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日ハムのノンテンダーFAに思うこと。

こんにちは、たねです(σ´∀`)σ

連日"ビッグボス"新庄剛志監督の動きや発言に注目が集まる中、北海道日本ハムファイターズが発表した「ノンテンダーFA」が話題を集めている。

日ハムはトレード等にも積極的で、主力選手や実績のある選手でも放出し、今チームに必要な戦力を獲得するということをやってきたイメージがある。

ヤクルトも日ハムとのトレードの恩恵を受けている。
現在谷間ローテで素晴らしい仕事をしてくれている高梨裕稔、イースタン首位打者の太田賢吾は、件の秋吉亮、谷内亮太とのトレードで日ハムからヤクルトに来た選手だ。日ハムの守護神である杉浦稔大も、ヤクルトからトレード移籍した選手だしね!

"トレード"が決してマイナスなものではない選手・チーム双方にとってプラスになるものだということは、日ハムが日本球界をリードする形で積極的に行って来たことで、随分認知されてきたように思う。

ただそれでも、ファン心理としては、長年応援して来た選手、今後の活躍を期待していた選手が、贔屓球団を去るということは寂しいものだ。いくらその選手のためになる、球団にプラスになると分かっていても、だ。

今回の報道を見た時、不勉強な私は、西川・大田・秋吉というビッグネームが戦力外⁉️マジかよ、日ハム…いくらなんでもそれは💦なんていう第一印象を持ってしまった訳です。

で、少しお勉強。

ノンテンダー」とは…
来季契約を結んでいない選手に対し、球団側が契約の意思表示をしないこと。対象選手は契約保留選手名簿から外れ自由契約となり、旧所属球団、海外を含めた他球団とも交渉が可能となる。主にMLBで使用されている用語で、契約がコストに見合わなくなった際に用いられる手法。

なるほど!
成績が思わしくなく、このままチームに残れば大減俸が免れない選手に対して、額面を提示せず、他球団との契約のチャンスを与えるということね。

戦力外通告との1番の違いは"自球団とも契約交渉が可能"だという点にある。

これは随分親切なのでは??

と考えを改めた。

この3選手が仮に通常通りFA権を行使したとすると、今シーズンの成績、年俸、移籍金、人的補償等を考え、手を挙げる球団がどれだけあるかは分からない。

しかし「ノンテンダー」であれば、移籍金や人的補償は不要。単純に選手と年俸で折り合いが付けばOKだから、他球団からの声がかかりやすくなる。リスクなしなら手を挙げる球団もありそうじゃないか!

先に日ハムと契約更改を行ってしまうと、大減俸の提示額などが知られることとなり、選手の市場価値が下がってしまう恐れもある。出来るだけ良い条件で交渉できるようにとの日ハム側の配慮とも取れそうだ。

その上、もし契約がまとまらなければ、減俸にはなっても日ハムに残れる可能性もある。実際村田透投手はこの方法で昨季再契約となったみたいだし。

本来ならFAで球団が獲得できる移籍金や人的補償を捨ててでも、ノンテンダーという選択をしたのは、チームに大きく貢献して来た選手への最大限の配慮、親心なのかもしれない。
まぁ戦力外は戦力外。クビはクビ。本音は分からないけどね(笑)

これもっと早く日本球界にも浸透してればなぁ…村田修一の悲劇はなかったんじゃ…😭
私松坂世代だから、村田のあの戦力外はマジで悲しかったのよ…あの末路辛かった…。

きっと日ハムファンは寂しいと思うよ。
大田・秋吉は元々トレードで入団した選手ではあるけど、西川遥輝はなぁ。間違いなくチームの顔だし生え抜き選手だしね。

この3選手が良い条件でノンテンダーFA出来ることになれば、ストーブリーグも大きく変わっていくかもしれない!

今後「ノンテンダー」は主流となるか!?

3戦手と11球団の動向に注目したいと思います♩

それでは、また👋

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