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STAFFさんたちへ

仕掛ける側のSTAFFさん、読んでおいてください!



<目次>

□1時間、お客さんを圧倒させる

□ターゲットの動きを読む

□リハを(映像で)撮る




□1時間、お客さんを圧倒させる

通常の作品展は1日開放ですが

僕たちの作品展は『1時間だけ』です。

この1時間の中でお客さんを何度も圧倒させにいきます。


通常の作品展の設計だと

お客さんは四方八方に散ってしまうんですね。

それぞれが見たい作品を見に行ってしまうので。

これではお客さんを圧倒させる瞬間は生みだせません。

みんながバラバラの状態で

いきなり何かをしても

んー…だよねー。

みたいな空気になるのは目に見えてます。


だからホールを使うんです。

扉を開けて会場に入ったら

真っ暗で椅子に座らされて、開始を待つ。

みんながそれぞれしゃべっていたとしても

開演時間になったら大きな音でブザーが鳴って映像が流れ始めたら

どうでしょう??

自然と会場にいる全員は前方にある特大スクリーンを見ますよね。


これがめっちゃ大事。


お客さんに気づかれないように

とっても自然な流れでみんなを同じ方向を向かせることで

お客さんのリアクション(笑いや驚き)がかぶるようになるから、

より会場の一体感が増すんです。

特に『おおおお!!!!』ってリアクションとかね。

それをこっちのタイミングで狙って仕掛けるから、

ここ超大事。リハで何回もやる。

ハリケーン起こしたい。は?

(リハでもっと細かく説明するね)


□ターゲットの動きを読む

そして、今回のターゲットは

アートに詳しい人ではなくて

老若男女誰でもOKでアートに関心がない人たちです。

こういった人たちはスマホで写真を撮って

誰かに見せたりSNSにあげたりしてくれるのでここを先読みましょう。

作品が会場に現れた後、数分で作品を身近で見れるようにフリータイムを設けますが、

そこを見逃さないようにしましょう。


撮影OKにしていたとしても

『どこで撮ろうか』迷ってしまう人もいます。

そんな時に、ここならうまく取れるよーって位置にさらっとマーキングしておいてあげるとか、

そういった気遣いが必要です。


そのマーキングがきっかけで、

写真を撮るつもりがなかった人たちも

会場の作品をカメラで撮ってくれるかもしれません。

スマホをかざす行為を引き出すんです。

かざしちゃえばシャッター押しますから。



まだまだ実際に人が来るのは先の話かもしれないけれど、

こういう意識を常にしていてください。

お客さんが増えたときに、小さい気遣いの効果が

一気に発揮されます。


リハの時、もしもSTAFFさんの中で空いてる時間があったりしたら、

良い写真が撮れそうな場所があったら報告してください。

確認しますねー。



□リハを(映像で)残す

ブログでここまで詳しく書いてますが、

現場ではもっと色々共有します。

開演前の動きだったり、作品の登場についてのことだったり、

照明のタイミングだったり、本当に確認するところはたくさんあります。

でもそんなみんなの真剣な顔つきだったり、

本気で最高の作品展をみんなで作ろうとしてる姿は

心を打たれる人たちがたくさんいるはずです。


このリハ映像は本番前のPRや広告で使うものなので

カメラマンくんが一番大変かもしれませんがw

でも絶対良い動画になるだろうなー。

まさに舞台裏の映像ですからね。

とりあえずリハでカメラ回すからねーっていう報告です!



ちょっとこれ以上書くとごちゃごちゃしてくるので

一旦ここで切りますね!


最後に

絶対間違えちゃいけないのはホールだからと言って安心することです。

すばらしい音響もスクリーンもあるし大丈夫っしょ!

って思わないでね!

細かいところをシビアに攻めまくって、

他がどうやっても真似できない

圧倒的な1時間の作品展を作りにいきましょう。

これができるようになったら次、また次。

どんどんやりましょうよ。絶対みんなをワクワクさせます。



わかんないところとかあったら全部言いますから!

どしどし言ってくださいねん!

COLLECTION9 STUDIO




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