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Colabo/WBPC問題と厚労省の利権

みなさんはWBPC問題を眺めたとき、命の危険を感じたことがないだろうか。
私はある。
私の動物的な本能が元厚生労働省事務次官・村木厚子さんを敵に回すとヤバいと警告を発している。
だが、私は火遊びが大好きなたちでねえ!

強いやつほどカネを引っ張る力が強い。それがこの世の真理だ。故に村木厚子に利権が集う。
これではまるで言いがかりに聞こえてしまうかもしれないが、もちろんちゃんとした理由がある。

天下り問題の根源にあると言われるものは、日本の国家公務員の給与の低さである。それに加えて激務であり、民間に労働基準を守らせるべき厚労省職員が過労死ラインを越えているなんていう笑えない話もあるぐらいである。
政治家に転身する予定もない官僚が頑張って働く動機のひとつは、退官後に貰えるご褒美である。それが即ち天下りというわけだ。特に現役の間に先に退官した先輩に便宜を図っておくと、自分が退官した後も面倒を見てくれる。この延々と繰り返される互助が天下りの形態のひとつである。

さて、そうはいっても事務次官クラスの先輩だってゴロゴロいる。ついていく人を間違えると悲惨な目に遭ってしまうのだ。

なぜ彼ら文科省のエリート官僚は摘発されたのか。その答えは簡単で、この人についていったから。

そりゃ睨まれるわな。

というわけで「誰が強いか」嗅ぎ分けるスキルは現役官僚にとっても必須なのである。
その点、村木厚子はとても分かりやすい強者だといえるだろう。なにしろ有罪率99%の検察をも屈服させ、無罪判決を勝ち取って最高位である事務次官にエントリーし、退官後も(一部ネット上を除き)社会的名声も高い。
一部の左派界隈でのみ名声が高い前川喜平とはまるで真逆である。
また、そもそも連続殺傷事件で競合する元厚労省事務次官が減ったことも見逃せない。

つまり厚労省の官僚がみんなこぞって便宜を図りたい相手が村木厚子というわけだ。凄まじい力である。なにしろ厚労省といえば年間予算は約30兆円、日本の官庁でもダントツである。チューチューするには申し分ない。

もうみんな分かっていると思うが、要するにWBPCみたいな団体を増やせば増やすほど、そして助成金や補助金を流せば流すほど退職官僚のポストが増えるのだ。若年被害女性等支援事業に限ったミクロな領域でのそもそもの問題の根幹はここにある。
これは典型的な官僚の腐敗の構図であって、共産党や西早稲田など左派活動家が食い物にしてることも無論問題ではある。が、彼らは万引きされた弁当に寄ってきたドブネズミやゴキブリのようなものであって、そもそも万引きした官僚が悪いことを忘れてはならない(ごはん中の人はごめんなさい)

いわんや困難女性支援法である。今後どれだけ拡大するか分かったものではない。

雑記でした。

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