ステビア

ステビアは南アフリカのパラグアイとブラジルの国境付近に生息するキク科の植物で、栽培されているというよりはその地域に自然に生え育っているようです。

砂糖の約200倍という強い甘みを持っていて、甘味料として利用されています。

甘味料としての歴史は古く、6世紀から南アフリカのパラグアイでマテ茶(コーヒー、紅茶とともに世界三大飲料の1つ)の甘味料として楽しまれていました。
ハーブティーを飲む際にも、味を調える甘味料としてよく使います♪

アメリカの先住民のグアラニー族は、古くから心臓病、高血圧、胸やけの改善目的のために使用されていました。
しかし、これは健康に対しての有効性が見当たらないということが近年の研究によって証明されているようです╯︿╰

ただ、嬉しいことにステビアの甘み成分は糖質ではなく配糖体(糖と糖以外のものがくっついたもの)。
簡単にいうと、ステビアの糖質はゼロということになります!!

とても甘いので、少量で十分なためカロリー摂取も控えることができるので、ダイエットや糖尿病の方にも嬉しいアイテムとなります。
また、糖質ではないのでステビアによる虫歯への影響は心配しなくても良いよいうことなので、砂糖をあまり摂取したくない方、摂取させたくないお子さんにも良いのではないでしょうか。

安全性に関しても、過去にはアメリカやヨーロッパで使用承認がでていなかったステビアですが、徐々に各国より安全性が報告され2008年にFDA(アメリカ食品医薬品局)の安全基準を満たし合格が出たので使用されるようになりました。

日本よりもアメリカやヨーロッパの方が、食品添加物の使用基準は厳しいので、安心安全な甘味料であるといえるでしょう。

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