自由って何だろう…
今日は「自由な学校」という映画の上映会に行ってきた。
映画の中で「自由とは何か?」そんな問いに
スタッフ、そして親御さんが対話する場面があった。
「自由」って何だろう…
「自由」って自分の好き勝手に出来ること?
「自由」って、すべてが許されること?
それって、わがままとどう違うんだろう…
「自由」にするためには周りも影響を受けることがあるよね…
「自由」って結局一人じゃできないよね…
「自由」って何なんだろう…
私が受けてきた教育
みんなと同じに。
これが正しい。これが間違い。
これが勝ち、これが負け。
出来る、出来ない。いい。悪い。
そんな中で育ってきた。
いつの間にか、波風を立てず
違和感なくみんなの中に居る私が私であり
それが、当たり前。
そう思うようになっていた。
映画に出てきたトエックの子たちは
安心した場と人々に囲まれながら
自分を愛すことを
自分を知ることを日々行っていて
その上で「自由」というものを学んでいるように見えた。
だから、楽しい。
きっとそこには、たくさんの個々としての対話があるんだと思う。
いいことも、そうでないことも。
そして、その子たちにとってその環境は、当たり前の日常。
自分という軸と、そばに居る人との信頼関係が
きちんとあるから、社会に出ても葛藤はあるかもしれないけど
ぶれない。そう見えた。
私は、タマリーという場を通して、
今やっと、自分というものと向き合い
自分を知る、自分を愛すということと向き合っている。
私は、何がしたい?どうなりたい?
主は、「私」で
タマリーという場を動かしながら
1日1日を自分でデザインする。
今日、この映画を見ながら
私は今、学び直しをしているんだと思った。
「自由」を学んでいるんだと思った。
そして、その学びは私にとって安心できる人たちが
タマリーに居て、対話できるからこそ、できていることなんだと
改めて思った。
私はまだ、学びの途中。ずっと学びかもしれないけど
そんな状態で子育てをしているもんだから、
わが子のことも、めちゃくちゃ悩むし、ぶつかる。
これでいいのか?と自問自答する。
親として勝手に責任感を感じたり、これからのことを不安に思ったりする。
でも、それで良くて、そのめんどくさいやり取りとか、
イライラとか、大人げなさも
それ自体が必要なことで、それを一人で抱え込むんじゃなくて
もっと吐き出して、気づき合えればいいんだと思えた。
その為にはやっぱり、大人にも子どもにも、自分で居れる安心な場が必要。
そして、その場をつくることは、小さな動きからでいい。
その小さな動きが少しずつ広がっていくような気がする。
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