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'22シーズン 読売ジャイアンツの戦力分析をしてみる

こんばんは、たねです😊

いよいよプロ野球開幕まで1週間切ったどー❗️❗️
ヤクルトは目下オープン戦最下位爆走中🏃‍♂️💨
まぁ去年も最下位からのV字ミルミル決めたから、き、気にしてないんだからねっ!😅

さて、今シーズンを占うべく始めたセ・リーグ6球団の戦力分析もいよいよ折り返し。

今回は前年3位の「読売ジャイアンツ」です!

昨季の振り返り

✅主なスタメン

1:松原聖弥 左(.274 12本)
2:坂本勇人 右(.271 19本)
3:丸佳浩 左(.265 23本)
4:岡本和真 右(.265 39本)
5:ウィーラー 右(.289 15本)
6:中島宏之 右(.271 6本)
7:大城卓三 左(.231 11本)
8:吉川尚輝 左(.282 4本)
9:投手

✅主な先発ローテ&勝利の方程式

・高橋優貴 左(3.39 11勝9敗)
・戸郷翔征 右(4.27 9勝8敗)
・メルセデス 左(3.77 7勝5敗)
・菅野智之 右(3.19 6勝7敗)
・サンチェス 右(4.68 5勝5敗)
・山口俊 右(3.56 2勝8敗)

・畠世周 右(3.07 52試合 11H)
・鍵谷陽平 右(3.19 59試合 15H)
・高梨雄平 左(3.69 55試合 20H)
・中川皓太 左(2.47 58試合 25H)
・ビエイラ 右(2.93 56試合 19S)

✅2021シーズン総括

怪我人続出や主力の567感染、新入団助っ人の相次ぐ帰国と、とにかく想定外の事態が多いなか、前半戦は独走体制に入った阪神をじわじわ追い上げた。

しかし大事な後半戦、先発が揃わず苦肉の策で中5日ローテを強行し先発が崩壊。前半戦のマシンガン継投で疲弊したブルペンへの負担に拍車がかかり、負の連鎖。後半の大失速に繋がった。

カープの猛追をなんとか振り切りAクラスは死守したものの、借金を抱えたままシーズンを終えた。

巨人の武器

以前こちらの記事でもポジ要素をまとめてます⬇️

ここからは巨人の強みについて。オフの補強や育成中の若手など、どれだけ上積みがあるか戦力低下など不安要素があるかについて見ていく。

✅堅実な守備

失策45(1位)、守備率.991(1位)と守備成績はリーグトップ。個々の守備指標UZRも、チーム合計6.5でリーグ2位。全ポジション平均して良く、坂本&岡本がゴールデングラブを獲得するなど守りは固い。

安定した守備で無駄な失点が少なく、穴がない。さらにポジショニングや守備連携、バックアップや中継プレーなど数字に表れにくい部分でも、成熟したチームであることが伺えた。

→2022年戦力分析

スタメンの高年齢化でパフォーマンス低下は否めないが、守備に関しては技術でカバー出来る面もある。新外国人が現状レフト起用濃厚で多少不安はあるものの、チーム全体として急激に悪化することはないだろう。

また中山や湯浅、岡田や増田陸など守備固めで期待の持てる若手が増えてきた。ベテラン組を試合後半から交代させたり、休養日を作ることが出来れば、主力のパフォーマンス維持が見込める。長いシーズン有利に戦う意味でも、若手が守備面で成長を見せているのは頼もしい。

✅選手層の厚さ

あくまでセ・リーグ他球団と比較して…。
主力選手と能力差はあれど、野手に関しては一軍で戦えるだけのメンバーは揃っている。特に1番ライトで想定されていた梶谷の怪我離脱で抜擢された松原の活躍は、目を見張るものがあった。

批判は多いが、あれだけ離脱者が頻出して、順位を落とさずに戦えたのは、原監督のやりくり起用とそれに応えられるだけの選手層があってこそ。

→2022年戦力分析

若手の伸び悩みは指摘されつつも、言い方は悪いが"そこそこ"の選手が"それなりに"揃っている、ということが巨人の底力であることは認めざるを得ない。

今オフはFAや自由契約など国内選手の獲得競争には参戦せず、助っ人補強に注力。助っ人詳細はこの後の項目で。いざとなればシーズン途中からでも補強可能な資金力もあり、昨季のような離脱者続出や無茶な起用さえなければ、安定した戦いは出来そう。

巨人の課題

続いては巨人の課題と、今季どの程度克服できそうか、詳細を見ていく。

✅先発の枚数不足

昨季はエース菅野の故障や不調、サンチェスの離脱など、先発事情はかなり苦しかった。また前述の中5日ローテでの酷使で、前半戦好調の高橋&戸郷、五輪明けで疲労のあるメルセデスも後半勝利を伸ばせず。

シーズン途中に山口を呼び戻すも、内容の割に借金がかさんだ。結果前年3.20で1位だった先発防御率が、昨季は3.79で4位と大きく数字を落とす結果に。

→2022年戦力分析

個人的に中5日自体は作戦として悪くは無いと思う。何の準備もなく強行したのが問題。調整パターンへの慣れ、球数を抑える配球と徹底した管理、ブルペン整備など事前の準備が絶対必要。オフに桑田コーチが中5日構想を明言したが、実際どうするのか?準備不十分で昨季の二の舞になることだけは、選手のためにも避けて欲しい。

TJ手術明けの山崎・堀田はオープン戦好調で、間隔を空けながらにはなるだろうが、先発として活躍が期待出来そう。またルーキー赤星も安定した投球内容で開幕ローテ入りが確実視されている。ここに来て若手が揃ってきたのは好材料。

助っ人については現状2軍調整。シューメーカーが2軍戦に先発も4回4失点、アンドリースは未だ登板なし。外国人枠の兼ね合いもあるので、1軍でも当面は谷間起用になるのかな?と予想している。菅野や戸郷の状態も心配ではある。ただ昨季に比べ枚数は確実に増えている。

✅スタメンの高年齢化

昨季、新たなスタメン定着は松原のみ。コアがベテランに差し掛かる年齢となり、世代交代を進めなければならない中でこれは寂しい。そろそろ主力を脅かす存在が出てきて欲しい。

→2022年戦力分析

楽しみな若手は増えてきたが、スタメンを奪い取るほどのアピールには至っていない。今季もスタメンはそれほど変わらないのでは?と予想。

勝負強さが光った亀井の引退もあり、巨人打線は左不足。パンチ力のある左打者が出てきてくれると打線に厚みは増すと思う。八百板は怪我を治し、香月や秋広も2軍でしっかり調整して、出来るだけ早い時期に一軍合流してくれるのが理想的。

✅助っ人野手の戦力化

投手はさておき、こと野手に関しては助っ人の当たり率が極めて低い印象の巨人。昨季はテームズがデビュー戦でアキレス腱断裂、スモークは家族の来日が叶わず帰国。途中加入のハイネマンに希望が見えかけたが、やはり家族の問題で帰国し、シーズン中にチームを去った。

→2022年戦力分析

今季新たに左のポランコと右のウォーカーを獲得。戦力になるかは未知数ながら、チームにも合流し開幕には間に合った。

しかし最大の問題は外国人枠。抑えのビエイラは2軍調整中も外せない戦力、メルセデスもローテ入り確定とすると、残りの枠を既存のウィーラー・デラロサに加え、新入団4人で分け合うことになる。流石に初めのうちは新加入組を試すと思われるが、ウィーラーを外して打線が機能するかは疑問。獲ったはいいがかえって足枷になる可能性も否定できない。

投打のキーマン&ブレイク期待選手

最後に、今季投打で鍵となるだろう選手とブレイクを予感させる若手選手をピックアップします。

✅戸郷翔征投手

"投"のキーマンは戸郷投手。

高卒4年目ながら落ち着いたマウンド捌きと、ピンチでも動じないタフなメンタルには惚れ惚れする。20年21年と前半戦で勝利数を伸ばしながら、後半に失速。いずれも9勝で2桁勝利にはあと一歩届いていない😥

今季はオープン戦不調で2軍降格。さらなる若手やルーキーの台頭もあり、開幕ローテは黄色信号だが、今や巨人にとってなくてはならない選手。今季こそは長いシーズンを戦い抜くだけの心と体のスタミナを蓄えて、是非2桁目指して欲しい‼️

✅吉川尚輝選手

"打"のキーマンは吉川尚輝選手。
そろそろ巨人の二塁手問題に終止符を打って欲しい(笑)

三拍子揃った類稀な選手でありながら、腰に不安があって思い切りプレー出来なかったり、調子が上がってきたところで怪我に泣いたりと、一年通して一軍戦力とはなれてはいない。

昨季は死球でおった怪我で離脱も、復帰後は安定した打撃と高い守備能力でチームを支え、規定打席まであと僅かというところまで来た❗️

シュアな打撃で出塁し、足でチャンスメイクも出来る。左打者の少ない打線においても貴重な存在であり、彼が1番セカンドで通年スタメンに座ることが、勝利の鍵になるのではと期待している👍

✅大勢投手

ネクストブレイクにはドラ1ルーキーの大勢選手!

オープン戦で見せている150キロ台後半の速さも球威もあるストレート、度胸満点のピッチングに度肝抜かれた😵

現状ビエイラが乱調で2軍調整が決まっており、開幕から新人守護神誕生も現実味を帯びてきた‼️長らくドラ1の戦力化に苦しんできた巨人にとって、希望の光になってくれそうな逸材✨

栗林に続き、2年連続で守護神の新人王狙って欲しいね💪個人的には先発候補の堀田選手にも大注目してる!オープン戦見て俄然ファンになってしまったよ💕

ここまでのお付き合い、ありがとうございました😊
次回は前年2位の「阪神タイガース」編です。

それでは、また👋

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