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草木の効能 ーふきー

*ふき・・・咳止め、去痰、風邪、気管支炎

幼い頃から、霜柱の隙間から福寿草が芽を出すと次はフキントウ(フキノトウ)が顔を出す→採っていくとおじいちゃんが喜ぶ(幼い私には苦かった)フキの茎を煮付けてもらうのも、採って行ったら家族がみんな喜ぶからで。

私にとってフキとは絶対的に食べ物と言う位置づけなんですよね。大人になって今は息子たちがいろいろな野草のひとつとして採取してきてくれるフキ。その時期はやっぱり口にしたくなるから不思議な苦味、大人な味です。

でもフキントウもフキの茎も、採取するタイミングを誤ると全然その風味を味わえないので食べられる期間はとても限られていますが、染色でのフキは4月〜6月くらいが向いていると言われます。

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媒染によって緑寄りの色味も出すことが可能なフキですが、私は鉄媒染で灰色に染めることが多いです。

生葉と茎を採取してすぐ煮出します。(フキは乾燥して染色は向かないため)フキ独特なクセのある匂い、こんな灰色が出るのもわかるような気がする匂いです(私だけかな、、)

フキが近所にあるのは幼い頃から変わらず。こうやって様々な野草が近所で採取できるって私にとっては重要なポイントです。四季を感じて、その時に採取できる野草を味わうことは、イコール=幸せなことです。


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