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ゴールデン・グラブは誰の手に?

おはようございます、たねです😁

いよいよ明日に迫った「三井ゴールデン・グラブ賞」の発表。守備のスペシャリストを決めるこの賞の選考については、毎年物議を醸すところ。記者による無記名投票であることに起因する責任の希薄さバイアスが、この賞の権威を低下させていると指摘する人が後を絶たない。

"番記者""ローカル枠"による組織票
→地元or担当の球団選手を押し上げたい?

過去の実績・知名度に基づく先入観
→今季の成績よりイメージ優先?

打撃成績による影響
→打撃を含めた活躍度で選びがち?

毎年投票結果や選考基準について、野球ファンはもちろん、プロ野球OBや野球解説者なども苦言を呈しているのが現状であり、選考委員である"記者の質"についても疑問視する声は多い。

知名度や過去の実績で決まってしまうなら、わざわざ"守備のスペシャリスト"を"シーズン毎"に選んでいる意味が無いと感じるのは、私だけではないと思う。

それでは、ゴールデン・グラブ賞の概要を改めて確認してみよう⬇️

◆選考について

日本のプロ野球選手のうち、選考基準に達したプレイヤーのなかから、新聞社、通信社、テレビ局、ラジオ局のプロ野球担当記者として5年以上にわたり現場での取材を主に担当している記者が投票で選ぶ。

◆選考対象者の資格

【投手】
規定投球回数以上投球していること、又はチーム試合数の1/3以上登板していること。
【捕手】
チーム試合数の1/2以上捕手として出場していること。
【内野手】
チーム試合数の1/2以上1ポジションの守備についていること。
【外野手】
チーム試合数の1/2以上外野手として出場していること。


2021年の有資格者リストはこちら⬇️

改善策としては
①記者投票をやめる
(データ準拠or選考委員変更)
②記名制にする
③選考基準を見直す
などの声をよく見かける。

私個人としては、②が一番現実的かな?と思う。
データに基づく根拠、そのシーズンの守備成績を反映した選考であって欲しいとは思うが、投票というシステム自体は必要だと考えている。

Gグラブ選考に有用なデータとして"守備能力"を示すUZR(Ultimate Zone Rating)とDRS(守備防御点・Defensive Runs Saved)という指標がある。

UZRDRSも「同じ守備位置の選手と比較して、どれだけ失点を防いだか?」をプラス・マイナスで相対評価したもの。
違いはDRSは単年のデータであること、投手と捕手の数値を出すことが出来ること。
現在投票を行う記者たちもこの指標を参照している人が多いようだ。

Gグラブの発表が近づいて、これらの守備指標で選んだ場合と、実際の受賞者とにどのくらい乖離があるのか気になって、UZRDRS含めた野球関連の詳細データを提供する『DELTA社』のサイトを久々にチェックしてみた。

今年8月の規約改定により、一部データが有料化されていたようでして…。結局見れなかった😅でも、今まで無料会員でも詳細な情報が見れていたことに感謝感謝ですわ🙏

で、色々探していたらこんな動画を見つけた⬇️

こちらの動画をもとに、UZRをベースにした選考と、私の予想を表にまとめてみた。個人的な希望ではなく、恐らくこうなるんじゃ無いかな?という推測のもとでね(笑)

◆セ・リーグ

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投手については、一択かな?と思ってる。

捕手は票が割れそう。優勝補正でワンチャン中村悠平もアリ?と思うけど、まぁここは順当にキノタクかなと。

一塁はドングリの背比べ的な感じ。守備の印象度ではビシエドか?オスナもガッツだけはあるんだがな(笑)

いつも物議醸す二塁吉川山田菊池の三巴が予想されるけど、結局今季も菊池の牙城は崩せないだろうと。うちのキャップはいつになったらGグラブ獲れるんかな😭

三塁宮﨑岡本の争いになると思う。村上も成長度なら負けてないよ!まだまだ送球ミスもポロリも多いけど😅でもまぁここは守備率で勝る岡本優勢かな?

問題はショート…。鳥谷坂本論争の頃からずっと揉めてるイメージ💧普通に京田で問題ないと思うのだが…。結局は坂本になるんじゃないかって。少しずつパフォーマンス落ちてるとは言え、やっぱ普通に上手いし。中野小園は来季に期待👍個人的には柴田の守備好きなんだけどねー❤️そもそも資格無かった😰ってかヤクルト蚊帳の外💧

最後に外野手。ライト誠也は確実として、センターは票が割れると見てる。近本塩見大島桑原…誰が選ばれても文句ない。でもやっぱ近本で良いでしょ!レフトは悩みどころ。西川は後半戦こそ固定だったけど、流動的な起用がどう影響するか?青木の方がレフトのイメージ強そうだなっていう勝手な判断で推しとく。
(そもそも外野手の選考が右・中・左なのかもイマイチ分かってない💦)

◆パ・リーグ

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パ・リーグは試合をじっくり見てるわけじゃないので、気になるポジションだけ…。

まずは投手。個人的にはUZR基準の小島はアリだと思う。相変わらずもフィールディング上手いなぁと思うし、立野も僅差らしい?けどやっぱり山本なんだろうな。

三塁は真っ二つになりそう。茂木の守備めっちゃ好きだけど、が獲るんじゃないかと。あの守備範囲の広さ、身体能力魅力的過ぎん?確実性が付いてきたら、無敵よね?

センター淺間も面白そうだけど、守備範囲・肩の強さなど諸々考えて、やはり辰巳が固い。しかしここで予想だにしない人が選ばれたりするのがGグラブなんでね😅流石に大外から福田とかはないとは思うんだけど…。ライトはなんとなくギータに票が流れるんじゃ?って気がしてる。

贔屓球団の選手推したいのに、推せない現実ツライ😂
その分、ベストナインに期待するよ(笑)
何せ日本一ですから‼️

守備の巧さってやはり評価が難しいなって改めて思う。私みたいな素人には、アクロバティックで派手なプレーが魅力的に映るけど、ギリギリのプレーを難なくこなしてしまうのが真の上手さだ!と言われれば確かにその通りと思う。守備範囲が広過ぎるが故に、打球に追いついてしまった結果のエラーだってある。

指標や記録に反映されない部分も。
例えば、試合展開やアウトカウントなどによって、求められる守備も違えば、ポジショニングも変わる。"判断力"も守備を語る上で大事な要素。他にも自分の守備位置以外に飛んだ打球に対するバックアップだとか、中継プレイの上手さだって重要!

守備の巧さを考える時に、"試合の流れや状況に応じた最適なプレイが出来るかどうか"というのが、必要不可欠でありながら、数字には表れにくいんだよね、きっと。

だからこそ投票する記者の方々には、素人の私たちには伝わりづらい部分も加味した上で、責任を持って投票してくれるくれることを願うばかり。

とにもかくにも、明日の発表が楽しみ♫
受賞者出揃ったら答え合わせでもしますかね❗️
それではまた👋

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