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愛猫をインドネシアから輸出する2.いざ検疫所へ

 愛猫をインドネシアから日本へ輸出する2回目は、検疫所に行くまでの工程を話そう。出国は1月12日。年末年始はインドネシアの休暇が長かったので1月に入ってから健康チェックと検疫検査を行った。

 まずは健康チェック。バンドンのDinas pertanian Kota Bandung へ行き健康チェックを行い、書類作成してもらい健康であることを証明してもらった。費用は何もかからないが、チップを差し上げると親切にしてもらえるので気持ちをあげることをオススメする。提出する書類は、狂犬病抗体検査結果と身分証明書、Eチケットを渡した。

 次に最後の関門である検疫所。検疫に行く前にPPKオンラインで登録が必要である。(https://ppkonline.karantina.pertanian.go.id/index.php )しかし後になって分かったが、その手続きは要らなかった。だから外国人はしなくてもいいと考える。出発する空港や港の検疫所へ、事前にWAで予約するといい。(ホームページにWAの電話番号が掲載済み)検疫は猫を二日間そこに預けなければならない。だから出国2日前に猫を預けてもいいしその前でもいい。私の場合はエージェントにお願いして、ここのプロセスを委託した。エージェントは猫を持っていくのは可哀想と考え、なんとか二日間の拘留を免除してもらい、彼の計らいで書類だけで通してもらった。よって検疫のプロセスは、はっきりとわからない。(すみません)

 繰り返しになるが、ここまで行くのに必死である。検疫所の工程をするのに私はすでに限界に達しており、エージェントに泣きついた。エージェントも快く引き受けてくれた。

 なぜ心が折れたからというと、最もわからなかった工程の一つに、局長のサインが必要という文言があり、どうやっての局長のサインがもらえるのかわからない。ここに数日費やした。検疫所に提出する書類の中にそれが必要とあったのだ。局長とは管轄地域の局長のことで、これも後でエージェントに教えてもらった。それまでは局長とは、どこの誰ともわからなかった。

 エージェント曰く、これは輸入国の受理書をもらうためのプロセスのようで、日本の受理書がもうすでにあるのであれば必要がない。そもそもこのシステム (SIMREK https://simrek.ditjenpkh.pertanian.go.id/)   がいつ必要なのか彼もわからないという。今回はできるだけ自分でやってみようとやってみたが、エージェントに頼めば抗体検査から検疫所までのプロセスを全部やってくれるので、費用がかかるがお任せもいいと思う。

 そしてなんとか出発の日に検疫所の書類をもらい空港へ向かったのであった。猫たちよ。さぁ日本へいこう!

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