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仮に あの時 私が酸性で 君がアルカリ性だったならば 中和反応は起こったのかな 。 そんな事を毎晩 、天井を見上げながら 考えている 。 隣にはいつだって 耳に微笑みを吹きかける甘い希死念慮 。飲み込まれそうになりながら 宵の防衛戦を繰り広げている 。相手は 勿論 至極脆弱な自分自身 。 ───出来れば 、 優しい世界で 甘い蜜だけを吸って生きていたい 。下位互換に甘んじていたい 。 そんな事を願う癖に 、脳裏に過ぎるのは 埒が明かないであろう 己への反省点や存在意義の