熊本市東京事務所と取り組む、コミュニティ活性化サロン、「Tokyo Base 096 サロン」
先月、2023年11月30日(木)に、Tokyo Base 096 サロンを開催しましたので、開催の経緯や当日の様子について記していきます。
Tokyo Base 096
一極集中が進む東京には、毎年たくさんの人が移り住んできます。
大学進学や就職、転勤など、移り住む理由は様々ですが、一時的でも地元を離れ、東京に居を構える人が一定数おり、その人たちが地元に思いを馳せ、つながりを求め、地元のために何かしたいと考える、そんな思いに応えるために熊本市が運営しているのがTokyo Base 096です。
熊本市東京事務所の方々とは、数年前から定期的にコミュニケーションの機会をいただきながら、お互いに協業できる道を模索してきました。
実際に熊本を訪問したり、プロポーザルの提出などをしながら、お互いの信頼関係を深め、今回は熊本市東京事務所からの依頼で、Tokyo Base 096のコミュニティーを活性化することを一緒に考え、私たちが既に実績のある「地方自治体向けサロン ROOTS」の熊本市東京事務所版として、「Tokyo Base 096 サロン」を開催する運びとなりました。
ミッション
今回の私たちのミッションは、熊本出身の若い人たちにも気軽に参加いただけるコミュニティを作り、Tokyo Base 096を活性化させることです。
そのためには、このTokyo Base 096 サロンに興味や関心を持ち、積極的に関わってくれ、コミュニティを広げてくれるコアメンバーを集める必要があります。そこで、熊本出身で、9月より新たにつむぐ、つづる。の理事に就任した荒川を中心に、集客などのサロン準備を進めていきました。
熊本市東京事務所の方々からも積極的に声をかけていただき、当初の予定人数を大幅に増え、20名以上の参加者でキックオフをすることができました。
集まることの価値
サロンコミュニティの最初の回で大事なことは、参加者の多くが少しでも地元を思い出せる瞬間を作り出し、参加者の発言に共感することで、地元にいるときのような空気感を演出することです。次回参加したときも同じ体験ができると思ってもらえれば集まることに価値が生まれ、積極的に参加してもらえるコミュニティが形成されます。
また、熊本市東京事務所の職員の方が一緒にサロンに参加することで、参加者の安心につながったり、より地元感のある話ができるようになるため、より一層地元の空気感を体感できるようになります。
そんな空気感の中で、参加者が積極的にディスカッションに参加できそうなトークテーマを投げながら進めていきます。今回は軽めのテーマから徐々に考えを深めるように進めていき、次回の回へとつなげるような流れを作りました。
最初は緊張した面持ちの参加者も、段々とディスカッションに参加し始め、笑顔も飛び交い、終始ポジティブな空気が流れていました。回が終わってからも話が尽きないと言った感じで、その後も1時間近く話が続いていたのが印象的でした。
次回、2023年1月22日開催予定のTokyo Base 096 サロンでは、熊本市長の参加も予定されており、この回の目的やゴールを伺いながら、今後の展開を参加者全員でディスカッションしていきます。次回に向けますます盛り上がるTokyo Base 096 サロンから目が離せません!
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