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脳、ほぐれましたか?

この記事はちょうど一月前、2023/12/19にアップロードしたどもがよAdvent Calendar 2022・19日目記事についての解説文です。
未読の方はせっかくなのでそちらから先にご覧ください。

ご存じの方も多いとは思いますが、noteには記事をカテゴライズすることでユーザの目につきやすくするための機能があります。そう、ハッシュタグですね。
先述のアドベントカレンダー記事においても、それっぽいタグ付けをしてありました。それがこちら。

個人的には「謎解き」にしたかったんですが長いものに巻かれた

どもがよAdvent Calendar 2022の記事なので「アドベントカレンダー2022」は当然。また推しのパズルゲームと謎解きイベントについての話をしていますので、「パズルゲーム」「謎解」があるのもおかしくないでしょう。
しかし、残る1つの「クイズ」。文中でクイズについて言及しているのはごくごく序盤、「Among Usや早押しクイズに熱中している」という箇所だけです。それなのにわざわざハッシュタグがついているのは不自然ですね。


違和感は別の場所にもありました。

ググってもこの記事しかヒットしないよ

何ですか日中クソネミ小隊って。

苦肉の策1
苦肉の策2

いくら砕けた文体であるとは言っても、普通に紹介文を書いていて「ん」から始まる書き出しをそんなに多用するでしょうか。

作文苦手だとやっちゃいがち
おかしくないけど横書きではあまりやらない

可算名詞を扱っているわけじゃないので一般的には「一番」と書きますし、時刻表記は「21時」となっていた方が読みやすいでしょう。
書き方のクセと言ってしまえばそれまでですが、読んでいるときに何となく違和感を覚えた方も少なくないはずです。

そして極めつけはこれ。


???


??????????

突っ込んでくださいと言わんばかりに浮いたクエスチョンマーク。クイズにおいては文末に位置し、その文章が問題文であることを示す問いかけの疑問詞ですね。ここまでの情報が揃っていれば、何が起こっているのか予想はついたかと思います。

「記事全体を通してクイズの問題文が隠れているのではないか?」

この発想に初見で至ることができた方はかなりのやり手だと思います。一緒に謎解きゲームしましょう。


ここからは問題文の解説と答え合わせです。自力で解いてみたいって方は改めてリンクを貼っておきますので、前回の記事をご覧ください。

では参りましょう。

先述の通り、表現が無理矢理になっていたのは文頭でした(それ以外の箇所に引っ掛かりがあったなら私の文章力不足なので許して)。
つまり何らかの手順で文頭を参照する必要がある、と考えるのが妥当でしょう。
真っ先に思いつきそうなのは縦読みですが、noteは閲覧環境によって文章幅を自動調整してくれる機能があり、答えが一意に定まりません。
そんなわけで、「文字でも単語でもなく行単位でもない、となると次は……段落?」という順に連想していただけると嬉しいです。このクイズは祈りでできています。

無駄な文章を連ねるのもアレなので、実際に段落ごとのはじめの文字(漢字の場合は読みの1文字目)を拾っていってみましょう。

算用数字はそのまま読んでね

なんか文章になりそうですね。
ということで最後まで並べたのがこちら。

「サガルマータ」って答えたひねくれものもいたよ

読みやすく整えると「日本一高い山は富士山ですが、世界一高い山と言えば何?」となります。
そんなわけでこのクイズの答えは「エベレスト」でした。


ということで、謎解きの紹介記事に謎解きを仕込む性格の悪いやつの文章でした。お付き合いいただきありがとうございました。
みんなもそれとなく出題を隠して、気付いた人とだけニヤニヤする遊びをしようね。

なおこの記事に謎解きはありませんので悪しからず。それを始めると無限ループしちゃうのでね。

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