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ブロックチェーンスマホ、生産開始へ

ブロックチェーン技術とオペレーションシステム(OS)の開発を行うスイスの企業Sirin Labsは、ブロックチェーン技術が採用されたスマートフォン「FINNEY Smartphone」の生産が、電子機器受託生産企業大手であるフォックスコンの子会社である、FIH Mobileにおいて行われると発表しました。海外メディアのCointelegraphが伝えています。

フォックスコンは台湾の大手企業で、世界で最も多くの従業員を保有する企業の一つ。アップル、グーグル、ファーウェイ、アマゾンなどの電子機器の生産を請け負っていることでも知られています。

今回大量生産が決まった「FINNEY Smartphone」は、仮想通貨を安全に保管する機能を持つだけでなく、仮想通貨を使っての支払いや、他の仮想通貨への両替も行うことが可能。セキュリティには虹彩認識(目を使った認識方法)、指紋認識、そしていわゆるパスワードといったものが採用されるということです。

このスマートフォンプロジェクトのため、SirinはICOを実施し、昨年12月に1億5,800万ドルの資金集めに成功していました。商品の発送は10月から順次行われる予定で、まずは仮想通貨が普及しているトルコやベトナムで販売される予定とのこと。スイスの家電量販店は、この技術のライセンス取得を目指しており、他のスマートフォン会社にもこの技術を持ったスマートフォンを広げたい考えたということです。

「SRN」(SIRIN LABS Token)は世界初のブロックチェーン対応スマホの基軸となる仮想通貨、Cardano(ADA)とも提携(仮想通貨の先生)
https://coin-teacher.jp/srn-sirin-labs-token-about/

Cointelegraph
https://cointelegraph.com/news/sirin-labs-has-found-a-manufacturer-for-its-blockchain-smartphone

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