栗林千奈美
神田にてピンチョスと麒麟について考える
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神田にてピンチョスと麒麟について考える

栗林千奈美

恥かしながら「麒麟がくる」が人生初大河ドラマ。北海道生まれだし育ったまちは明治からだし西洋哲学専攻だったし高校時代は世界史と倫理選択だったし。とか言い訳はなんとでもつけられるのだが、正直、日本史に疎い。知識としては中学生どまりであろう私が、今回初大河で、やっと日本史について学び始めた。そしてなぜ武将や城が好きな人が多いのか、やっとわかってきた〜〜!! ような気がする。あくまで気。

その方のお名前は、田熊 清德さん。神田生まれの神田育ち、ちゃきちゃきの江戸っ子、大正14年創業老舗の洋家具メーカー株式会社楓屋代表で、千代田区観光協会理事でいらっしゃる。初めてお会いしたのは2年前、わがまち北海道岩見沢市と東京神田を、お米で繋ごうという企画の打ち合わせだった。「くまんごー」さんという愛称で親しまれるまちの顔役、一緒にいるとどこにいっても声をかけられる。すごい偉い人、なのに若い世代とも距離感が近い。言葉遊びのセンスがありすぎで、イベントのタイトルからキャッチフレーズまで何から何までヒントをいただいた。岩見沢市がある「空知」を繋ぐイベントだから「ソラマチより空知〜スカイツリーに行ってる場合じゃねーよ」なんてイベントタイトル、ふつー、思い浮かびます?このコピーのすごさは、全てに愛情とリスペクトがある点。ソラマチにも空知にも、どこを切り取ってもふか〜い愛を感じるのでありました。

田熊さんの話のベースには日本史があって、時折登場する徳川家。「慶喜がねえ〜」などと自然に話されると、まるで親戚のよう。コロナでなかなかお会いできなかったそんな田熊さんと、先週末、仕事で東京出張があり、短時間ではあったものの約1年ぶりに感動的な再会を神田で果たせた。相変わらずの田熊節、「千代田城はね・・・」なんて話を聞け、コロナで過ぎ去ったこの1年を思い、しんみり泣きそうになったが、それ以上に、やっぱり神田は徳川! となると風間俊介さんの家康もそばに感じ、田熊さんの後ろに麒麟を感じてワクワクが止まらない私。

田熊さんに、わがまちの財産、空知ワインやキタノカオリという奇跡の小麦の取り組みについて話していたら、「バルホッピング」というヒントをいただいた。バルを日常的に楽しむヨーロッパの文化。一つのお店に長居せずに、ちょっとつまんで飲んではバルを移動するという。食事は、ピンチョスなどちょこっと食べられるものが基本。少数で移動すれば、コロナ時期でも安心安全。

キタノカオリパンのピンチョスを空知ワインと一緒に。。。って確かにキュンときません?これ、すぐにでもやってみたい! やっぱり、まちのことって、外からみていただくことってほんとに大事。他者をリスペクトし利他の精神を持つ人から学ぶことは大きいのでありました。

そんなことを考えていたら、明智光秀ってそういう人だったのかもなあとか気持ちはまた麒麟の世界へ。本能寺の変ってほんとはどうだったんだろ。


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栗林千奈美
北海道岩見沢市在住。フリーペーパー「これっと」編集長、氷室冴子青春文学賞事務局長です。地域の情報発信を中心に、人がつながる仕事と活動をしています。