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「他人のため」に助けるのではなく「自分のため」に助ける。

※この記事はラジオ収録した音源を元に作成しています。

ご視聴いただきありがとうございます。コウキです。

このラジオではミニマリストのエンジニアが考えてることや思っていること、様々なことを経験して得られたことなどを共有するラジオになってます。

今回は「他人のため」に助けるのではなく「自分のため」に助けるべき理由。助けるといったことにフォーカスして話したいと思います。

オリラジ中田とGACKTの対談

今回なぜこれを話そうと思ったのかという理由に関してですが、オリラジ中田さんがYouTubeでGACKTさんと対談をしていたんですね。

XENOはまだ見てないんですけど、対談のとこだけすごい気になって。

GACKTさんがボランティアの話をしていて、GACKTさんがボランティアしてるというのは私も初めて知ったんですけど、そこで「ボランティアはとても大変だ」とおっしゃっていて。

というのも、3.11の時に支援をしたらネットでとても叩かれた。ボランティアで募金のお金を横領しているみたいなありもしないような噂が立っていて、それですごく大変だったと言っていました。

その話の中でGACKTさんがボランティア活動において学んだこととして、例を挙げていたので今回それを共有したいんですけど、例えば、

自分が車で走っていて、横の車線から自分で自分の走ってる斜線に横からおばさんが入りたそうにしている。

そういう状況になったらどうするかっていう質問を中田さんにして、中田さんは「譲りますね」と言っていて、私も多分スピードを落とすと思います。

GACKTさんがその後、「じゃあ道を譲ったとして、もしその人がいきなり急ブレーキをかけてきて、自分がその車に追突してしまい、追突された車のおばさんが切れたらどう思います?」

といった質問をしていて、中田さんは「ちょっと憤りを感じます」と答えていました。

私も多分そんなことされたら、「いやいや譲ったのになんでこっちが怒られなきゃいけねぇんだよ…」みたいな気持ちになると思うんですね。

でもそこでGACKTさんが言っていたことにハッと気づかされたんですけど、

「譲ってあげたから自分に対して、優しくしろよ。それって本当にエゴだと思うんですね。」

自分を守るため

自分がいいことしてあげたから、他人も自分にいいことしなきゃいけない、みたいな。これがボランティアの本質。

ボランティアって見返りを求めるものではないじゃないですか。ただただ与えるだけ。

それで他人のためにボランティアをしてしまうと叩かれた時に、

「なんで他人のために助けてるのに、俺が何か言われなきゃいけないんだよ…」

みたいになると思うんですよ。

そうならないために、まずは「自分のためにボランティアする」というマインドに変える。例えば、

自分が助けたいから助ける。

本当に自分本位な理由でボランティア活動をしていれば、他人にとやかく言われようが、

「いや、自分がやりたいからボランティアしてるし。」

といったことも言うことができるし、もし助けた人に裏切られたしても、自分がやりたいからやってるので、

「そんな気にしないよ」

みたいに他人に対して寛容になれると思うので、結果としては「他人のために助ける」ことと「自分のために助ける」ことは同じだとしても、自分のためであれば、自分を守ることができると思うんですね。

人を助ける時は、「他人のために助ける」っていうマインドじゃなくて、「自分が助けたいから助ける」みたいなマインドを持って人を助けるっていうのが凄い大事なのかなと思います。

十二国記の楽俊を思い出した

このGACKTさんの対談を聞いたときに思い出したのが、「十二国記」っていう小説でその中に「楽俊」っていうキャラがいるんですね。

ちょっと軽くあらすじをいうと、12個の国があって1つの国の物語を大体1巻ごとにやっていくみたいな感じなんですけど、その中で陽子っていう主人公がいて、陽子が王になるまでのプロセスを描くんですね。

その途中で楽俊に出会って、陽子の右腕みたいな感じのキャラで半分獣で半分人間なんですね。

楽俊は頭が良くて陽子を助けるっていう参謀みたいなキャラクターなんですけど、序盤に陽子と楽俊が旅している最中に妖怪に襲われて楽俊が怪我をしてしまいます。

陽子っていうのは元々他所者だったので指名手配されてたんですね。

なので役人とかに見つかると捕まってしまうので、妖怪が町に来ると役人が来てしまい、ついでに捕まってしまうので、陽子は見つかるとまずいと思い、自分の保身のために楽俊を見捨てて逃げたんですね。

陽子は一人になって、紆余曲折あって目的の地に辿り着くことが出来たんですけど、そこで楽俊が先に着いて待っていたんですね。

「おう陽子。無事で良かったな。」

と言っていて、陽子は

「見捨てたのに。なんでこんな感じで話しかけてくれるの?」

みたいに聞くと楽俊は、

「見捨てられたのは悲しかったけど、それは陽子の選択だから。陽子が自分のこと好きになってくれるのはすごい嬉しいし、もし嫌いになったとしても、それはすごい悲しいことだけど、それは陽子の選択だから。俺が陽子を嫌いになる理由にはならないよね。」

みたいなことを言っていて。私これを見た時に初めて小説で初めて泣いちゃって笑 とても人生を考えさせられました。

まとめ

私も人生の中で助けて裏切られたこととか、私自身裏切ってしまったこととか結構あったんですけど、「自分のために助ける事」って結果的に自分も助けることにもなると思うのでこの考えは今後大事にしていきたいなと思います。

皆さんも「他人に期待し過ぎない」っていうことも大事かもしれないですね。

「他人のために人を助ける」のではなくて「自分のために人を助けてあげる」そうすることで自分を守ることができると思うので、是非こういったマインドで人助けをしてみてください。以上になります。

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