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野良猫4:Boku

インドネシア・バンドン野良猫図鑑4番目の登場はオス猫のBoku。もちろん命名は私、名前の由来は特にない。時々やってくるBokuは存在感もさほどないため、Nekoと呼ぶのも味気ないからBokuと呼んでいる。(名の知らない子供に話しかけるような感じ)Bokuは主に夕方から夜にかけてやって来る。持ち場の番長Shiro(野良猫1参照)の公認であるため、Bokuは彼女に怒られることはない。また一旦食べると物凄い量を食べる。相当お腹が空くまで我慢をするタイプなのかもしれない。時々来るという事は、私のところがメシにありつける最後のシェルターなのだろう。

Bokuは最近激しいケンカをしたらしく、片方の耳がちぎれている。痛そうな素ぶりはしない。これも男の勲章とBokuは捉えているように見える。

食べる姿を観察しながら、私はBokuにグルーミングをしてあげる。ブラシで優しく毛を整えてあげていると、彼は気持ちがいいのか尻尾を立てながら黙々と食べている。特に怯える様子は全くない。

お腹がいっぱいになると、「では、ではまたね。」と言うような感じで去っていくのだ。孤高を持するBoku、またいつでもおいで。待っているよ。


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