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東温市上林峠からの石鎚スカイライン土小屋遠征コリメート撮影

上林トンネル(標高1119ⅿ)から瀬戸内海を望む

東温市上林トンネルは皿ヶ嶺(標高1,271m)近くにあり標高1119ⅿの位置に
あります。標高も結構あるので瀬戸内海方面をコリメート撮影に挑みます。
中腹には白糸の滝があります。

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写真では民家の後方にある谷に車一台が通れるほどの舗装路があり、
白糸の滝手前まで行くことができ、徒歩10分で行く事が出来ます。
走ってみましたが雑草も深く断念しました。
時折下って来る車もありましたから勇気を持って走れば行けるようです。

さて、目的の上林トンネルは林道を登り標高1119ⅿ地点にあります。
林道とはいえ結構走りやすい舗装路で頂上付近まで登ると見えてきました。

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ここに来て驚愕の事実・・・視界が開けていない!
木々の奥に瀬戸内海方面が見え隠れしてはいますが、残念ながら
景色は見通しが悪く見えませんでした。
実は、白糸の滝辺りでは瀬戸内海まで見えていたので、
撮影しておけばよかったと後悔です。

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ならば!舵を大きく切り、石鎚スカイラインへ遠征です

石鎚スカイラインは無料となっています。しかし、
12月1日から3月31日まで全面通行止めとなるため、11月29日の今日は
今年最後のチャンスとなります。行くしか無いですね。
ターゲットは御来光の滝、そしてもちろん石鎚山山頂です。
雲の上を走る石鎚スカイラインをご来光の滝が見える展望台、
長尾尾根展望台(標高1179ⅿ)へと登って行きます。

石鎚スカイラインではもうすっかり紅葉も終わり、雪は有りませんが
すっかりと冬の景色となっています。
一気に1179ⅿまで登ったところに御来光の滝の展望台である
長尾尾根展望台があります。
三脚でカメラを構える方もいて人気のスポットです。

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展望台からの景色はこんな感じです。木々の隙間から申し訳なさそうに
御来光の滝が見えます。
注意深く探さないと見つけられないレベルの見え方です。

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デジカメのズームで拡大するとこんな感じです。
細く白い筋が見えています。

長尾尾根展望台から御来光の滝をコリメート撮影

それではいよいよ御来光の滝をコリメート撮影してみましょう。
使用アイピースは25㎜(16倍)でデジカメ光学ズームで
40倍~58倍の倍率で撮影します。

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この木々の間に見えている御来光の滝を狙います。

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まず40倍で撮影してみました。
天頂ミラーを使用しているため鏡像(左右が逆)になっています。
また、フォトショップで補正をかけています。
結構、細かなディティールが見えています。
手前の木々が邪魔ではありますがなんとか撮影できています。

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58倍で滝の落ちているところを撮影しました。(鏡像)
迫力あります。

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滝の下方を狙います。(鏡像)
手前の木々が被っているため若干影が出ています。
全体を見渡すには40倍あたりがちょうどいいですね。
滝までは2.3㎞程ですからあまり倍率は必要ないようです。

40倍の動画もアップしておきます
水が流れ落ちる様子がはっきりと確認できます。

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ちょうどここからは石鎚山の頂上が見えています。
いそいで土小屋へ上り撮影に入りたいと思います。スゴク楽しみです!
土小屋から石鎚山頂上は3.5㎞程の距離ですから
登山客の賑わいまで見えるはずです

いざ土小屋へ!!石鎚山山頂をめざせ!

いよいよ土小屋を目指します。標高は一気に1492ⅿまであがります。

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土小屋では山頂付近が白く冬景色を見せています。
とにかく寒い!しっかりと冬はそこまでやってきているようです。
気になるのは周辺のガスです。

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石鎚神社を鳥居越しにお参りして急いで石鎚山頂が見える駐車場へと
急ぎます。

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遅かったァ~!!ガスがちょうど石鎚の辺りを覆っています。
少し前まで長尾尾根展望台では晴れていたのに
山の天気は本当に変わりやすいですね。あっという間にガスに包まれ
山頂付近は全く見えません。

本日二回目の後悔!御来光の滝を撮影した時に石鎚山頂も撮影しておけば
よかったと後悔しきりです。
しばらく待っていましたが晴れる様子が無いので、周辺の撮影をして
下ることにします。

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石鎚山へリベンジを誓う!

今回は、思わぬガスによって肝心の石鎚山頂を撮影する事が
出来ませんでしたが、また、春がやって来たころ再度リベンジする事を
誓って下山することにしました。
楽しみは次に残しておくのもありだと心に言い聞かせながら・・・


サポートは大きなモチベーションになります。どうぞよろしくお願い致します。