最近、学習環境について考えいる

3月くらいからずーーーっとお座敷にお声がかかりっぱなしでとてもありがたいことですが、最近は、「学習環境」というキーワードで話しています。先日、東京大学の山内祐平先生が『学習環境のイノベーション』という本を出版されました。この中で紹介されているSoclaには、私も2年続けて大人サポーターとして関わらせていただいており、そこで知り合った元高校生たちの数人とはまだSNS等で繋がっています。

拙著『教室へのICT活用入門』で、ボローニャ大学の授業風景の絵を紹介していますが、これまで何百年も変わっていなかった教室環境も、今回の授業のオンライン化で様相が激変しました。

山内先生のご著書があるように、学習環境というのは1つの研究領域です。東大が駒場キャンパスにKALS(駒場ラーニングスクエア)を作り世に発表したのが2008年。アクティブラーニングを推進するためには、教室の作りも変えないとならない。これまでの、教師が前に立ち学生が前を見るという図式でなく、もっと流動的でダイナミックさが求められる。

オンラインでの学びはどうでしょうか?学習環境は間違いなく激変しました。これまでと同じ学びでいいのか?ということは、教師だけでなく学生も考えなければいけないことだと、私は思います。


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