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チームに良い文化を

チーム作りは凄く楽しい作業です。とにかく僕が子供達に伝えている事は、

【WATCH&Cとしていい文化を築き上げる事】

その為には1人1人が良い習慣を身につける事が不可欠で、選手としても、人としても成長しなくてはいけません。

バスケの理解はもちろんですが、チームメイトを思いやる気持ち、練習や試合に臨む時のメンタリティーや準備の大切さを学ぶ必要があります。
そう言った意味でも今年のクラブチームは本当に良いチームになりました。
バスケの内容もそうだし、何よりチームワークが素晴らしい。


ジュニアウィンターカップに出たかったけど、福岡県内には越えないといけない壁があります。
越えられるチームだと思っていただけに、三陽に負け時はかなりショックでした。
子供達の方が辛かったと思いますが、あの負けは完全に僕のせいです。
あの負けから得た物も大きかった。チームのスタイルを貫く大切さや、ディフェンスにおいてのチームルールの曖昧さを痛感しました。


コロナで全クラも無くなり、子供達のモチベーションが心配でしたが、彼らは本当にバスケをやる事が好きで、練習でも毎回しっかりと目的を持って練習をしています。
何より楽しそうに練習している彼らを見ているのが僕の1番好きな時間でもあります。


子供はいつ、どのタイミングで成長するかわかりませんし、何がきっかけでモチベーションが上がったり、下がったりするかは人それぞれです。


僕らは子供達それぞれに合わせ指導をしたいと思うし、自分の考えや、やり方を押し付ける事はベストじゃない事。
むしろ押し付けは反発を生む可能性もあります。
今年の子達は沢山のプロ選手やプロのコーチ、個性溢れる選手達に練習相手になってもらいました。そのおかげで彼らの心の成長は素晴らしい物がありました。


僕はアカデミーでも、クラブチームでも挨拶の話や返事などの話は特にはしません。
アカデミーやクラブチームでのこだわったルールもありません。
挨拶は基本ですが、やらされた挨拶ほど気持ち悪いものないですよね。
やらされてる子はその人の前ではやるけど、それ以外ではやらない人がほとんど。
子供達が本質的な部分を理解出来れば挨拶なんて普通にやると思っています。
靴を並べる、荷物を揃える、鞄を下ろして挨拶をする。見た目はいい行動だと思うんですが、その見た目を気にするのは大人です。 挨拶をやっているのは子供達なんだから、子供達がどう感じてるかのほうが重要で、靴を並べて気持ちが上がってるならいいと思うんですが、感情がなく行動していたら悲しい習慣ですよね。
僕はだからルールは作りません。
子供は失敗も含めてが教育、育成だし、"子供らしさ"って成長する中で凄く大切だと思うんです。ルール、規則を厳しく行う事は、子供らしさを奪う気がしてなりません。それを奪う事で、それぞれのキャラクターが失われる気がしています。

この前クラブチームの練習に友達が来てくれたんですが、練習後にその友達に言われた事が、「子供達がみんながみんな挨拶に来てくれるから、俺は選手でもないし、逆に何か申し訳なかった。。
しかも保護者の方も挨拶してくれるから、何か申し訳なくなって体育館から思わず出ちゃった。。笑」
と。
これは僕は言ってないので、子供達が自ら挨拶をしたんだと思うし、何より保護者の方も挨拶してくれていたのを聞いて、保護者の方が子供達の良い見本になってくれているんだと思いました!
全ての行動には"想い"が付いて回ると思います。
「感情のない行動は無に等しい。」
それを改めて気付かせてくれる子供達に感謝です🙏
何事にも"自分らしさ"にこだわって欲しいと思っています。
#チーム作り #文化#挨拶#良い習慣

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