『メリーに首ったけ』
ある番組で、私がとっても好きな中村倫也さんがオススメしていたこの映画。
紹介文には「エッチなロマンティックコメディ」とあったので、「どうせアメリカのものだからどぎつい下ネタばっかりなんだろうなぁ」などなど気だるげに思いながらとりあえず視聴開始。
うん、確かにキャメロン・ディアス演じるメリーはものすっごくキュートだ。冒頭のシーンから、彼女の溌剌とした才気あふれるオーラがプンプンである。(ちょっと気持ち悪い言い回しか?)きっと、あなたがテッドじゃなくても、ヒーリーじゃなくても、ノームじゃなくても、はたまたウギーじゃなくても惚れてしまうだろう。
この物語は要は彼女に文字通り「首ったけ」の男どもが繰り広げるドタバタ…というか転んでばっかりのドジとしか言いようのない「すったもんだ」で話が進んでいくのだが…
はっきり言って、それほど面白いものではない。
観賞後、あなたは必ず「メリーに首ったけ」になることはできるだろう。しかし、それだけなのである。(まぁベン・スティラー演じるテッドへの憐憫の情ももれなくセットでついて来はするが)
しかし、これはドラマではない、コメディなのだ。
西国分寺で友人と飲みながらゲスい話をしてる時に、「そういえば、『メリーに首ったけ』ではさぁ〜」などと話題に出すくらいには十分のコメディなのである。
追伸、キャメロン・ディアスは90年代の奇跡だ。
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