入場してもらって試遊イベントの開始です。

大阪市内はおろか、全国を見てもボードゲーム会自体がかなり休止に追い込まれており、実施できていない状況での試遊イベントはなかなかな感じですね。自分で言うのもなんですが。

ちょろっと試遊イベントをやろうとした経緯を書いておきます。
ボドゲフリマをやろう、って考えた2020年8月末では試遊イベントがありませんでした。それが9月末頃に「やってみてもいいかも」と考えました。理由はたくさんあります。細かい点を除くと、

1)関西圏のゲームカフェでボドゲができている
2)いくつか数える程度だけれど、ボードゲーム会が稼働している
3)創作界隈が冷え切りすぎてて、遊ばれてもいない
4)ボードゲームを遊ぶ環境が無くなった人が多い
5)試遊への不安は試遊でしかぬぐえない
6)他でのボドゲの仕方、感染防止、実際の感染方法などを調べたうえで、対応をすれば可能と考えた
7)ゲーマーの「対応すれば顔を付き合わせてゲームができる」というコロナ禍の不安意識の若干解消

特に自分の考えではあるんですが、このコロナ禍の現状において試遊ができないとなると、今後「コロナ禍が明けるまで」試遊ができないと考えています。
もうほとんどの人がそう考えているかもしれませんが、「コロナ禍は明けない」と考えているんじゃないでしょうか。私はそうです。2020年の春ごろだと「夏ごろには」「すぐに」など考えていた人が多かったかもしれませんが、今だと、私が書いていることが大体どういうことか伝わるかなと思います。私は当初よりコロナは明けないと考えています。ただ、「コロナへの不安は明ける」とも考えています。

さてさて、そんな訳で試遊イベントをさせて頂きました。
ルールは簡単、「みなさんが慣れてきているコロナ禍でのルールを守りつつ遊んでくださいね」ということです。今更1つ1つ書くことではないですね。いやっていうほどやってますしで。

試遊自体は思った以上に出店希望の方が多く、さらに後で手をあげて頂いた方も多く、遊びに来ていただいた人には楽しんでもらえたんじゃないでしょうか。

いろんな考え方がありますが、ボードゲームは遊んでから買う、というのが一番イベントとしては正しい形なのかなと思ってるんですよね。それもあって試遊イベント自体は続けていきたいな、と考えています。

実際、試遊の最中、みんなが楽しめていたかどうか、については、ほぼ見れていないので分かりません。15秒ほど写真1枚取るために入ったぐらいかな。アンケート結果を見る限り、悪くはなかったように感じました。

後はずっと受付をやってました。
一般入場の方は、
1.QRコードの読み込み確認
2.検温
3.再入場用チケットの配布
という手順です。再入場チケットにボドゲフリマへの列形成用の資料を付けました。

再入場用チケットについては、ある程度機能していたと感じています。今後も必要かな。


試遊イベントの途中で、残った部分の設営を設営チームにして頂いていました。

また、他のスタッフも集まってきて、一時的に受付を変わってもらって、途中から来たスタッフへの受付体験や受付手順チェック(この時、初めて自分のイベントの手順を第三者的にチェックできました)、ボドゲフリマ開催時の各自の場所とやることの再確認なんかをやってました。
もちろん、ボドゲフリマのみの出展予定の方への対応なども並行してました。
結論的に言えば、条件付きでぎりぎりで1人でできるかも、という感じです。後でスタッフが三々五々にやってくることが条件です。ボドゲフリマがなく試遊イベントのみであれば、もう1人、交代要員がいればなんとかなりますね。(でも交代要員は必須ですね)

試遊イベント自体は人数を数えていませんが、100人弱の来場があったように思います。もうちょっと少ないかな? この環境下で来ていただいたこと自体がスタートになるので、ありがたいですね。今後もボドゲフリマ以外でも試遊イベントは開いていこうと考えています。
次回の目標は立って待つ人が出ることです。や、待ってもらうこと自体はよくないことではありますが。

試遊イベントも終盤に差し掛かると、終了30分前に入場を停止して、設営スタッフに後は任せました。(試遊イベントの締めだけお願いしてました。人の追い出し、試遊イベント参加の出展者の移動とレイアウト修正です。)

他のスタッフや私はというと、次のボドゲフリマの準備です。


12:30 ボドゲフリマ列形成前

ちょっと細かく区切っていきますが、具体的に12時半~13時の話です。13時から列形成開始して、14時から開始です。

この時間は全スタッフのやること確認と、当日のコンディション(会場、一般来場者、スタッフの数、物品の設置と確認などです)への対応です。

今回は、メインのスタッフごとに当日やることの資料を別々に作って配布したおかげもあってか、大体うまく流れたんじゃないかな。

もちろん、スタッフも一般来場者も出店者も全員初めてのことばかりで手間取ってはいましたけれど。でも、それが目的の1つでもある今回の開催なので、次につながればそれだけで成功です。

とりあえずの反省点として、スタッフが少ない場所の掲示物の数は3~5倍ぐらいあってもいいかもしれませんね。まー準備する方は大変なんですが。
※掲示物や配布物はすべて私1人でやってます。

とはいえ、12時半~14時は出店者も混ざって入場するタイミングなので、その分類も難しい、というのがあります。受付では判別付かないんですよね……
この辺りは次回への反省点になると思っています。
入り口を別に作ったら、という案はもちろんあるのですが、そこに割ける人員がいません。つまりは別案が必要、って感じですね。

後、当日は人数が足りなくていなかったんですが、受付前の待機列作成にも1人ぐらいスタッフが必要ですよね。分かってます。
実際人数足りてないんです。
ただ、いたら次回は用意したいなっていう感じで。


13:00 待機列形成開始

13時から一般入場が開始し、列形成を開始しました。
途中、駐車場関連で5分ほど受付止めることになった以外は大体やれたんじゃないかなぁ。
あの人数なら、受付を2人用意せず、1列に並べた方がよかったかもしれないですね。
というのも、QRコードの読み取りが結構手間取る人が多かったですね。列が作られることにより、前後の人たちである程度フォローが聞いたかもしれません。施設内に入って少し時間をもらう点からも、検温が楽になったりね。

入場の手順は、
1.QRコードの読み取り確認
2.検温
3.パンフレットの配布
となります。

QRコードは全部で4か所、その横に画面遷移のスクショを張っておきました。
おかげでだいぶ指示したりせずに済んだ感はあります。
とはいえ、思った画面に行かなかったり、確認したい画面を見せることができなかったり(こちらが意図した画面をそのまま見せてもらえたのは半分程度でした)、見る方も見せる方もそれなりに慣れが必要かなって思いました。

また、後日思ったことですが、これ、最初にQRコードの読み取りをやっちゃだめですね。検温で引っかかった人がいる場合、来場をお断りしても来場したことになっちゃう。

検温トラブルは半ば予想通りではあったんですが、何度も測ることになった人が多かったですね。途中で雨が降ってきたんですが、汗、水滴、前髪があると大体計測できません。
拭いてもらって何とか取れる程度かな。
後、外気もかなり関与してます。

ただ、さすが検査機器、発熱だけはちゃんと取ってくれていた気がします。他のイベントや施設も含めて非接触検温だけは絶対めんどくさい、っていうのを知ってたので、その辺りへの信頼が多少なりとも出てくれてよかったです。

一応書いておきますが、0.6%程度の方が発熱で入場をお断りしています。
やっぱりいるのはいるんだなぁ、と思った次第です。
実際、帰宅されて再度計測された後はどうだったかは分かりません。開催後、大阪府から連絡はありませんので、クラスターは発生していなかったと思います。

こちらも一応書いておく程度になりますが、会場運営や準備はすべて、「感染した人が来た場合」を想定して準備しています。受付は会場内を可能な限りグリーンゾーンにすること、会場内は感染者がいてもクラスターが発生しにくい状態にすることを念頭に考えています。

そんなこんなでバタバタしているうちに開場です。
とりあえず、事前の自分の予想を裏切るようなことは、駐車場以外なかったので、よかったよかった、という感じです。ここまでは。(伏線ではないです)


14:00 ボドゲフリマ開催!

そんな訳で、開場したらしいです。
というのは、私は見ていないからなんですが。

どういうことかを説明しておくと、今回は会場側に無理を言って、建物内の1階に受付を作らせてもらいました。借りていたホールは2階です。

当日、私は99%ぐらいをこの受付で過ごしていたので中がほとんど分かりません。
何故代表が受付に? ということを考える人がいるかもしれないので、以下補足です。

1)一番危険な場所は受付!
イベント開催するときに感染の危険性が一番高いのはどこでしょうか? イベント会場内で決まりを破ってご飯を食べていれば一番危険です。ウイルスは基本的に飲食時に感染しやすいんですよね。
では、そういったことがなければどこでしょうか?
それは受付です。
何故なら検温もそこで行っているから、発熱した人と会う可能性が高く、かつ、来場者全員に会うから、ですね。
いくつかのイベントを見ていますが、検温をしている人はかなり絞っています。ボドゲフリマでも病院やいくつかの商業施設で見る、スマホみたいなやつを買おうかなって考えてます。あんな高額なもの、個人で持つものでもないんですけどね…… すげー邪魔だし、持ち運びもできるサイズでもないし…… 車があればいいんですけどねぇ……(免許は持ってるけど年に2回ぐらいしか使う機会がない)

2)イベント内のオペレーションは他のスタッフができちゃう
ここは自分主催のボドゲフリマで自慢していいとこだと思うので、自慢で書くんですが(ぉ、イベント自体今回で10回目、ということもあり、他のスタッフが経験値でこなせるようになっています。
今回は特に重要な「入場制限」をお願いしていますが、人数を数え、入場口に列を作るということを守れば可能です。
また同時に他のことも多少なりとも可能です。

アンケートで、「本当に数えてるの?」ってことを何件か頂きましたが、その点はスタッフに確認済みです。ちゃんと数えてます。
今回は特に来場者がそこまで多くなかったため、列を作る必要がほとんどなかった、というのもあります。

結果的なことを書くと、「100名弱をうまくキープしていた」というのが実際でした。
次回以降、人は増えると思うので、その際に列はできていくと思います。
そのために、次回以降会場を大きくし、入場料を取るかどうかのアンケートを実施しました。待機列形成を行う限り、会場を半分に分ける、ということはしないといけないかなと考えています。
※そうしないと、人の入れ替わりが本当に少なくなり、待つ時間が伸びます。


さてさて、そんな訳でイベント中はほとんどなにがあったかは分かりません。
一部ブースに人気が集まり、列形成もなかったために、押し合いになったなどのアンケートはもらっています。ただ、ブース名の記載がないので対応できないんですよね…… うーん、完売していたところなのかなぁ。
余談ですが、他の意見も聞きたいところがここです。毎年、同じような記載を頂いていますが、ある程度出展者に聞いてもそこまでのものではないような話がそれ以上に出てきて、実態がつかめていません。当日、開場スタッフとしてあっちこっち見れてたらもっと分かるんですけどね…… そんな日は来るんやろか……

今後のアンケートの項目にも記載するつもりですが、ブース名は必ず書いてもらうようにします。
列形成が必要なところは、次回以降のイベントで列形成可能な場所にできるだけ配置しようとはしているので、その辺りに入れます。
※個別に列形成について連絡を入れることもあります。

後、アンケートを見ていると、1名だけマスクを外してダッシュしていたと聞いています。
会場内スタッフは少ないですが、決まりを守れない場合、その恐れがある場合は、他の方の安全のため、退場を願う場合がありますので、必ず指示には従って頂きますよう、お願いいたします。

一応書いておきますが、私主催のボドゲフリマで注意事項や禁止事項が少ないのには理由があります。
可能な限り自由に楽しんでほしい、という反面、当たり前として対応できる人が増えてほしいためです。
がっちがちにしてほしければすることは可能ですが、誰もが望むものではありません。それに来場されている方は大人なので、節度ある対処はいつも通りにすればいいので可能でしょう? というのが考え方です。
性善説だなどなど言われていますが、今はこれで従って頂ければと思います。逆を書いておきますが、「でも書いてないから何やってもいい」と考えている方は、申し訳ないですが来ないで頂きたいです。
相手を尊重して楽しめる方に来ていただければと思います。すでに来場いただいている方で問題がある方には出会っていませんので、そんな感じで遊びに来ていただければと思っています。


後、イベントの話ですが、16時半ぐらいに来場される人も減ってきたので、受付を少し任せて会場を少し歩いて買い物をさせてもらいました。

大分人も減っていてよかったように感じましたが、確かに入場制限ぎりぎりまで入れていると、結構多く感じた人もいたのかも、とは感じましたね。それでもいつもより空いていた、という印象を持つ人が多かったんじゃないかなぁ。

余談ですが、入場する人は、終了10分前までコンスタントにこられていました。最後の方は、仕事で行けなかったけど、ギリギリ来れた、って感じの方が多かったです。非常にうれしかったし、ありがたかったです。

アンケートでもらった、人が密になる瞬間がいくらかあった、というのは認識していますが、イベントの特性上解消はできません。
少し見方を変えるのですが、スーパーで人が込み合うこと、特にレジ前は結構な人だかりになります。
あちらと大体同程度と考えています。もちろんそんな中でワイワイ騒いでいると問題ですが(つばによる感染が多いので)、比較的話すのは空いたスペースで話されている方が多かったのである程度大丈夫かなと思います。

とはいえ、今後もそういった配慮は必要になってしまいますね。
密集を作ってしまう場合は、可能な範囲で静かに、割り込まないように気を付けてもらえればと思います。

多分ですが、こういったアンケートで上がってくる「割り込みがあった」などはほぼ特定の数人を指していることが多いのですね。今後、会場内でスタッフを見ることがあれば、そういった連絡もお待ちしています。具体的に誰、って伝えてもらえると最良です。もちろん、本人には誰から伝えてもらったか、というのはお伝えしません。

おぉ、本当にイベント中は書くことないわ…… 次回はもうちょっと見る時間が増えればいいなぁ…… あと、自分のも自分で販売したい……(今回は友人たちにお願いしてました。購入いただいた方々、感謝!)


17:00 閉会と撤収

予定通り17時で終了しました。
ワーストケースの1つで、来場者が多く、列が長くなり、会場内に入りきれず、またイベント時間内に待機列が無くならない、というケースを考えていたんですが、そうにはならずよかった、というのがこの時の感想です。
というのは、来場者予想が人によりまちまちで、下は400人程度から、上は1200人程度まであったからです。会場キャパ的に考えて対応が天と地ほど異なりますね。ハイ。
そんな訳で、裏手のグラウンドを列形成用に借りてはいたんですが、使うことにならなくてよかったです。
後、こっそり延長も考えていました。これは出店者の都合もあるので、調整が必要ですが……

その反面、終了時ぎりぎりまで人がたくさんいたことも書いておきます。
いつもと違って、来場者が減ったことにより結構ゲームが残っていた、というのもあるのですが、それよりも久しぶりのイベントで楽しかった、というのが大きかった、というのがあるのを信じたいですね。アンケートでもいくつかいただきました。こちらもうれしいです。

あ、余談ですが、箱物のボードゲームを最後、無料で配っていたブースがあるっていうことで、ボドゲフリマは最後まで残っていて損はなかったのかもしれませんね。


今回の撤収はいつもと違って集荷が行えませんでした。
12月ということもあって、物流がやっぱり滅茶苦茶忙しいですね。今後は12月にイベントを開かないようにします。すべての運送業者に無理って言われたのは初めてです。

それもあってか、撤収はどこも早かったように思います。
販売量も聞いている限り、来場者数の減少(1/7程度でした)から考えると、そこまでの影響もなかったようでした。
来場者が帰り道話していることをこっそり聞くと、「(友達)も来ればよかったのに」とか「ありがとうございました!」とか聞けたので、よかったのかな。
いくつか知り合いのブースにも聞きましたが、ボドゲフリマに慣れていることもあって、結構販売できたようです。逆に「こんなに販売できるなんて」と驚いていたところもあったので、とりあえずはよかったのかなとか。
半面、来場者を伝えていない状態でしたけれど、「これならショップに売った方がいい」と答えていた人もいたので、今後また来場者が増えていくように頑張っていきたいですね。
後、創作関連は以前に比べてさらに厳しいかなと感じたので、試遊は大事なんだなぁと感じました。

撤収は、会場側から指定されている「殺菌してください」というのが結構大変でした。一応台ふきと消毒剤はもっていっていたので、それでやってましたが、撤収自体が結構大変だったように思います。

手順を整えて、もうちょっと人数ほしいかも、ですねぇ。

とはいえ、いつもより早く撤収準備が完了したと思います。
色々書いていますが、本当にたくさんの人にお手伝い頂きました。設営はもとより撤収も。
コロナ禍でのイベントいうこともあり、初めてやることが多かった、という人がほとんどだったと思います。
今後も続いていくので、どんどん慣れていってもらえるとありがたいです。


2.振り返っての反省点

今回のイベントの主旨は、「みんなで慣れよう、コロナ禍でのイベント」というのでした。私だけかもしれませんが。
今回来た人は、次回開催時に、「前やったQRでしょ? 何となく覚えてるよ」ってなれば最良の結果です。

運営側は運営側で、出店者側は出店者側で、試遊やってるところは試遊やってるところで、一般参加者は一般参加者側で、今後同じようになることに慣れていってもらうのにはよかったのかなと思います。

イベントは事前にサイトを調べて読んできてくれる人が3-4割、5割程度が周りをよく見てそれに沿ってくれる人、1割が仕方なく言われていることをやる人というのが大体なんですが、(特定しているわけではなく、大体そうって私が考えているだけです)慣れていけば、5割の部分が大分楽になるので、今後につなげられそうな感じを受けましたね。

1)QRコードの読み取りについて
これ、先にも書きましたが、順番が間違えていますね。検温をクリアした人がQRコードに進まないといけないです。
そして、めんどくさいのですが、今後検温で1人、QRコードの確認とパンフの配布で1人と分ける必要がありそうです。

QRコードの読み取りで苦戦した人が全体の3%ぐらいいたので、そちらへの対応を考えるとそれぞれのフォローにあと1人で、3人一組ぐらいがいいんでしょうけれど。

こちらは来場者が1000人を超えても、今の手法で行けそうな気はしました。


2)検温について
これが今回やってみて、限界を感じた点になります。
まず計測しづらい、次に計測方法が難しいです。

私も情報を事前に集めていて、おでこがメイン、無理なら首筋という感じで進めました。手でどうですか? って何回か言われましたが、そこではかなり数字が変わるんですよね…… 暖かい部屋にいた人は大丈夫なんですが……

また、今回一般来場者が350人程度、出店者が100人程度いたんですが、余力としては、50%ぐらいでした。
これがどういうことを指しているかと言えば、700人を超えるとキャパオーバーすることを指しています。実際はまだいけるかもしれませんが、検温の難しさが出てくるとなかなか難しいです。

そうなってくると別の物に頼る必要があります。
そんな訳で、先にも書いた「スマホみたいな検温装置」を買う必要がある気がしています。1つ6-10万円するので、ぱっと買えるものではないんですが、それでもあるとだいぶ助かるので、買うつもりはしています。限界を迎える前に。

これ、問題は買っただけでは済まなくて、「正しい温度が出ること」「かなり大きい」「壊れたときは?」などあって、どうしたもんかなと思っていますが、この辺は会場との相談を経てうまくやりたいと考えています。

とりあえず、次回開催は大丈夫ですが、以前のように2000人を超えたときにどうできるのか、というのは非常に疑問ではあります。
そんなこともあって、入場料の徴収に繋がっている、と思ってもらえると助かります。


3)列形成について
これは事前に自分でも気づいていつつ、そこまで手が回らなかった部分ではあるんですが、列が長くなった時の対処は準備していたんですが、短くなった時の準備というのはあまりできていませんでした。

今回は途中で一部スタッフの判断で経路が変わりました。
その場の判断だったので、案内などが上手くいかないところがあり、ご迷惑をかけた人がかなり多く出たかもしれません。
次回はそのあたりまで手が回せると思うので、何かしたいとは思います。
後、野外の掲示について、風で一部飛んで行ったんですが、実際固定する方法がなく、人を立てれれば一番なのですが、そこまでスタッフもおらず、対応が不可能ですね。
列形成の流れの想定はしているのですが、他のスタッフにそこまで伝わらなかったものもあり、課題にはなっています。

次回開催前には列形成のスタッフにも話を聞いてみたいところです。


4)会場との連携について
これもネックの1つで、同じ会場で次回も開催するかどうかはまだ決めていません。
会場スタッフの方には非常によく対応していただいて、動きやすいのですが、列が長くなった場合のオペレーションが1階と2階に分かれているところからもかなり難しくなっています。
以前の会場のようにできれば1面でできればいいのですが、そうやって会場を変えると、また別の列形成オペレーションを作る必要があり、これがかなりめんどくさいのです。(時間と手間がかかります)

今回のアンケートやツイート、コロナの広がり具合などからみて、次回開催時の人数の概算は自分の中では出しているのですが、どうしようかな、というのが本当のところです。やめる気はないので開催はあると思います。


5)事前にできることはやるようにする
何を当たり前のことを、と思われますが、出店者への集金はあらかじめ振込などで行った方がよさそうです。可能であれば、事前配布物の郵送と。ただ、これはフリマをやるにあたり多少のハードルになりそうで、どうしたもんかなー、って考えてはいます。

一般来場者へのオンラインチケットについては、考えていません。
他のイベントなども見ていますが、手間が減るわけではなく、むしろ増えている部分もあるためです。
まー、これも有料化を決めた段階で考えることですけれど。


6)検温の仕方
細かい点ではあるのですが、検温はおでこではなく、こめかみを横から狙った方がいいですね。正面から測温機を当てられると若干恐怖ですよね。今回やってみてわかりました。
また、おでこの正面よりこめかみの方が計れる率は高そうです。こちらについては次回以降に生かします。
次回は私はずっと検温していると思います。ここが一番いろんなことに対応しないといけないうえ、一番の安全を作ってるところなので。
引っかかった人が出たときに「測り間違えかな?」と何度も計測していた他のスタッフをみた、というのもあるんですが。低めに出ることはあっても高めに出ることはないので、その辺りのマニュアル化も必要なんですよね。


3.最後に

ボドゲフリマへ来ていただいた方、何らかの理由で来れなかったけど、今後行きたいと思って頂いている方、これを読んでいただいている方に感謝いたします。

ほんと、色々なことや制限が出ているイベントですが、今後も安全とは何か、を考えつつ開催していくつもりなので、よろしくお願いします。

もちろん、不安を覚える方もいらっしゃると思います。
これはイベントなので無理して来る必要はありませんし、不安が残っている場合は、来ないという選択肢は必ず残しておいてほしいところです。
後、会場での検温ではじかれる場合があるので、家で5分程度使って測ってもらえれば一番安全です。

ここまでいろいろあったうえでも開催するのは、ボドゲって面白いやん、っていうのがやはりメインにある、ということもお伝えしておきます。
「やらなあかんな」と義務感が出てしまったらそこでやめるかもしれません。
でも、また遊びに来ていただければと思いますので、今後ともよろしくお願いします。


という訳で、いつも通り全部無料で読めるけど、役に立ってたらジュースおごってくださいのコーナーです。
記事の購入を頂けるとすごくうれしいです。

ここから先は

0字

¥ 200

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?