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コーラ小林がいく!黒毛和牛バーガーショップ「BLACOWS」

◎この記事は伊良コーラの大学生インターン「古川さん」が書き起こした記事になります。

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伊良コーラはクラフトコーラ専門メーカーとして、全国の飲食店さんや小売店さんに取り扱いをいただいております。

伊良コーラのテーマでもある「伊良コーラに出会った人が少しだけハッピーになる」。
そしてこのテーマは我々の代わりに、全国の方々に伊良コーラを届けていただく様々なお取引店さんあってこそだと思っています。

全国のお取引店さんのご紹介や、そこに至った様々な出会いやストーリーをお伝えすることを目的としたシリーズ「コーラ小林が行く!」第3弾となります。

今回お話を伺ったのは、精肉卸ヤザワミートが手がける黒毛和牛バーガーショップ「BLACOWS」の店長、末森祥平さん。

こちらのお店では、この春よりドリンクメニューの一つとして伊良コーラを取り扱っていただいております。
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小林:
本日はよろしくお願いします!ざっくりといろいろなお話を聞かせていただければと思います!

末森:
こちらこそよろしくお願いします!

小林:
早速ですが、末森さんはどのようなキャリアで、今BLACOWSの店長をされているんですか?

末森:
前職の美容師を退職してから、もともと自分でごはんを作ることが好きだったので飲食の世界に入りたいと思ったのがきっかけです。そこからいろいろと飲食業について学んでいくうちに、僕はハンバーガーが好きだという思いがあったので、ハンバーガー屋で働こうと決めました。
様々なハンバーガーを食べ比べ、一番おいしかったBLACOWSで働くことを決め、今に至ります。

小林:
なるほど、そういう経緯なんですね。

BLACOWSさんの特徴といえばヤザワミートさんとのつながりですよね。肉の卸がやっているという下支えがあることが、魅力だと思います。

伊良コーラも、ただのクラフトコーラではなく漢方職人だった祖父の工房を引き継いで漢方由来のドリンクを作っているので、そこはBLACOWSさんと近しいなと感じます。

末森:
伊良コーラさんがこだわっているっていうのがすごく伝わってきます。

小林:
伊良コーラのことはどのように知っていただいたのですか?

末森:
実は私が下落合本店の近くに住んでいるので、伊良コーラさんのことは知っていました。一度本店にお邪魔したこともあるんです。

コロナ禍でお酒が出せないとき、アルコールではないドリンクで普段は飲めないようなものを提供をしたいという思いがありました。

そこでクラフトコーラを扱おうと決め、様々なクラフトコーラを飲み比べた結果、一番おいしいと感じたのが伊良コーラさんでした。

小林:
そうだったんですね。
今、クラフトコーラは100種類くらいあるので、飲み比べた上で伊良コーラを選んでくださったというのはとても嬉しいです!

伊良コーラは自社での製法にこだわっているんです。
伊良コーラはOEMで生産するのではなく、クラフトビールのように自分達の工房で作っていて、そのこだわりが伝わっていることがうれしく思います。

伊良コーラはクラフトコーラ界のパイオニア的な存在で居続けたいと思っている一方で、ブランドの世界って王道を好まない方もいらっしゃると思います。

伊良コーラは王道だけど、味も1番、こだわりも1番っていうのを続けたいなと思っています。だからこそ、繰り返しにはなりますがこのこだわりが伝わっているのは嬉しいです。

小林:
インタビュー前にこちらのハンバーガーを食べさせていただいて、伊良コーラとの相性がいいなって感じていました。

ハンバーガーの大手であるマクドナルドのドリンクといえばコカ・コーラだと思います。
BLACOWSさんのような高級和牛バーガーには伊良コーラがとても合いますよね。スパイス感がポイントなのかなと思いました。

末森:
本当にそうだと思います。
お店のコンセプトとして、『お口の中で完成する料理』というのを大切にしています。
BLACOWSのハンバーガーを一口かじると、うまみ・酸味・香ばしさが口の中で完成します。そこにプラスアルファで伊良コーラを飲んでいただくと、新しいスパイス感が追加されるんですよね。

小林:
まさにマリアージュですね!

末森:
マリアージュですね(笑)

小林:
さきほど食べている時に、お客さんの会話が面白いなと思いながら聞いていました。

末森:
ちょうど近くのお客さまが話していましたね。

小林:
「伊良ってなに?」
「自分の名前じゃない?」
みたいな会話でした(笑)。

どういうお客さんに伊良コーラが選ばれていて、どんな会話をしているのか、気になります。

末森:
伊良コーラを知っている方は結構多いので、そのような方が飲んでくださっている印象です。

何種類かコーラを提供している中で、コーラの種類をご存知ない方に向けてはスタッフがそれぞれのおいしさを説明しています。その中でも伊良コーラが一番合うなってスタッフたちも思っているので、自信をもって提供しています。

小林:
吉祥寺にあるアップリンクさんというこだわりの映画ばかりを上映するミニシアターがあって、そこでも伊良コーラをお取り扱いいただいています。

面白いのが、そのミニシアターでもコカ・コーラと伊良コーラが置いてあるんですが、ここでは伊良コーラの方が売れているんです。こだわりの映画館でこだわりのお客さんに選んでもらえるコーラになっているようでとても嬉しいです。

同じようなことがBLACOWSさんでも起こっているんですね。

末森:
そうですね。
今日は特に伊良コーラが注文されていました。

小林:
これからは、日本代表のコーラとして世界に戦っていきたいなと思っているんです。
インタビュー前に少し話を伺い、BLACOWSさんがシンガポールやミラノで黒毛和牛の力で世界と戦っていこうとしているとお聞きしました。そういう場面で一緒に共鳴させていただけたらすごく嬉しいなと思います。

末森:
個人的には、ハンバーガーの本場、アメリカでも挑戦したいなという思いもあります。

小林:
いいですね!日本の食ってすごいじゃないですか。
BLACOWSさんも伊良コーラも、食の力で世界に対して日本の力を見せられたらいいなと思います。

末森:
当店は、海外のお客様にも需要があるんです。
コロナ禍以前はヨーロッパのお客様がよく来てくれていました。その方々が国に帰って友達に紹介して、その友達が来てくれるという、つながりが生まれていました。

そういった方々が戻って来れる時に向けて、僕たちは今準備をしている段階です。

小林:
どこの国のお客さんが多いんですか?

末森:
スペインやアルゼンチンの方々が多かったです。

小林:
なんでなんでしょうね?
でも、確かにアルゼンチンは肉が有名ですね。

末森:
そうですね。結構赤身が主流なので、ハンバーガーが好まれるのかもしれないですね。

サンドイッチの文化だったヨーロッパだけど、近年はハンバーガーが人気だと聞いたこともあります。
そういう流れがあったからか、海外のお客さんで客席が埋まることもありました。

小林:
牛肉の本場の人たちに認められたってうれしいですよね。

末森:
そうですね。

滞在中に何度もリピートしてくださるお客様もいらっしゃったんです。ハンバーガー+日本のおいしい飲み物をセットで楽しんでくれていました。

小林:
ハンバーガーとコーラのセットで提供できるといいですよね。

マックに対するコカコーラのような、プレミアムな和牛バーガーと伊良コーラ最強のコラボなら世界と戦って行けると思います。

末森:
コーラって美味しいですよね。

小林:
美味しいですね。

コーラは黒々とした液体ですけど、いろいろな要素が入っているんです。味の骨格は、シナモン・レモンライム・ナツメグなんですけど、これが動物が本能的に好む味だと分析しています。

犬をつれたお客さんがお店に来た時、その犬がコーラを飲もうとするんです。過去にはフェレットが飲もうとしたこともありました(笑)。

末森:
本能的に求める味なんですね。

小林:
話は変わりますが、伊良コーラのスパイスを使って肉のパティを作ってみるみたいなコラボは面白そうだなと思うんですよ。

末森:
やってみないとわからないですが、合うとは思いますね。機会があればぜひコラボさせていただきたいです。

小林:
話が戻るのですが、どんなお客さんが伊良コーラを頼まれてますか?女性か男性かなど。

末森:
20、30歳代の男女によく頼まれています。男女の割合はちょうど半分ずつくらいですね。

お客様の様子を見ていて、皆さんに満足して飲んで食べてもらえているようです。

先日からミルコーラの提供も始めました。スタッフには普通のコーラよりもこっちのほうが人気です(笑)。

小林:
ミルコーラは根強いファンがいたりします。

ところで、伊良コーラに対する疑問とかありますか?なんでも答えます!

末森:
じゃあ、なにかコーラトリビアってありますか?

小林:
お話ししましょう。
コーラはもともと、コカの葉のエキスとコーラのエキスが入ったエナジードリンクみたいなものなんです。なぜそんな謎の飲み物が売れたのかというと、当時の歴史が関係しているんです。

コーラは1886年にジョン・ペンバートン博士という薬剤師によって作られました。
1886年のアメリカでは何が起こっていたと思いますか?

末森:
なんでしょうか。禁酒法ですか?

小林:
いい線いっています。

実際は、南北戦争が起こっていたんです。戦争につきものなのが薬物であり、当時はコカインが流通していました。

戦争が終わると、困ったことにコカイン中毒者が増えてしまったんです。
それを危惧したジョン・ペンバートンがフレンチワインコカという、ワインに少量のコカインを入れたドリンクを作りました。禁煙の時に使うニコレットのような感じで、フレンチワインコカによってコカイン中毒者を減らしていこうとしたのです。

しかし、禁酒法の施行によってフレンチワインコカは作れなくなりました。

その後ジョン・ペンバートン博士がいろいろ研究し、スパイスとレモンライムとコカのエキスやコーラのエキスを調合して作りだしたのがコカコーラです。

面白いことに、実はその博士は漢方の薬剤師だったのです。漢方の考え方を使って作られたのがコーラなんですね。

なのでコーラは漢方由来のものであり、伊良コーラと根っこの部分でつながっているのかもしれないなぁ、と思いました。

末森:
やっぱり、普通のコーラと比べても伊良コーラがダントツに好きです。毎日飲みたいと思えるコーラです。


小林:
疲れたときとかにも伊良コーラって合うんですよね。サウナでいう「整う」に似た世界観なんだと思います。

//ここで、同席していたBLACOWS広報の渡辺さんが質問してくれました。

渡辺:
私からも一点よろしいでしょうか?
小林さんが考える「伊良コーラをこういうときに飲んでもらいたい」っていうタイミングっていつなんですか?

小林:
私の知り合いに、高円寺で小杉湯という銭湯を営んでいる平松さんがいるんです。
平松さんは銭湯を「ケの日のハレ」、つまり日常の中のちょっとした特別な時間や空間であると言っています。

伊良コーラもケの日のハレに近いような、日常に寄り添っているけれど少し特別な存在になっていると思います。

そういう意味でBLACOWSさんも、ハンバーガーは日常のものだけど、いいお肉を使っていたりこのような空間を作ることで、ケの日のハレ的な側面があるんじゃないでしょうか。
だからこそBLACOWSさんと伊良コーラがマッチするのだと思います。

つまり、どのような場所で飲んでほしいかというと、ケの日のハレみたいな場所で伊良コーラを飲んでほしいです。

渡辺:
小林さんの思いがすごく伝わってきました。
とても嬉しいです!ありがとうございます!

末森:
ありがとうございました!

小林:
こちらこそありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします!