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マンション売却のよくある失敗例5つ

不動産の売却を初めて行うという人も多いのでは。下調べをせずに不動産会社任せにして失敗してしまうケースはよくあるので注意が必要です。金額が大きいですし、住宅ローンの残債によっては自己負担金額に大きく影響することもあります。初めてのマンション売却でも失敗しないよう、よくある失敗例を紹介します。

いろいろな不動産会社に簡易査定をお願いする
複数社に簡易査定を依頼することは重要ですが、何十社からも査定の連絡が来てしまい、情報の整理がつかなくなってしまうことがあります。
簡易査定した不動産会社から「訪問査定をさせてほしい」といったアポイントの電話連絡が多くきてしまうと、対応だけで疲れてしまいます。全社に訪問査定をしてもらうなんて時間がいくらあっても足りません。
特に、複数の一括査定サイトを利用すると、膨大な数の不動産会社から連絡が来てしまうため、一括査定サイトは1サイトのみに絞るとよいでしょう。

不動産会社から「囲い込み」を受けてしまう
媒介契約を専任契約とした場合のデメリットとして挙げられるのが、不動産会社による囲い込みです。
不動産会社の主な収入源は仲介手数料なので、1つの物件に対して売主・買主の両方を仲介すると効率よく利益があがります。
そのため、購入希望者が他の不動産会社経由で購入したいと問合せをしてきても、「既に申し込みが入っている」と虚偽を伝え、自社でしか買い手がつかないように囲い込まれることがあります。
販売開始から1か月たっても問い合わせがない場合には、他の不動産会社に相談してその物件が募集されているか確認してもらうのがよいでしょう。
不動産会社のよくある不正事例についてはこちらの記事で紹介しています。

不動産業界では常識!知らないと損する不正事例3選
https://note.com/collabit/n/na6fbcd9bf485

不動産業界では常識!知らないと損する不正事例3選
https://note.com/collabit/n/nd979518ee266

担当者とのコミュニケーション不足
意外と多い失敗例は、不動産会社の担当者としっかりコミュニケーションが取れていなかったというものです。
例えば、「いつまでに売れるなら○円まで下げても構わない」、「ここは譲れないポイント」など細かい部分まですり合わせしておくことが、満足度の高い売却へとつながります。
販売状況について不動産会社から定期的に報告はありますが、頻度や内容に不満がある場合は早めに伝えましょう。

一番高い査定額を出した会社に飛びつく

高く売りたいと思い査定額だけに飛びついてしまうと、失敗してしまう可能性が高くなります。不動産会社は自社で媒介契約をできるように、可能なかぎり高い査定額を提示してくることがあります。
なかには、相場よりも高い査定額を出すことで契約を取ろうとする不動産会社もあるので注意。査定額を提示してもらったときには、その根拠まで説明してもらいましょう。
また、相場の金額をあらかじめ自分で調べておくことも大事です。明らかに高い査定額を提示されたときには、実際の売却時の金額が大きく下がる可能性がありますので、根拠まで確認し納得した上で媒介契約を結ぶようにしましょう。

焦って売却してしまう
「早く売却したほうがいいのでは?」「この先、購入希望者が出てこないかも?」などと焦ってしまい、値下げに応じてしまう人も多くいます。売却を急ぐ特段の理由がある場合は別ですが、本来不要な値下げであれば、売却後に後悔する可能性が高いです。
購入希望者から値下げ交渉をされた場合は、まずは焦らず不動産担当者に相談しましょう。具体的なアドバイスを受けられるはずです。
また、あらかじめ値下げを考慮に入れ、少し高めに販売価格を設定しておくと気持ちにゆとりが持てるでしょう。

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※写真はイメージです。

マンション売却成功のカギは、信頼できる不動産担当者を見つけること
初めてマンションを売る人も多いですから、何か困ったことや気になることがあったときにすぐ相談できる人に担当してほしいですよね。
話しやすい人、レスポンスの早い人、細かく説明してくれる人など、自分にあった担当者を見つけることが大切です。複数社比較して、マンション売却を一緒に成功させてくれる不動産担当者を見つけましょう。
HowMa(ハウマ)は、オンライン上で最大6社と一般媒介契約を一括で提携&売却活動を進めることができるので、「複数社に売却を依頼したいけど手間がかかるのは嫌」「できるだけ楽に売りたい」「時間がない」方にはおすすめです。

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