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野良猫8:Mi

インドネシア・バンドン野良猫8番目に登場するのは、Mi(メス猫)。もちろん命名は私。Miまでが今現在、生存している野良猫で私がメンテナンスや餌を与えている猫である。(今後も増える可能性は十分にあり)Miは3年以上長くこの辺り(裏手のモール)に住んでいる。

 私はすでに彼女へ避妊手術を施している。その当時のMiは、私の住まいの前で、Hetare(オス猫)という猫と一緒に暮らしていた(のちに紹介予定)番長Shiro(野良猫1参照)とも同居していたのだ。Miはアイドル気質が有り常に私を一番に可愛がって願望が非常に強い。一方で競争には弱く、新たなニューカマーが来ると、自分に自信がないのか引き下がってしまうのだ。今もなおそのような状態が続いていて、Sari(野良猫2参照)が現れた時は、即座にトップアイドルの座を譲ってしまい、しばらくの間、ご飯の時間に現れなかったのだ。(のちに腹が減りすぎて我慢できず来るようになった)私は常にMiを気にかけて、ご飯の時間には彼女の名前を呼ぶのだけれど。。。

 Miの希望は、誰よりも一番に私と出会い、なでなでしてもらいご飯を食べる事だ。しかし現実はそうではない。スタートダッシュがSariやKuro(野良猫6参照)が彼女より速く真っ先に私のところへやってくる。Miは遅れてタジタジしながらやってくる。彼女をなでると気持ちとは裏腹に、私へ猫パンチをする。まったく素直ではない。むしろ何故私を一番に寵愛しないのかクレームをつけているようだ。Miは一番に好きになってくれる人を探し続けている。カフェの前で陣地を構えるなど、彼女なりの努力は行っているようだ。(要するに私にこだわっているわけではない)私はその様子を見守りつつ、Miが素直になってくれることを祈るばかりである。

インドネシアのバティックの生地を使って、猫の首輪を作って販売しています。6月末から日本で販売しますので、よかったら、私のお店のぞいて見てください。 https://luculucucat.base.shop/