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AWSでできること

こんにちは。コグラフ株式会社データアナリティクス事業部のモロズミです。この記事では、データサイエンスの分野で使われているサービスのAWS (Amazon Web Services)でできることを紹介します。

AWSが対応できるクラウドコンピューティングの三つのタイプ

AWSはクラウドコンピューティングサービスの一つです。

クラウドコンピューティングサービスは、ITリソースを提供するサービスのことです。

米国国立標準技術研究所(NIST: National Institute of Standards and Technology)では、クラウドコンピューティングサービスを次のように定義しています。

クラウドコンピューティングは、 共用の構成可能なコンピューティングリソース(ネットワーク、サー バー、ストレージ、アプリケーション、サービス)の集積に、どこからでも、簡便に、必要に応じて、ネ ットワーク経由でアクセスすることを可能とするモデルであり、最小限の利用手続きまたはサービス プロバイダとのやりとりで速やかに割当てられ提供されるものである。

米国国立標準技術研究所、NISTによるクラウドコンピューティングの 定義

クラウドコンピューティングサービスを活用することで、固定コストを変動コストにし、スケールメリットによって、低コストで迅速なリソース活用が強みとして挙げられています。

クラウドコンピューティングには、以下の三つのモデルがあります。

  • IaaS (Infrastructure as a Service)

  • PaaS (Platform as a Service)

  • SaaS (Software as a Service)

それぞれの特徴と具体的なAWSの製品について次の節で説明します。

AWSの具体的なサービス

IaaS

IaaS とは、Infrastructure as a Serviceの略です。ネットワーク、コンピュータ、データストレージなどを提供します。使い道として、ビッグデータの分析やアプリケーションの開発につながるケースもあります。AWSで有名なIaaSのサービスとして、データストレージサービスであるEC2があげられます。信頼性や可用性、コストパフォーマンスの高さが強みのサービスです。

PaaS

PaaSとは、Platform as a Serviceの略です。PaaSを用いることで、インフラストラクチャを管理しなくてもアプリケーションを実行できるなどの利便性があります。AWSで有名なPaaSのサービスとして、コード実行サービスのLambdaがあげられます。サーバーレスでのコード実行を可能とするので、サーバー管理の負担を軽減できる点が強みのサービスです。

SaaS

SaaSとは、Software as a Serviceの略です。SaaSのサービスを利用することで、プロバイダの提供するソフトウェアを活用することができます。AWSで有名なSaaSのサービスとして、Amazon WorkMailがあげられます。アプリケーションコードを記述することなく、会社のメールインフラを構築することが強みのサービスです。

まとめ

AWSは、クラウドコンピューティングサービスのメリットを生かした、さまざまな製品があります。

データサイエンスやデータエンジニアリングの世界で広く使われているAWSを学ぶことで、スキルアップしていきましょう!

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