野良猫15: Miumiu

 インドネシア・バンドン野良猫第15番目に登場はMiumiu（オス猫）。命名はAisahさんとRatnaさんの2人である。彼女たちは私が勤務する会社のスタッフで、ルームシェアをして暮らしている。名前の由来はネットで猫の名前を検索したら、人気の４番目の名前がMiumiuだったらしい。

　Miumiuは2020年に生まれた。まだ２ヶ月足らずのところを私は保護して、予防接種や去勢手術は私が負担の上で、里親になってくれた。彼女たちは猫をペットとして飼ったことがなかったが、今では大事に家で飼育してくれている。この写真は先日私の部屋で撮った。Miumiuが病気になってしまい、私が預かり近くの動物病院で診てもらったのだ。

　インドネシアではまだ動物病院が少ない。獣医がある大学は全国で６校ほどで、卒業した後は酪農のエリアや動物園などで獣医としてすぐ就職が決まるという。つまり人材が不足している状態なのだ。私の住まいから徒歩５分にある動物病院も毎日大繁盛だ。先生は4人いるが予約をしないと、いつまでたっても診てもらえない。

　　Miumiuの話に戻そう。彼はとても身体能力が高くあらゆるところに登る。先日彼女たちから見せてもらった写真は網戸のテッペンまで登っていた。そして落ち着かない。常に挙動不審の如く飛び跳ねる。そして遊び疲れたら死んだように寝るのだ。全力で生きるMiumiu。来月は去勢手術のため再び私のところへやってくる。Miumiuと会えるのが楽しみだ。

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