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東京都知事選のジブンゴト化について

都知事選がアツい

気がつけばもう今年も半分が終わってしまった。そして7月7日には東京では大きな祭がある…
武藤クニミツっぽくに言えば、気温もアツいけどこの祭(政)はもっとアツい!

2年前にそれまで役員をしていた会社を退職して、これからは自分の進みたい道を進んでいくという選択した時から、ちょっと世の中について、とりわけ自分の住む街の行く末について真剣に考えるようになった。
それまで全く考えてないわけではもちろんない。もしそうだとしたら結構問題だ…。でも今思えば、ある意味考えていたようで考えていなかったんだなぁと思うと、やっぱり大問題だったなぁ…
真剣にというのは、他責思考で行政の政策や経済を見ていくのではなくて、一般市民のあるべき姿として「自分の進む道を自分の責任において選択していく」ということ。
「あの人の政策は見通しが甘いところがあるよね」
「だから世の中駄目になるんだよ、やってらんねーよ」
こういう他責思考からはもはや何も生まれない…というのは頭ではわかっていても、自分の中に落とし込めていなと結局とても浅はかなジブンゴトになって、結局それは他責思考の延長線上にしかない。

そんな中、今年都知事選がアツい。
僕は実家が八王子なので岐阜県飛騨市に籍をおいているといえどもやはりジブンゴトである。だから余計に都知事選がアツい。
なんで投票権もないのにこんなに悩んでいるんだ?というくらい。
こういう人は多いんじゃないかなと思う。
今思えば、僕は3年前の岐阜県知事選にももっとアツくなるべきだった。
ぜんぜんジブンゴトじゃなかった。
今年の飛騨市長・飛騨市議選はアツくなったけれど無投票だったし…

石丸伸二氏をどう見るか?


そんな僕のココロを、いや、都知事選をアツくしているのが、広島県安芸高田市の元市長である石丸伸二氏。僕が彼を知ったのは2年ほど前。初めてYOUTUBEで彼の奮闘ぶりを見た時かなりびっくりしたのを覚えている。
「こんなことを言ってのける政治家がいるのか!」

今その都知事選での石丸伸二氏の言動に多くの賛否が寄せられている。
その賛否についても含め、ここではこの都知事選の僕なりの見方を話してみようと思います。
「政治的な発言は物議を醸すからやめたほうが良いよ」
とアドバイスくださる方もみえますが、僕にとってはもはや
「政治」の話ではありません。
「自分の生きる選択」の話だと思っています。

石丸伸二氏の言葉を借りれば
「誰かの一面を褒めたからと言って、その誰かを全てを信望していることにはならない。人間はそんなに単純なものではない」

実はこの言葉に今回の都知事選を表すすべてが詰まっていると僕は思っている。だからこそ今度の都知事選は面白いし難しい。
彼の言葉は言い換えれば、
「影響力のある人が言うことは全て正しいと思いこんでしまう」ということ。
これって僕らの生活でもよくある話で、
「あの先生が言っているから本当なんだ」
と、影響力の強い人やメディアの言葉を盲目的に信じてしまって、結果自分で調べることなく依存してしまっていることが本当に多い。
僕の住む飛騨でもよくある話なのがテレビ(特にNHK)や新聞の信奉がある。

僕の評価

僕の石丸伸二氏に対する評価は1つ。

本来あるべき政治の在り方の原理原則を貫くことで、有権者の選挙に対する意識を変えたこと。

これに尽きる。

コレは安芸高田市長時代のYoutube劇場がとてもわかりやすいくてよかった。
誰もが政治家に思うあるあるな不満、不信をを片っ端から切っていく爽快感も相まって、政治から興味を失っていた…もしくは世の中の行く末を諦めていた有権者は彼の言葉に震えたんだろう。

彼の政治家としてのスタンスはそのまま都知事選の大きな戦略となる。
言葉にすればとても簡単、でもやるにはなかなか勇気がいる。ただ後ろ盾を持たない彼には当たり前のことなんだろう。

有権者が政治家に思うあるある3選
・質問にこたえない。
・基本他の候補者の批判をする。
・感情的になり過ぎる。
・誰かに阿る
・ブレる

こういう政治家を見るとうんざりする。

彼のスタンスはことごとくこれらの逆をいく。
・質問に向き合いしっかり答える
・他の候補者の批判をしない
・常に理性的である
・誰にも阿らない
・ブレない

その上で「全ては有権者の責任」と言ってのける。

気持ちが良過ぎる。

よく国会答弁を聞いていて、
「誰かコイツ引っ叩いてくんねーかな?」
と思うことがあるが、それをやってくれている感じか…

政治家としてのあるべきスタンス

「質問に向き合いしっかり答える」
コレは相当頭が良くて誠実でないと出来ない。しっかりと自分で政策を考えて思慮深くある。今回の候補者の中には「その政策ホントに自分で考えたの〜?」ていう人も多いし、仮にそうだとしても思考が浅い場合が多い。こういうのは自分にも当てはまるから常に自戒の念を持って僕も書いてます。
実際に質問にしっかり答える問答は聞いていて気持ちがよい。

「他の候補者の批判をしない」
人の批判をしているような状況ではない…という危機感がそうさせているのか?戦略的なものなのか?
いずれにしても誰かの批判に無駄に時間を割かないのはとてもクレバーだ。
他の候補者は結構ダイレクトに批判や誹謗中傷を大声で言っているけれど、それを言うことで候補者本人の価値は上がらない…というか下げている。
公約や政策はとても素晴らしいし魅力的なのに、その一点においてもったいないなぁと感じる候補者も多い。

「常に理性的である」
頭が良いのもあるし、先を見据えているというのもあるだろうけれど、基本的にセルフコントロールに長けていて常に理性的であるように見える。
戦うべきところは徹底的に戦うけれど、ノーサイドになれば普通の人間に戻る。その戦い方がとてもきれいだ。
公開討論会を見ているとそのあたりがとても良くわかる。
他の候補者の立場・実績などを敬いつつ、しっかり論戦する。
礼儀は忘れない。こういうところが好感が持てるんだろう。

「誰にも阿らない」
このスタンスは安芸高田市長時代からを見ていればよく分かるところである。常に相手とは真剣勝負。一般質問をする議員にも囲み取材をするメディアにもプロフェッショナルを求めている。この感じはイチローっぽいとも言える。きっとイチローが苦手な人は彼のことも苦手なのかもしれませんね。

「ブレない」
基本「是々非々」で進めようとする彼のスタイルはブレない。
常に物事の先を見ている(考えている)からあまり右往左往したり、一喜一憂したりするイメージはない。ただもしかすると論戦で彼に勝てる者もそうそういないだろうから、誰にも止められなくなる可能性もある。
安芸高田市議会でちゃんとした「是々非々」を見たことがないし彼と直接話したこともないから、人の話をどこまで受け止めてくれるのかわからないけれど、真はブレずに自分の意見や思いをその都度軌道修正したりリカバリーすることができるのか?というのは見ていく必要があると思う。

人間はそんなに単純なものではない

でも、大切なのはここから。
石丸伸二氏のこれらの部分は本当に評価に値する。ここ30年でこんな理想的な政治スタンスを持った人はほぼゼロに等しい。

それは評価するし尊敬に値するけれど、では彼の掲げる公約についてはどうか?と言われたら、それはまた別の話だ。
彼の言葉を借りれば「人間はそんなに単純なものではない」のである。

ここは今回の都知事選において結構な重要なポイントで、スタンスの評価と公約(政策)の評価をしっかり分けて考える必要があるのだけれど、彼のスタンスがあまりにも素晴らしいから、盲目的に公約(政策)も支持してしまうという方も多いのではないかと思う。

彼の公約(政策)はある意味とても明快だ。
凄腕の経済アナリストとしての確かな分析力や安芸高田市長としての実行力もあるのと、その辺のあまりよく考えていない政治家を何人連れて来ても敵わないくらい勉強しているし、もともとアタマがかなり良いので、説明も論理的でとてもわかりやすい。
変な専門用語で煙に巻くこともない。

ただ、詳細に関してはまだ明確な政策が見えてこないから何とも言いようがないが、言及して欲しいところに言及していない…もしくは思いが違うという印象。

僕が本当に知りたいこと

経済=経世済民
世を治め、民の苦しみを救うこと。

ここへの言及は良かったし可能性も感じるけれど、どんな風に救ってくれるのか?
東京都政の決断は必ず国政へ影響することを考えると、経世済民、そして地方の関心を集めていると言うならば、やはり都政を通した下記のポイントへの言及は欲しいところである。

・憲法改正
・緊急事態条項
・mRNAワクチン
・パンデミック条約/IHR
・原発
・マイナカード
・移民推進
・消費税増税
・水道民営化
・神宮外苑再開発

いずれも「日本が売られる」要素であり、今後の都民(国民)の命に直結することで、既に顕在化している問題もありながらひた隠しにされていることも多い。というか、既に間違った方向へ舵を切られているこの状況をどうリカバリーできるか?というボーダーラインに立っているような状況。
ここで大切なのはボーダーラインに立っているのは誰か?ということ。
コレについては最後に触れます…

今のところ、都知事選始まって以降の彼の政治活動の中でこれらのポイントに触れていないことも多いし、彼から直接聞いたわけでもないからなんとも言えないが、少なくとも僕が最も重要だと思っているこれらのことには言及していない…というか僕は聞いていない(内容はどうあれ何かのインタビューや対談で言及しているところもあるかもしれないけれど…そういう記録を見つけられていない)し、言及がある中でも僕とは思いが違うところもあるから、政策としての判断はしかねるという状況。

というのが、彼の言葉を借りれば「私の評価です…」というところ。

都知事選にあたって有権者が優先すべき共通の問題とは?


でも、本当に優先しなければならないのは何なのか?
残酷なことに7月7日にはこれからの歩んでいく道がある程度見えてきてしまう。
今までの都政の延長戦をするのか?
新しい都政を育んでいくのか?

組織票などの読みから現職の都知事再選が濃厚とされ、唯一の対抗馬が野党の女性参議院議員とされていたところに、実に多くの立候補者が集まって気がつけばカオス状態の都知事選に。

選挙妨害のために間違ったお金の使い方をしている勢力もあれば、相変わらず選挙のたびに他の候補者の妨害に生きがいを見出している勢力や、理由のわからない立候補者も多くあって、純粋に本当に東京を良くしようと考えていると思われる候補者は1/3くらいか…という印象。

そこにさっそうと現れたのが
「国政の代理戦争をしている場合じゃない」「政治屋の一掃」と流行語大賞を取れそうな勢いの石丸伸二氏。

つきまとう政局に踊らされているかもしれない不安

この立候補者の乱立も含め、彗星のように現れた石丸伸二氏の台頭を政局的にどう見るか?というのも一つの見方で、無所属と言いながらのステルス支援政党があるんじゃなかろうか?とか、優秀な選挙参謀にコントロールされている部分もあるんじゃないか?そもそもが、石丸伸二氏自体が政界が用意した現職のバックアップなんじゃないか?とか…
確かにあまりにも出現が鮮やかすぎるし、出来すぎている感もある…
もしかしたら、全部操られちゃっていて、僕らは誰かの手のひらの上で踊らされちゃっているだけなのかもしれない…という疑心暗鬼に陥っているのかもしれない。
仮に本当に踊らされていたっておかしくない。もはや日本はそういう国なのだから。

だから僕も最近は主要メディアでの彼の取り上げ方が強くなったり、YouTubeの閲覧数がとんでもないことになっていたりすると、誰か何かやってんじゃねーか?とも思う。
優秀な選挙参謀やドトールやKDDIの創業者が応援演説をする内容を聞くと、本当に大丈夫なのか?って思ったりする。
最近、どうも彼らの言葉が宙をさまよっている感じがしてならない…

都政を変える一票の行方

でもですよ?
じゃあ誰に一票入れたら良いの?となったときに、僕らが考えなくちゃならないのは何か?ってことです。
現職都知事以外の候補者全員そして有権者が共通して思っていることは
「今の都政を変えなくちゃならない」ということ。

これは現職都知事に入れるか入れないか?ということだけではなくて、
誰が現職都知事より票数が上回るか?、つまりはどうやって現職都知事を引きずり落とすか?ということ。
そう考えると、候補者は互いの批判をしている場合じゃないし、有権者は強い言葉の応酬が面白いからと言ってYouTubeで盛り上がっている場合でもないと思う。
投票日まで1週間を切って有権者がすべきことは、現職都知事を引きずり下ろすために現状の都知事選のレース状況を見て、誰に投票したらそれが叶うのか?ということ。
乱立する候補者で票を取り合うんじゃなくて、まずは現状の都政を変える為に票をまとめることなんじゃないのか?

都知事選で全て終わりじゃない、始まりに過ぎない

僕だったら、とりあえず現状の公約に満足していなくても、または現職のバックアップの可能性があったとしても、石丸伸二氏に一票を投じる。
なぜなら、都知事選で全てが終わりなわけじゃないからだ。
これは新しい東京の始まりに過ぎない。東京大改革3.0はいらないけれど…
そして、もし彼が都知事に当選したならば、その際はぜひ他の候補者とも政策を話し合って取り入れるべきところは取り入れて、登用すべき人は登用して進めていって欲しい…というのは叶わぬ希望だろうか?

もしかしたら、ここで選んだ都知事に全てを任せようとしちゃいないかい?
そんなことを最近思う。
「あの人を選んだから安心だ…」
「公約を破りやがって…」
なんていう有権者の他責思考が大きな問題。
立候補者全員のアジェンダには全て目を通したし、ふざけた奴ら以外の街宣動画はだいたい見たけれど、全てが完璧な立候補者なんて誰一人としていない。
「この人はいいこと言ってる!」という人が他候補者の批判に時間を割いている(もちろん、大切なことに気づいてほしいというメッセージも込みの批判をあえてしているということもあるだろうけれど)ケースも多く見られる。メディアやYouTubeで語る評論家は他人事のように候補者を批評しているけれど、今後の都政を考える真剣さよりも、自分の方がスゴかったとか、波乱めいた選挙を傍観して楽しんじゃっている始末。
そんなメディアに踊らされている有権者は
自分の理想を全ておっかぶせる立候補者を探して、新都知事がもしうまくいかなかったら全部そいつのせいにしようとしちゃいないかい?

「全ては有権者の責任」
石丸伸二氏のこのセリフからわかることは、彼が頭の中で描いている理想の対立構造は現職の都知事でもなければ、他の候補者でもない。石丸伸二vs東京都民(有権者)なのだ…ということ。
選挙はここで終わりじゃない。都知事が決まったら、今度は都知事に制動をかける都議に働きかけなきゃならない。

ここは都知事選の結果がどうなろうとも、有権者はしっかりみておかなくちゃならないところ。それだけあなたの一票の責任は重いし、その責任を果たすということは、今度は都知事にブレーキを効かせる機能を自分たちの手で磨いていくこということ。
これは安芸高田市長時代に彼が言っていたことだけれど、
「二元代表制の首長と議会は“車の両輪“ではなくて“アクセルとブレーキ“」
「首長が間違った方向にアクセルを踏んだら、議会をはそれを止めるブレーキにならなくちゃならない。だからこそ是々非々が必要」
都知事選がどんな結果になろうとも、都民の手でそのブレーキ機能である都議を焚き付けていかなくちゃならない。これが責任。

あきらめたらそこで試合終了だよ

今ネット上では「政治を変えられるかもしれない」という機運が高まっているし「これがラストチャンス」ということも言われている。もしこれでもなお現職が強くて再選したとすると、あきらめてしまう人が続出する。
これはたぶん、精力的に動いた人ほどその厳しい現実に苦しむし、表面的に乗っかってみただけの無責任有権者は「ガチャ失敗」で済ませてこの国に何の希望ももたず、政治に無関心になるかもしれない。

でも「全ては有権者の責任」だから逃げることはできないし、
湘北高校の安西先生の言葉を借りれば
「あきらめたらそこで試合終了だよ」ってことです。

ここで政治が変わったとしても、変わらなかったとしても僕らはブレーキを磨かなくちゃならないし、思考は研いでおかなくちゃならない。

たぶん、これから自分の住む町や市、都道府県、国の一員として、寄り良くしていこうと思うなら、僕もそうですがかなり勉強していかなくちゃなりません。

今の時代、自分の欲しい情報に簡単にリーチすることができるけれど、この「自分の欲しい情報に」ってところが厄介で、ファクトではなく自分の思いにフィルタリングされた情報だけ入ってきてしまうことがあったりする。
そういうところに注意しながら、自分や周囲にとって最適だと思う選択を自分の責任においてする。こういうことの繰り返しがジブンゴト化というのだと思います。

脳みそに汗を掻く

石丸伸二氏が言う
「この選挙、楽しんでください」
というのは、たくさん調べてたくさん悩んで脳みそに汗をかいてください…
その上で責任ある一票を投じてください…ということ。

どうして自分が投票するわけじゃないのに勝手に結構真剣に悩んでいるんだろう…と思うのは、選挙戦が目に見えるものだけで戦われている感がするからだ。システム化できたら良いし再現性が高まるのは良いことだけど、仮にそうなったとしてもなお目に見えない部分のほうが重要性が高いというのが僕の思いなので、例えば都市開発の一環として触れられてもいる明治神宮外苑の再開発など「民間のシゴトだからゼロにするのは難しい」などの理由で日本人が大切にしてきた神道の歴史や精神性のシンボルに手をいれることを止められないのだとしたら、それが目に見える形での最適化だったとしても、僕は賛成できない。
投票権のない僕がこんなに勝手に悩んでいますが、東京の皆さんはきっと僕の悩みなんて比べ物にならないくらい悩んでいるんでしょう。だってその責任は重大ですから…

ボーダラインに立っているのは政治家じゃなくて有権者です

この一票、右を選ぶのか?左を選ぶのか?
このボーダラインに立っているのは文脈から見て分かる通り、政治家でもましてや政治屋でもありません。有権者です。立候補者も都民でもあれば選挙権があるので彼らもボーダーラインに立っています。
今回のボーダーラインはまさにこの国の生死に関わる一線。
石丸伸二氏の街宣を聞いてきた方なら、この一票の重要性はよくわかっているのだと思います。

選挙にいきましょう

こんな風に今回の石丸伸二氏により選挙や政治への意識を変えられたみなさん、特に有権者の方はそれぞれに想いがあることでしょう。
投票日まであと一週間を切りましたが、それぞれが責任のもてる一票を投じてもらいたいところです。
今回ほどの有権者が羨ましいと思ったことはないです。
だから、必ずその権利を持っているあなたは選挙に行って、責任のある一票を投じてきてください!

今後の行く末を大きく占うボーダーラインに立っているのは全ての都民(国民)であるということを忘れずに…

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