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PayPalのCFO、仮想通貨が安定すればサポートすると明言

オンライン決済サービスを提供するPayPalの最高財務責任者(CFO)、John Rainey氏は海外メディアのCNBCに対し、仮想通貨の不安定さが懸念材料であり、現時点では興味がないこと、そしてこれが解消されれば対応を検討したいと語っています。

Rainey氏は仮想通貨の価格が依然として大きく揺れ動いていることから、販売者は仮想通貨を受け入れたくないと指摘。「10%の余裕を持ってビットコインでの支払いを受け入れたとしても、次の日に15%価格が変動しているかもしれない。そうなったら赤字になってしまう」とその不安定さから来る販売者側の意識を代弁しています。

こう言ったことから、仮想通貨を受け入れない販売者たちが「より安定した通貨へと移った」としており、仮想通貨については「消費者に魅力的なものでも、(ビットコインで商品を販売する)販売者側が受け入れない限り、大した価値を持たない」と現在の仮想通貨が持つ問題点を指摘しています。

現時点では興味がないとしつつも、仮想通貨が安定し「より良い通貨」になった際にはサポートしたいとも語っており、今後相場が安定すれば決済手段として仮想通貨が普及する可能性について言及しています。世界最大のオンライン決済サービスが対応するとなれば、その波は一気に広がる可能性があるのではないでしょうか。

CNBC
https://www.cnbc.com/2018/05/16/paypal-cfo-our-merchants-arent-interested-in-crypto-its-too-volatile.html

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