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CoinEx|AMM入門:個人ユーザーとしてマーケットメーキング(MM)で稼ぐ

AMMといえば、まずマーケット・メイキング(MM)の概念を紹介しなければなりません。

マーケット・メイキング(MM)とは通常、マーケット・メーカーによる流動性の提供や価格操作のことを指します。これらのユーザーは自分の口座で資産を売買するなどの取引活動を通じて、取引プラットフォームや他のトレーダーに流動性を提供します。取引所はより多くの市場流動性を受け取り、マーケットメーカーはマーケットメイキングを通じて利益を得ることができます。

ただしユーザーがプラットフォーム上でマーケットメイキングの資格を得るには、毎月高い取引量を記録する必要がある場合が多く、そして市場に関する適切な洞察力と取引戦略も必要とされます。多くの取引所ユーザーにとって、マーケットメーカーとして利益を得るには高いハードルがあります。

それでは個人ユーザーが取引プラットフォームでマーケットメイクを行い、流動性を提供しながら利益を得るにはどうしたらいいのでしょうか。そこで登場するのがAMMです。

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AMM(Automated Market Making)は、個人ユーザーが流動性プールに資金を投入することでマーケットメーカーとなり、プラットフォームから請求される取引手数料を分担することを可能にします。AMMはアルゴリズム・ロボットに依存し、数式に従って売買価格を計算し、それによって市場に継続的な相場を提供します。

AMMは、一般的に以下のカテゴリーに分類されます。Constant Sum Market Makers (CSMM), Constant Mean Market Makers (CMMM), Advanced Mixed Constant Function Market Makers (CFMM), and Constant Product Market Makers (CPMM)です。

CoinExは2021年初頭に市場流動性を高めるためのAMM機能を開始しました。取引の仕組みとしてAMMとオーダーブックを組み合わせており、流動性プールをシステムが自動的にオーダーブックに変換しています。CoinExはAMMにCPMMアルゴリズムを採用しており、ユーザーは流動性プールに流動性を追加する際に2種類の資産を提供する必要があり、2つの資産の数量は一定の積を維持することになります。この手法はオーダーブックがどれだけ大きくても、流動性プールがどれだけ小さくても、市場にしっかりと流動性を提供することができるのが特徴です。

CoinExのAMM市場では、すべての取引ペアは2つの資産を含む流動性プールに支えられ、資産の入金、出金、取引を実行します。このルールは「定積方程式」と呼ばれ、資産Aが追加または売却されるとき、資産Bは一定の比率で削除され、両者の定積を確保する必要があります。同様に、資産Aを取り除いたり買ったりするときには、資産Bを一定の比率で追加しなければなりません。

流動性プールには、AMMに使用される資産が含まれます。ユーザーは誰でも資金を投入して流動性を提供し、プラットフォームから取引手数料の配当を受けることが可能です。この配当金は自動的に流動性プールに注入され、流動性を除去する際には累積収益を一度に取得することになっています。現在CET関連AMM市場の収益率は100%、その他のAMM市場の収益率は50%です。

もちろんAMM市場の取引レートは通常の市場とは異なり、独立した料金体系が採用されています。下表は、通常の AMM 市場とステーブルAMM 市場における個人ユーザーとマーケットメイカーのレート差です。

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次回の記事では、CoinExのAMMマーケットが他のプラットフォームのAMMと比較して、具体的にどのようなメリットがあるのかを紹介します。一歩先の投資機会を模索するためにもCoinExをフォローしましょう!

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